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デンドロ・植え込み材料を変更する際の注意点とは?
- 横浜市でデンドロビウムを育てている方が植え込み材料の変更について相談されています。
- 水苔の見た目が気になり、洋ラン用土やバークに変更するか迷っています。
- 植え込み材料を変更する際にはデンドロの成長状態や環境に気を付ける必要があります。
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洋蘭は十鉢程度しか育てていませんが、その経験の範囲からの回答です。 >>土やバークのほうが見た目が悪くならないような気がするのですが 確かにその通りです。植え込み材の違いも勿論ですが、鉢の違いも大きいです。 ミズゴケには乾燥し易い素焼き鉢を使いますが、バークや洋ラン培養土には乾燥しすぎないようにプラ鉢や固めに焼いた鉢を使います。素焼き鉢は表面にコケが生えますが、プラ鉢や焼締め鉢ではコケは付きませんから、見た目がかなり違います。もっとも、鉢カバーを被せてしまえば見えませんけどね・・・。 >>毎年ちゃんと咲いてくれているデンドロ達を急に違う素材に植えこんだら、びっくりして調子を崩したり、枯れたり、花が咲かなくなってしまったりすることもありますでしょうか 植え込み材が変わったから咲かなくなるということはないと思います。 ただ、植え込み材を変更する際には、古い材をしっかり除くので根を多少痛めます。その影響で、生長が少し遅れる事はあるかもしれません。それでも、適期(4月後半あたり)に行えば影響は最小限に抑えられますから、あまり心配することはないと思います。 因みに、1鉢植えだったものを2鉢に分けて、洋ラン培養土(軽石とバークが主体)とミズゴケで植え替えてみた事があります(鉢は朱温鉢と素焼き鉢)が、育ちはミズゴケのほうが多少良いように感じます。でもそんなに大きな違いではありません。 少しでも大きく育てたいのならミズゴケ+素焼き鉢の方が良いかもしれませんが、普通に育てば良いのなら、洋ラン培養土(orバーク)+朱温鉢(orプラ鉢)でも問題ないと思います。ミズゴケより植え替えの頻度も少なくて済みますから、メリットはあります。 >>植え込み材料は変更せず今まで通り水苔にして、室内に取り込むタイミングで表面のみ、ほぐしてキレイな水苔を乗せたほうがよい、など、アドバイス頂ければ 室内に取り込む時に表面だけバークを並べれば見た目は綺麗になります。表面に新しいミズゴケを被せてしまうのもアリだと思います。水を遣り過ぎなければ問題ないです。 また、そもそもミズゴケを出来るだけ汚したくないのなら、肥料を控え目にすると良いかもしれません(しっかり検証はしていません)。 私のところでも、生長期に毎月の置き肥と毎週の液肥を与えた鉢では、ミズゴケは緑色になり、素焼き鉢にも緑色の苔が生えていますが、肥料を控え目(液肥主体で頻度半分)にした鉢では、汚れはそれほど目立ちません。肥料を少なくしても、しっかり陽に当てていたからか、それほど育ちに差は出ていません。
お礼
こんにちは。 大変ていねいなアドバイスを頂けて嬉しいです。ありがとうございます。 色々な育て方をお試しなんですね。とても参考になります。 環境とお世話と、ちょうどうまくいっていて毎年咲いてくれている状態で、見た目のために栽培方法を替えたために咲かなくなってしまうのは本末転倒。でも見た目が悪いなぁ~と思いながら、せっかくの花を楽しみきれないのも何だかなぁ・・・と思って質問させて頂いた次第ですが、植え込み材料を替えても、それほど影響はないと教えて頂けて、安心しました。 今シーズンは、プラスチック鉢&土にチャレンジしてみようと思います。 本当に助かりました。また何かありましたら質問させて頂きますので、その折にまたアドバイス頂けたら幸いです。ありがとうございました。