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美味しんぼを読んでる人の食生活
- 美味しんぼを読んでいる人の食生活について知りたいです。
- 美味しんぼの影響で食事が楽しくないと悩んでいます。他の読者はどのようにして折り合いをつけているのでしょうか?
- 無農薬や健康的な食事を続けることは経済的に難しいですが、美味しんぼのメッセージを受け止めながらどうやって食生活を改善できるのか知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
私も読んでいましたが、今は特に参考にはしていません。 当時は正しいと思っていたこともありましたが、実際に様々なデータに触れることのできる仕事(環境)についてから、あの作品の内容の大半はフィクションであったり、単純な思い込みや確証のない話であったりしたことがわかったからです。 質問者様が挙げられた項目別に言えば ・安いハンバーグはクズ肉の寄せ集めに見える:クズ肉の定義がおかしい。 ⇒肉屋の世界でいうクズ肉というのは、形が揃っていないだけのことで、衛生面や質的には何ら変わりないことが大半です。安価な部位を効率よく使うのの何が悪いのかということです。 ・大葉や輸入果実は農薬まみれでガンになる:そんな実態はない。 ⇒残留農薬の検査で危害レベルの農薬が検出されたケースは(少なくとも日本では)過去1例もなかったはずです。輸入柑橘類でも同様です。実際にそれが原因でガンになったとされたケースもないですし。発がん性があるとされる農薬は淘汰されている、農薬の性能と使用方法の進歩で検出自体(件数も量も)が減少しているという事実を無視しています。 ・鶏肉は抗生物質の影響で体に悪い:抗生物質が残留しているという事実はない。 ⇒食品には抗生物質は残留してはならないと法で定められています。そのため実際に鶏肉からの検出例はほとんどありません。残留していないものがヒトの体に悪さをすることは考えにくいです。 ・鮭には寄生虫がいるかも:いるのが当たり前。 ⇒いるかもではなくてほぼ100%います。サンマやイカもそうです。珍しいことではありません。日本人は魚類寄生虫とは古くから付き合ってきたわけで、食べ方でリスクを回避しています。 ・ガス火で焼いたうなぎは玉ねぎの臭いがする:しない。 ⇒市販の蒲焼はほとんどガスですが、臭いがするなんて話は聞きません。感じたことありますか? ・豆腐は作りたてじゃないと美味しくない:わからない。 ⇒そんなことわかる人まずいません。そういうのは二重盲検法等を使った官能検査できちんと判定するべきものです。 ・玄米は残留農薬があり危険:実態がない。 ⇒確かに精米より数倍多めになるというデータはありますが、絶対値が極めて小さいので到底危険なレベルではありません。またこれも検出例自体が少ないです。 ・科学調味料の入ったものは全否定:昆布はどうするんだ。 ⇒いわゆる「化学」調味料の危険性はWHOでも2000年代に入って公式に否定されました。そもそも「化学」調味料(KHKの造語といわれています)の中身は主にグルタミン酸Naです。自然界に普通に存在するものであり、これがダメなら昆布もトマトもだめです。天然はいいけど人と工はダメだ、とするのは論理的ではなく、もはや宗教の域です。 多用は幼児の味覚の発達を阻害するかも、という考え方には賛成しますけれど。 ・水道水は消毒薬のせいで飲めたもんじゃない:作者が後に反対のことを言ってます。 ⇒飲めます。そもそも作者は後になって「日本の水道水は世界一安全で美味しい」と山岡。海原両名にいわしめています。 というように、あの内容の大半は単なる思い込みか、根拠のないウワサの域を出ないものです。 確かに真正な食べ物を求める姿勢は正しいと思いますが、だからといってインチキな内容で消費者を怖がらせるのは正しい方法ではないでしょう。ある意味「ショックジャーナリズム」というただの販売手法(しかも悪質な)ですし、消費者を莫迦にした「フードファディズム」であるともいえるのではないでしょうか。 これは余談ですが、「無農薬」と銘打って販売することは法に触れます。また「自然食品」というのは定義も曖昧ですし、そうしたものを扱う店の多くは誰か第三者が検証しているわけではありません。私は「フードファディズム」で儲けている詐欺師が相当数いるように感じています。 そもそも、要は「自称」に過ぎないわけですから、それを無条件に信じてありがたがるのはどうなんでしょうか。実際、近所の自然食品店で無農薬と書いてある野菜について「違法じゃないの?」「検査はどこでししてるの?」と聞いたら、何も答えませんでした。 中には真面目なところもあるかもしれませんが、そうは言っても「無農薬」を安易に使って言うrのであれば平気で法を無視する人、もしくは知識がない人ということになりませんか。 そういうところが信用できる方は美味しんぼ的食生活を送ればいいし、そうでない方は普通のスーパーで買い物をすればいいだけだと思います。 それでも「自然食品」の商品を使いたいのであれば、購入したものを民間の検査機関に持ち込んで検証することも可能(数万円かかります)かと思います。もちろん安くはないですけれど、騙されて高いものを買い続けるよりはよほどマシかと思います。 気に障ったら許してくださいね。
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- makocyan
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No.3.5です。たびたび申しわけありません。 >アメリカは自国では使わないような強力な農薬を日本に輸出する果物に使用している。 ⇒あ、これは本当です。農薬名としてはOPPとかTBZとかいうものですね。いわゆるポストハーベストというやつです。ポストハーベスト、つまり「収穫後の農薬散布」は日本では禁止されています。アメリカは国内向けには使っていません(理由は後述)が、これは危険だからじゃなくて必要ないからという部分が強いと思います。 >特にレモン、グレープフルーツ、夏みかん(橙?)の皮の部分は毒薬そのものだ! ⇒夏みかんはないですけれど、アメリカからの輸入柑橘類の皮には一定に農薬が残留しています。なんせ収穫後にぶっかけているわけですから。 ただし「毒薬そのもの」という表現は、毒性学の基本を外したタワゴトといっていいんではないでしょうか。毒性学の基本は「この世に存在する全ての物質は毒物である。これがヒトに害をなすかどうかは量によって決まる」です。したがって、強力な毒物であっても量によっては何の問題もないことになる、ということになります。 輸入柑橘類に使われるOPPとかTBZでも、残留していい量は規制値として定められています。そうした規制値は実験で得られた「この量なら一生涯毎日摂取しても問題ないね」という値に、安全率として1/100をかけたものですので、これが守られている以上はヒトにはまず危害はないというのが科学の世界の常識です。そして、輸入柑橘類で規制値を上回る残留農薬が検出された例は、私が知る限りここ数十年ありません。 ということで、現実に「毒薬そのもの」であったことはありません。 >気の弱い日本の政治家が最強アメリカの圧力に屈して、危険でもホイホイ輸入しちゃってるんじゃないかって心配なのですが…。 ⇒日本ってアメリカのいいなりですからね。ただしこのケースには理由があって、例えばアメリカからの輸入柑橘は船便で運ばれるんですが、カビ対策をしないと30%くらい駄目になってしまうんです。安い柑橘を売りたいアメリカの圧力と言えば圧力ですが、日本の消費者の(低価格への)要望といえないこともありません。危険かどうかは上に書いたとおりです。 >有機JASの厳しい審査を経て店頭に並ぶ有機野菜を、高い価格で購入するのはもう自己満足のレベルなのでしょうか…。 ⇒最近のイギリスあたりの研究だと、栄養面では有機農産物と慣行栽培農産物との有意な差はない、という報告がでています。同時に発ガン物質(天然の発ガン物質です)の量においては、有機農産物のほうが多いケースも多々あるということも報告されています。そういえば、昨年ヨーロッパで多数の死者を出したO-157による食中毒事件の原因も、きゅうりなどの有機農産物らしいということでした。有機=安全ではないという証明ですね。 ただし、有機農産物に価値がないかというとそういうわけではなくて、慣行栽培農産物よりは農家の方々が一生懸命手をかけて作られているのは間違いないわけですから、味や品質などの面で優れている部分もあると思います。 有機農産物は安全性ではなくて、そうした数値に表れない価値において評価すべきじゃないかと思います。 以上、ご参考になれば。
お礼
makocyanさん何度も詳しく回答いただきほんとうにありがとうございます。 美味しんぼではアメリカから輸入された穀物の残留農薬により、それを餌として食べたサルの子供が奇形な姿で生まれたり死んだりしたとありました。(ただ、国産の穀物も食べているので、原因は断定はできないとも書いてありました。) 私がこの話を読んだとき、サルにとって危険な食べ物が、人間には無害だと言うことがにわかに信じられませんでした。(もちろんこのエピソードが全くのフィクションなら別ですが)。輸入か国産かを置いといたとしても、結局農薬は私たちの身体に蓄積し続けて、次の世代にまで影響を及ぼす可能性もあるのではないでしょうか? >「この量なら一生涯毎日摂取しても問題ないね」 これは、次の世代のことも含めてのものなのでしょうか? >毒性学の基本は「この世に存在する全ての物質は毒物である。これがヒトに害をなすかどうかは量によって決まる なるほどー!です。そう考えると、命ある以上毒というものからは逃れられないのですね。 農薬、タバコ、排気ガス、放射線と色々ありますが、例えガンになっても結局何が原因かは断定できない。そう考えると国は農薬まみれの食品を輸入してもいくらでも責任逃れできるような気がします…。というか責任はむしろ私たち消費者にあるのですね。世界は毒に満ちているのだから、いかに毒の摂取量を低くするかは私たちの選択一つですよって事なのですね。 >安い柑橘を売りたいアメリカの圧力と言えば圧力ですが、日本の消費者の(低価格への)要望といえないこともありません 他国の輸入食品を食べるのもその選択の一つですね。安心(感)をとるか、値段をとるか。そして国産の農家の顔写真付きで「私たちが一生懸命育てました!」的なちょっと高めな野菜がスーパーの片隅でひっそり売られている現状をみると、 どうやら私たちの多くは価格第一のようですね。 >同時に発ガン物質(天然の発ガン物質です)の量においては、有機農産物のほうが多いケースも多々あるということも報告されています 美味しんぼの野菜のエピソードで「硝酸態窒素」というワードがあったのですが、有機や無農薬の野菜でも肥料の過剰投与よって発がん性が高まるという話でした。 この話が本当なら、makocyanさんのおっしゃられるように「有機=安全ではない」ということなのですね。 美味しんぼの読者の方々は、さぞかしこだわった食生活を送ってらっしゃると思い、私も今後の食生活の参考にさせて頂こうとこの質問をさせて頂いたのですが。うーん、結局何を食べれば良いのかわからなくなってきました…。 市場の食品が安全なら毒だ農薬だと怯えて、人生を楽しめないのもつまらないし、国の安全性を示す基準やデータがいつか覆るんじゃないかという不安もあるし、かと言って世界の極度の貧困層の人たちの事を思うと、なんて不謹慎な悩みなんだと自己嫌悪にも陥ります。 納得できるとすれば「100%自給自足」しかないのかな…。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
No.3です。丁寧なお返事をありがとうございました。 >「日本人の平均寿命が延びたのは乳児の死亡率が下がったからだ。逆に農薬によるガン患者は増える一方だ」(うろ覚えですが)とありました ⇒そうですね、確かに乳児の死亡率が下がったのも一因でしょうね。逆に発展途上国の平均寿命が異常に短いのはこれが異常に高いことが要因と言われますし。ただし、日本の場合は高齢者が(失礼な表現ですが)死ななくなったというのも要因のひとつだと思います。 ガンは高齢者になるほど発現が増えますので、高齢者が増えればガン患者が増えるのは当たり前のことです。逆に平均寿命の短い発展途上国でがん患者が少ないのと理由は同じです。 「ガン患者が増えている」というのは、ガンになるまで生きられるようになったということや、医学の進歩で診断が正確になったこととか、食生活の変化とか、様々な要因があると思います。 そうした複数の条件を無視して、しかも実際にこれまでに日本で農薬によるガンなんてほとんど確認されたことはない(はず)にも関わらず、「農薬によるガン患者が増えている」なんて断定するのはいくらなんでも乱暴です。何の裏づけもない作者の単純な思い込みだと思います。 立証もされていないことをさも立証されたように表現するのは、ガンが治る!とインチキキノコを売るマルチ商法とか、太陽の周りに出現した「彩雲」を見て、「これは私の超能力で出現させたのだ」とのたまうインチキ宗教家と同じレベルなんじゃないでしょうか。 さて、実際に農薬とガンが関係あるかというと、確かに発ガン性のある農薬があるというのもわかっています。ただしこの手の研究は相当に進んでいて、しかもグローバル化の影響で世界レベルで検証するようになっていますので、今ではほとんど淘汰されるか、ヒトに影響の出ないレベルでの使用法が確立されています。下手に使えば輸出も輸入もできなくなるわけなので、普通の国はきちんと気を使います。 まれにそうでない国があるので困っちゃうんですけれど。 >たしかに野菜一つに付着する農薬は微々たるものですが、数十年にわたり摂取し続 けるとやはり農薬が原因でガンになることもあるような気がします。 ⇒現在使われている農薬のほとんどはヒトの体には蓄積しにくく、普通に代謝されるようになっています。もともと残留する量が微量であることと代謝が行われることによって、危害に至るまで蓄積することは考え難いと思いますし、そうしたケースもまず見られません。 「原因が農薬だと決め付けることは出来ない」というのはそのとおりなのですが、それは言い換えれば「他のリスクに隠れてしまうほど小さいリスク」ということもできるんじゃないでしょうか。 乱文ですみません。
お礼
makocyanさん再びありがとうございます。 >「ガン患者が増えている」というのは、ガンになるまで生きられるようになった おー。これは嬉しいことなのか、悲しいことなのか、なんだか考えちゃいますね。生まれて数秒でなくなる命がある中で、ガンになるまで人生を味わうことができたというのは、私はその苦痛も含めて幸せなんじゃないかと思いました。(あくまで個人的な意見ですが。あとガンになったら諦めるとかの意ではありません) 農薬について、私は美味しんぼレベルでしか知りませんが、makocyanさんの言うとおりならそれほど心配する必要はなさそうな気がしてきました。美味しんぼによると、 「アメリカは自国では使わないような強力な農薬を日本に輸出する果物に使用している。」 とあり、特にレモン、グレープフルーツ、夏みかん(橙?)の皮の部分は毒薬そのものだ!とも言っていました。 私は読んでいて気がふれるほど驚いたのですが、今の輸入果実はそんなに心配はいらないのでしょうか? なんか気の弱い日本の政治家が最強アメリカの圧力に屈して、危険でもホイホイ輸入しちゃってるんじゃないかって心配なのですが…。 >現在使われている農薬のほとんどはヒトの体には蓄積しにくく、普通に代謝されるようになっています。もともと残留する量が微量であることと代謝が行われることによって、危害に至るまで蓄積することは考え難いと思いますし、そうしたケースもまず見られません。 これは害虫には効くけど人には無害ってことですね。なんだか無農薬野菜のありがたみがすでにありませんね。 有機JASの厳しい審査を経て店頭に並ぶ有機野菜を、高い価格で購入するのはもう自己満足のレベルなのでしょうか…。
- kingyo_tyuuihou
- ベストアンサー率30% (1237/4120)
>普段どんな食生活を送っているのでしょうか? あれはあくまでもマンガですから別に気にも留めていませんが、 普段は、 米は親戚の農家の作る米を1年契約で購入。 野菜は自分のところでも作るし、親戚や近所の農家が作るものを 購入して基本的には生活圏内で作られたものだけを使っています。 ですから基本無農薬か減農薬のものばかりですね。 単純に農薬をかける金がないのと、手間がめんどくさいので、 虫食いだらけの野菜たちです。 肉や魚は普通にスーパーで売っているものを買ってます。 あの漫画もけっこう嘘偽りが混じってますから、 (作中で矛盾しているものも時折みかけますし) 丸々信じるのも馬鹿げた話です。 水道水が消毒薬って何十年前の話ですか(笑) https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/hakken/h07.html
お礼
kingyo_tyuuihouさん回答ありがとうございます。 虫食いのだらけの野菜は、見た目は悪くても味は変わらないから安いぶんお得ですね。 お米にはこだわっているようで、購入ルートがあれば私も無農薬ものもをいつか食べてみたいとおもいました。 >水道水が消毒薬って何十年前の話ですか(笑) 私は漫画の影響で、水道水=塩素まみれ!だとずーと思ってました。 >あの漫画もけっこう嘘偽りが混じってますから、 (作中で矛盾しているものも時折みかけますし) 丸々信じるのも馬鹿げた話です たしかに、矛盾は多々ありますね。白ワインに魚介は絶対合わないと書いてあったのに、その後日本産のワインなら合うとか… 長く続いてる漫画なので、作者も書いてるうちに忘れちゃうのかな? 参考になりました。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
いや、2次元と3次元の区別は付けようよ。
お礼
tiltilmitilさん回答ありがとうございます。 どうも私はいろんなものに影響されやすい性格で、入道雲をみると、「あの雲の中にラピュタがある!」とか、刑務所の塀をみると「巨人の襲撃に備えてるんだな」とか想像してしまいます。 2次元からたまには帰ってくるように頑張ります。
- econ9206
- ベストアンサー率21% (3/14)
私も読んでましたよ。今は主婦をしています。 「美味しんぼ」以外にも、古い本では「複合汚染」(有吉佐和 子著)、最近では若杉友子おばあちゃんの本を数冊を読んで います。これらを読むときちんとした食べ物を取ることの大切 さが、身にしみてわかります。 でもすべてを実践するのに手間とお金がかかりますので、 できる範囲で実践しています。こだわりすぎても、ノイローゼ (一番ノイローゼ気味になったのは原発事故直後ですが) になりますし、食事はおいしく楽しくないといけません。 ・お米は弟の元同僚の実家で栽培している低農薬米を購入 して食べています。 ・野菜は近所のスーパーで売っている無農薬野菜を購入 して、それを中心に食べています。その農家さんはHPも 開設して、個人宅配もしているので「なんちゃってオーガ ニック農家さん」ではないと思っています。 食べない野菜はきのこ、大葉(庭でとれたものはOK) ・果物は輸入品は食べません。バナナとかどうしても食べ たい時は自然食品店で購入しますが、年1回購入するか どうかです。 国産でも無農薬のものを実家が取り寄せているので、 それをたまにもらって食べています。近頃の話題だと もらったイチゴがちょっと暖かいところに置いておいたら、 痛みだしたのでその日のうちに食べました。 ・肉はスーパーでは買いません。デパートで安い国産肉を 買います。デパートで売っているから安全かと言うと、 それも疑わしいですが、まあ気休めみたいなものだと思って います。自然食品店のお肉のほうが安全ですが、高すぎる ので買っていません。 ・魚は鮮魚はスーパーで購入しています。 乾きもの(昆布、かつお節)や加工もの、冷凍もの等は自然 食品店に卸している業者から直接購入しています。 刺身は安全性が疑わしいのでほとんど食べません。 ひものは食べません。 スーパーの魚を信頼しているわけではないのですが、 そんなことばかり言っていたら食べるものがなくなるので… ・砂糖、塩、酢、しょうゆ、酒、味噌、油、マヨネーズ、ソース等 の調味料は自然食品店で扱っているものを買います。まず ここをそろえるのが一番大切だと思っています。料理の味も 変わってきます。 金額はかかりますが、こんなものだと思っています。 ・水はスーパーでもらってきます。水道水は塩素臭いので飲み ません。 ・外食は安い店では食べません。何を使っているのか怪しい からです。だからと言って高い店にしょっちゅう行けるわけ ではないので外食は少な目です。 美味しいんぼ以上に、複合汚染を読めば、添加物の怖さが しみじみと伝わってきます。昭和30から40年台の話ですが、 こうして添加物が広まったみたいな歴史がわかっておもし ろいと思います。過去の話なので、ある意味「へえそうだった んだ」くらいの気持ちで読めると思います。 若杉ばあちゃんの本は、さらにお勧めです。肉や魚をやめて 昔ながらの食べ物(根菜類とか無農薬玄米)に切り替える ことで身体が元気になる。そして将来、病気になって医療費 がかさむことを考えたら、今、食べ物にお金をかけて病気を 防ぐほうがよっぽどいいと言っています。 そのとおりだと思います。 今はお母さまが食事を作ってくださっているとのこと。 「食材にもっと気を使ってほしいんだけど…」なんて、なかなか 言えないですよね。 近くにそういうお店がないと調達するのも難しいですしね。 まずは質問者さんが食品の安全性について、いろいろ勉強 して知識をたくわえ、独立してからそういった生活を実践する のが一番よいのではないでしょうか。 自宅では手作り率の高いものを中心に食べていれば、大丈 夫だと思いますよ。将来きちんとしたものを食べ続ければ いいのですから。 そしてお母さまにも、折に触れて学んだことを話したり、本を 見せてあげたりすればいつかわかってくれる日がくるかも しれません。1回1回はあっさりと伝えながらも、根気強く続ける ことです。 がんばってください。
お礼
econ9206さん回答ありがとうございます。 「複合汚染」はまだ読んだことがありません。教えて下さりありがとうございます。 安全な食事を徹底されてますね!でもやっぱり高いですよね…? econ9206さんの回答を読んで、やはり安全を買うにはお金が必要なんだなと思いました。そして世界には今日食べるものにも困ってる人がいるのに、私はなんて贅沢でワガママな悩みを持っているんだとちょっと自己嫌悪になりました。 >今はお母さまが食事を作ってくださっているとのこと。 「食材にもっと気を使ってほしいんだけど…」なんて、なかなか 言えないですよね 母も美味しんぼを読んでいるはずなのに、レトルト食品の半額セールでまとめ買いなんかして、意味がわかりません。 漫画は漫画!ってことでしょう。しかし私は食べさせてもらってる身なので、文句は言えませんね! 美味しんぼのエピソードに、日本は戦後「汚染」と引き換えに工業大国として成長したとあります。そして、今の効率重視の生活をやめない限り、汚染からは逃れられないと。 レトルト食品のように、安全、健康よりも「効率」を求めている消費者がいる限り(母をふくめ)、美味しんぼの作者の訴える食生活は実現しないような気がします。 みんながecon9206さんのようになれば、世の中変わるんじゃないかとおもいました。でも、廃業する業者もいっぱい出そう… >>独立してからそういった生活を実践する のが一番よいのではないでしょうか。 はい。頑張ります!
お礼
makocyanさん回答いただきありがとうございました。 すごく参考になりました!食品に関する知識が豊富ですね。 農薬について、作中に書いてあったのですが、「日本人の平均寿命が延びたのは乳児の死亡率が下がったからだ。逆に農薬によるガン患者は増える一方だ」(うろ覚えですが)とありました。 ガンになる原因は遺伝や喫煙と様々ですが、やはり農薬も関係しているのでしょうか?たしかに野菜一つに付着する農薬は微々たるものですが、数十年にわたり摂取し続けるとやはり農薬が原因でガンになることもあるような気がします。ただ、例えガンになっても、原因が農薬だと決め付けることは出来ないですね。 >・水道水は消毒薬のせいで飲めたもんじゃない:作者が後に反対のことを言ってます。 ⇒飲めます。そもそも作者は後になって「日本の水道水は世界一安全で美味しい」と山岡。海原両名にいわしめています。 笑っちゃいましたヽ(´▽`)/ 私は常に人生のバイブルとして美味しんぼが枕元にあったので、すっかり洗脳されていたのかもですね(笑) ただ、食品に関する興味を持てたのもこの漫画にであったからこそで、その点は良しとします。 美味しんぼ的食生活を送るかはわかりませんが……