- ベストアンサー
TPPってどうなの?
守るべきものは守ると宣言して始まったTPP交渉ですが・・・良いんだか悪いんだかさっぱり分からないど素人です。全て日本の希望通りするとアメリカがノッてくれず、かといってアメリカ本位だとアメリカ主義的になってしまうというジレンマを抱えたまま始まった訳ですが・・・大丈夫なんでしょうか?正直輸出産業儲かると恩恵が回ってくるんじゃないかと思っていた自分が過去に居ました(愛知県在中なのでトヨタ関連からおこぼれ貰えるかと思っただけです)どうなんですかね~
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
個人的には参加すべきではないと思います。 TPPって、環太平洋と名前が入っていて、数か国が交渉に参加していますが、結局はアメリカにとっての目的は日本なのです。アメリカにとっては日本と協定を結びたいがために必死になっているのです。 と言うことは、これだけでアメリカにとって有利なものだと察しが付きます。TPPで関税が撤廃されるとトヨタなどの輸出関連は喜ぶかも知れませんが、これによって日本の農産物が壊滅的になるのは明白です。農業がTPPによって国際競争力を付ければいいとの見方もありますが、とんでもありません。 アメリカから安いコメや牛肉が入ってくると、味が少々落ちたとしても安い方を買う人が増えるのは当たり前ですよね。例えば2割の人が流れれば、2割の農家にダメージを与えるのではなく、対抗するために価格を下げれば2割以上のダメージになることになります。これが一般化すれば多くの農家は廃業に追い込まれるのは必至です。 実際、TPPによってカナダの農産物は壊滅的になりました。 医療においても自由化されれば、日本の皆が同等に診療を受けられる皆保険制度も崩壊する恐れがあり、お金持ちは高度な医療が受けられるけれど、一般人は受けられないという格差が生じます。 そして、最も曲者なのが、「ISDS条項」別名「毒素条項」が組み込まれることです。これは、アメリカの投資家が日本企業によって損失など被った場合に莫大な損害賠償訴訟を起こすことが出来るというものです。しかも、日本の裁判所で争うのではなく、世界銀行の紛争部署で行うというものです。ここはアメリカによって運営されていますので、提訴されると日本側企業に勝ち目はなく、必ず負けることになっているのです。 日本の経団連などは、輸出企業が多いですので、自社の業績だけを考えているからTPPに賛成しているのであって、日本全体の視点で見るとTPPなど絶対に参加すべきではないと考えます。
その他の回答 (2)
- abewainpo
- ベストアンサー率8% (53/611)
自動車の関税って2.5%ぐらいのものでしょ。それしきの関税解消のために農業を犠牲にする必要などそもそもありません。TPPの目的は、外国人労働者の待遇など、おそらく別のところにあると思いますよ。
- papapa0427
- ベストアンサー率25% (371/1472)
どうなんでしょうかね。 輸出関連の企業は大丈夫というか、今まで以上に儲かると思います。 農産物は価格競争に負ける事が目に見えています。特に米や野菜ですね、食料自給率が先刻の中で最低の日本なのに食料自給率をさげるTPPはどうなんでしょう。 輸出に頼って外貨を稼いで食料を輸入するというのもアリですが、食料が輸入できなくなったら餓死者がでますね。餓死者でなくとも農業は壊滅的な打撃を受けると思いますよ。(アメリカの言う通りすれば) アメリカからのみ輸入しなければならないということではなく、TPPに参加している国からお互いに関税なしに輸出入をしましょうというのがTPPの基本ですから。 ですが、牛肉なんかは400%くらいのかんぜがかかっています、もしそれが0%になったら日本の牛肉なんかは国内で売れなくなってしまいますよね。
お礼
ISDSですよね、気になってたんですよ・・・・これがすべての企業に蔓延すればマクロ的に見たら結局マイナスになるのではないかと後々思ったんですよ。そうならないようにTPP交渉がんばってもらいたいです。