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工学部とは

工学部とは、どのようなことを実際に学ぶのでしょうか? 仕事に就くときは、技術系が多いのですか? またその仕事では普段どんなことをするのでしょうか? 例えば、何かの設計の場合でも図面を書くことだけするのか、実際の組み立てまで関わるのか など詳しく教えていただきたいです。 できるだけ具体的に教えていただけると嬉しいです。 いくつもすみません、進路を考える過程でいまいち想像がつかなかったので質問しました。 よろしくお願いします。

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回答No.4

最初は図面の書き方とか、技術の歴史とか、材料力学と言って機械の部品などに力がかかったときにどんなふうに変形したりするかとか、機構(歯車を組み合わせりみたいな)とか、制御(モーターを何回転で回すかみたいな)を学びます。 そして研究室に入って興味のある分野(たとえば先進的飛行機の研究とか)について詳しく学びます。 私は工学部機械工学科からメーカーに就職しました。最初は生産管理部といって、設計部門と製造部門の仲立ちをする部門に配属されました。そこから設計に転籍して今日に至ります。 仕事の進め方は同じ設計部でも会社によって異なります。 私の場合、ユーザーとの打ち合わせ(どういう機械にしましょうか)、仕様書(こういう機械にしましょうよ)、計算(このくらいの動力が必要です)、基本設計(だからこんな格好になります)、組み立て指導(もうすぐ納期だ急げ急げ!)がメインの業務です。 いや、それらがメインの業務のはずなのですが、実際には清算伝票(「出張に行ったのでお金ください」という書類)だの、出金伝票(「新しい本を買いたいからお金ください」という書類)だの、新年度の開発予算の割り振りだの、ナンタラ会議だの、ウンチャラ学会だの、機械設計技術者とは程遠いことがかなりのパーセンテージを締めています。 まあ、これに関してはどこでも一緒ですね。先日一緒に仕事をしたT芝の技術者も「書類書類で自分の仕事が進まないんですよ」と嘆いていましたから。

timetosay
質問者

お礼

回答ありがとうございました。学校で説明していただいてもなんとなくの説明で、いまいちピンときていなかった詳しい内容や流れなどを理解することができました。 丁寧な回答ほんとにありがとうございます。とても参考になりました。

その他の回答 (3)

  • drum_KT
  • ベストアンサー率43% (1108/2554)
回答No.3

現在高校生でしょうか?であれば、今勉強している物理、化学、数学の延長線上の学問です。 例えば、機械工学だったら、今物理で勉強している力学などのもっと高度な理論を使って実用的な機械を設計する方法などを学びます。 理論が高度になっていくと、必要とされる数学も高度な内容になっていくので、数学が得意じゃないとちょっときついです。特に、微分積分や三角関数は必須。 あと、新しい物を設計したり新しい理論を確かめるためには実験を計画してやってみて結果を考察してレポートにまとめるという能力が求められるので、実験の単位は必須になります。 卒業後は、技術者として企業で設計業務などを志望する人、理系の教員になる人、大学院に進んで研究者を目指す人などが多いと思います。製品工場での製造作業や整備工場での整備作業などにあたる人はあまり多くないと思います。

timetosay
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 はい、現在高校生です、進路に悩んでいてその過程で相談させていただきました。 個人的に工学部と言うとほとんどの方が技術者か、整備などで働くイメージを持っていました。実際に工場で働く方があまりないのですね。また研究者や理科教員という事は想像もしませんでした。詳しく丁寧に教えていただきありがとうございました。

  • shorinji36
  • ベストアンサー率17% (406/2382)
回答No.2

工学部とはいわゆる「モノづくり」を学ぶ学部であり、工業の分野なんですよ。 だから基本は工学部の学生も工業高校の学生も同じことを学びます。 工学部の学生の方がより深く、難しいことを学ぶだけなんです。 だから大学を卒業して、就職してみたら上司が工業高校しか出ていないなんてことも珍しくありません。 就職したら学部卒なら設計・開発が多いですが、フィールドエンジニア(客先で自社製品等の修理)や技術営業(営業と設計・開発者との橋渡し)なんかにも就けまし、職種によって給料にも差が出てきます。 実際に物を組み立てるのは高卒や非正規にやらせて、大卒は難しい設計・開発をするのが花形とされています。 もちろん今は誰でも大学に入れる時代ですから、大卒でも工場でラインに入っている人間もいますが給料はやはり安いようです。なぜなら元々、高卒の仕事なのだから。

timetosay
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 分かりやすい言葉で以前から疑問だった工業高校と工学部の違いを説明して頂き、理解することができました。 親切で丁寧な回答本当にありがとうございました。

  • oo14
  • ベストアンサー率22% (1770/7943)
回答No.1

素材が同じなら料理の仕方みたいなものです。 理学は設計まで行きません。設計できそうまででよいのです。 綺麗だったらそれでよいのです。 工学はなにがなんでも食べられるところまでもっていきます。 必要あれば実際の組立を行って、そして食べて検証しますが、 そこまでです。後はもう工学の世界ではなくなります。 実証できてそのレポートをみておマジ事ができればいいいのです。 それを頭の中だけで行う人もおられますが、工学としては、 さげすみの対象となります。理学ではよくても。 なんやかやいっても学問ですからね。 同じことをやる技術とはまた違うと思いますけどね。 それでも、なんとか工学ってのはあるみたいですけど、 教授がそれを実践しているとは思い難いというか、 考古学とは違うような。

timetosay
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 たとえを用いて説明てくださったため、とてもわかりやすかったです。 工学部は頭で考えるだけではダメなのですね。 勉強になりました。 回答本当にありがとうございました。