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ヒートショックについて知っておくべきポイント
- ヒートショックは寒暖差が原因とされていますが、常時寒い状態と寒暖差がある状態では、血管系の疾患のリスクはどちらが高いのでしょうか?
- 入浴時のヒートショックを避けるためには、温泉でも内風呂で身体を温めてから露天風呂に入ると良いですが、実際の温度よりも体感温度が重要なのでしょうか?
- 実際の気温の寒暖差が問題であれば、暖かくなった時に窓を開けて風に当たる行為も危険と言えるでしょう。
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>ヒートショックは寒暖差が原因といいますが それなら最初から暖房に頼らず寒さに耐えている場合はどうでしょうか? ◇同じ人物(血圧や疾病や食事内容)の場合で、温度を感じる温点の機能や体温調節も老齢化等による衰えますが、基本的には発汗・水分補給・毛穴や筋肉の収縮弛緩や血液循環量等にて、短時間には約4℃程度を行い、日にち単位では2倍近い約7℃が能力的には可変幅と言われています。 ◇従って、他の要因や生活行動パターンが同じなら、急激な温度環境の変化が血管や心臓に負担を掛ける。 身体のストレス・体温調節能力の限界超えがヒートショックだとすれば、一般論&傾向的視点からは、寒さの程度の問題はあるが、最初から暖房に頼らず常時寒い状態の方が急激な温度変化の緊張やリスクは少ないケースが多いと思いますし、補完する衣服や運動(身震いや筋肉の収縮他)で環境への順応&リカバリーすることも可能だと思います。 >常時寒い状態と、寒暖差がある状態とでは どちらが心筋梗塞や脳梗塞などの血管系の疾患のリスクが高いと思いますか? ◇上記のお答えでも申し上げましたが、ヒートショックが1~2月、朝夕に、お風呂場や脱衣場やトイレで、高齢者に多く起こる事が多い点などからも、どちらかと言えば瞬間的な寒暖差の激しい場合に、リスクはより高まると思います。 ex寝床内温度が約35℃の寝具の中からお部屋、風呂場・トイレから暖房されていない脱衣場や廊下(約2~5℃)に出ると、温度差は瞬間的に20~30℃にもなる。 >つまり、身体があたたまっていて寒いと感じていなければ良いのでしょうか 実際の温度の寒暖差よりも体感温度のほうが重要なのですか? ◇体感温度は、体温計の温度ではなく、実際に身体が感じる温度感の事ですが・・・ 概要、風にて0.7m/s当たり約1℃、湿度が10%当たり約1℃影響すると言われておりますので、現在10℃のお部屋を例にとると、風が1.4m吹き、湿度が20%低下すれば、体感温度では10マイナス(風)2℃と(湿度)2℃から約6℃に換算、体感的には感じます。 ◇その他にも、高齢化や体温感知の弱い体質&疾病の方の場合には、実際の温度変化や室温と身体で感じる温度や変化の感じ方が遅行傾向にありますので、実際の寒暖差の縮小の工夫対策が必要です。 それは同時に体感温度の上でも共通する所が多いので、どちらも大切であり健康・快適性の面からは両立させる必要が有ります。 ◇例えば、暖房時に加湿器を採り入れ湿度の低下による体感温度の低下を防止したり、セーターを1枚着込むor脱ぐとか、電気カーペット等の風の出ない暖房機で吹かれ感がない快適暖房を実現させたり、天井扇やサーキュレーターで室内の温度ムラ(比重の差で温度分布が出来る)を抑制する等の工夫が健康・省エネ・快適性の実現ポイントでは?
お礼
とても詳しい解説ありがうございます 血圧の高い母を気にした何気ない素人の疑問だったのですが とてもレベルの高い専門的なご説明で理解するのに時間がかかっています とても嬉しいです。じっくり読ませてください