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完了進行形と完了形の使い分けについて
- 完了進行形と完了形の使い分けについての疑問を解決します。
- 通常は動作動詞では完了形を使用し、現在完了形は動作が終了していない場合に使用します。
- しかし、ビートルズの歌詞の一節では進行形を使用しているため、文脈や意図によって使い分けが異なることもあります。
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質問者が選んだベストアンサー
だから,「結果」だの「完了」だの言いますが, I've been swimming for three hours. は (So I'm tired.) という結果でもあります。 申し上げたように,これを区分として「継続」とするかどうかは自由ですが, この表現は「ずっと泳いできたから,疲れている」という結果も表します。 have been swimming の方も「泳いでいた」と訳されましたが, 多くの人が「ずっと泳ぎ続けている」と訳す勘違いをします。 休憩しているのもあり得ない,継続は「ずっとしている,ずっと~だ,ずっとし続けている」 と思っています。 実際は,そういう場合もあれば,休憩中,その後続ける,そのまま終える, すべてあります。 このことはマーク・ピーターセン氏が説明してから日本でも広まっています。 日本人の英語では少ししか触れていませんが,別の著書だったと思います。 日本人の英語では過去完了で She had been studying English for two years before giving it up. で She had studied にしてもいい。 その別の著書でも強調していましたが,この違いは進行形の方が「いきいきとしている」 というものでしかない。
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- MilanoSandA
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疑問に感じるお気持ち、すごくよくわかります。 僕が完了形と完了進行形を初めて知ったのも、この"A Hard Days Night"です。 あれからもう50年・・・僕が至った結論は、「これはこれで正しいんだ。これは英文である前に”歌詞”なんだ。」ということです。 なにしろ、「今日の仕事は辛かった。明日もその次の日も、こんな毎日は続くんだ」 というテーマの曲ですから、完了形をつかって「終わった・済んだ」情景では、全然合わないですもん^^ ビートルズの歌詞は、英語を勉強する材料としては、フシギなものばかりですが・・・ こうして50年親しんでいると、「あ!そういう意味だったんだ!」と再発見することばかりです^^
お礼
今回の質問を通して完了進行形の理解が深まりました。今までは歌詞カードを見ながら深く考えもせずに歌っていただけなのですが、まだまだ新たに気付くことがありそうです、歌を通して少しでもネイティブの感覚に迫りたいです。
- wind-sky-wind
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なるほど,両方「泳ぎました」だけど,have been swimming なら「まだ泳ぐ」 have swum なら「もう泳がない」ですか? それは違いますね。 have been swimming で出るのはとにかく,今までのことです。 「ずっと泳いでいる,このまま泳ぎ続ける」 「ずっと泳いできて,今休憩している,その後泳ぎ続ける」 「ずっと泳いできて,休憩して,このまま帰る」 どれも表します。 おっしゃるように,動作動詞の場合,継続にするのに現在完了進行形にします。 ただ,申し上げたように,その継続というのはあくまでも今までのことであって, 今後どうなるかは上の3パターンどの可能性もあります。 今後のことで使い分けるわけではありません。 動作動詞の継続は現在完了進行形でいいです。 でも,継続にはいろんなパターンがある。 今後どうするかわからない場合もあります。 もちろん,その場合にも使えます。 たとえば,主語が he の場合,見て気づくだけで,今後どうするかなんてわかりません。 とにかく,現在完了でも継続とされる I'v wanted ~というのは「ずっとほしいと思ってるんだ」 「思っていたのが実現して,今余韻がある」 両方あります。 What have you been doing? もうし終わっていて 「君,何をしていたんですか?」
お礼、ありがとうございます。#3です。 >毎日であれば現在形を使いますが、現在完了進行形で現在形を強調することができるのですか? その通りです。ちょうど終わったときよりも、これからまだ続けるときにも使います。直接強調しているのは、今までずっとという、連続しているニュアンスです。 現在完了形も現在完了進行形も、過去を含めつつも、意識は現在に置いています(だからこその『現在』完了)。 たとえば、繰り返しつつトーンを上げて行く感じを出すなら、例えば以下のようにできます。 I work like a dog everyday, I've worked like a dog, I've been working like a dog! (さらに未来を明示するなら、I'll work like a dog till I die! などと続けて可)
メロディにうまく乗せるための歌詞ではあるんですが、原文通りに解釈してみます。 >It's been a hard day's night, and I've been working like a dog. 「働きまくった日の夜だ、ずっと犬っころみたいに働き続けてる」 >It's been a hard day's night, I should be sleeping like a log. 「働きまくった日の夜だ、もうすぐ死んだみたいに眠ってしまうだろう」 >I've been working like a dog. >であれば「馬車馬のように働いたよ(まだ仕事が終わらないんだ)。」と言うふうに感じます。 その通りです。今日だけではなく今までそうだったし、明日もそんな日だろうと予想しているんですね。話し手(歌い手)が述べたいのは、今日一日だけのことではなく、もっと前から毎日仕事が忙しく、明日もそうだろうと確信しているということです。 進行形は、今を挟んでの幅のある時間を意識した言い方です。この歌詞の現在完了進行形は、昨日もそうだったし、今日もそうだったし、明日もそうだろうと、現時点で思っているときに使えます。 一方、I should be sleeping like a log.(shouldは強い推測)は、近い未来を現在進行形で述べています。こちらは今晩限りです。もしこれを毎日のことだと断言するなら、I sleep like a log (every night).などと現在形を使って言うことができます。 しかし、have been sleepingのような言い方は、ほとんどしません。そう言うと、ずっと目を覚まさずに眠り続けているという意味にしか取れません。毎日のことを現在完了進行形で強調するのは、workならいいのに、sleepはどうもよくないようなのですが、理由は私ではよく分かりません(そういう英語の慣習らしい、と思う程度)。すみません。
お礼
毎日のことを言っているのですか? 毎日であれば現在形を使いますが、現在完了進行形で現在形を強調することができるのですか?
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
I've been swimming for three hours. I've been swimming all the time. とあったら,3時間(あるいはこの間ずっと)泳ぎ続けている。 ずっと泳いできて,終わった,休憩している。 どちらの可能性もあります。 現在完了の継続は「ずっとし続けている」 というのは多くの英語学習者がする錯覚です。 その可能性もあるし,終わった可能性もある。 進行形でなくても,状態動詞で I've wanted this bike for a long time. とあれば,店に置いている自転車をみて「ずっとほしいと思っている」 買ってもらって「ずっとほしいと思ってたんだ」 後者の場合は過去完了じゃないの?と思わないようにしてください。 買ってもらって,一晩なり,何日かたって,あの時買ってもらったのは ずっとほしいと思ってたやつなんだ,とすれば過去完了。 買ってもらって家に届いて,その余韻が残っている限りは現在完了。 継続は「ずっとしている,ずっとし続けている」そして今後も続きそう だけではありません。 分類として,後者の場合を「完了」とするのは自由ですが, 現在完了進行形は継続,と分類せざるを得ないので, 継続というのを両方ある,とするしかないと思います。 あくまでも,継続というのは今の時点までの継続です。 その今が,余韻がある,場合も含みます。 だから,ある程度前に終わっていることもあり得ます。
お礼
もう少し説明していただけますか? I've been swimming for three hours. この文でしたら私は 「私は3時間泳ぎました。(現時点で休憩していようがいまいが、まだ泳ぐ気です)」 と訳します。 対して、 I've swum for three hours. 「私は3時間泳ぎました。(とりあえず泳ぐのは終えました)」 と訳します。 参考書には現在完了進行形の存在意義は、liveなどの状態動詞は現在完了形で動作の経験・結果・継続を 表せるが、状態動詞だと現在完了形は経験・結果しか表せないので、状態動詞の継続を表すために現在完了進行形が必要とあったのですが、間違いがあるのでしょうか?
補足
お礼に間違いがありました (誤)状態動詞だと現在完了形は経験・結果しか表せないので、状態動詞の継続を表すために現在完了進行形が必要 (正)動作動詞だと現在完了形は経験・結果しか表せないので、動作動詞の継続を表すために現在完了進行形が必要
- Him-hymn
- ベストアンサー率66% (3489/5257)
こういう表現は多分に心理的な描写ですので、たとえば、I'm working so late at night.とその文脈で、家に帰ってきたときに言ったとしたら、その時点で働いているわけではないので、本当はおかしいと思うかもしれませんが、こんなに夜遅く働いているーーたとえその晩だけのことであってもーーと言えなくもありません。これは心理的には、今も働いているような気分だからです。 ですから、厳密な意味ではおかしいのですが、実際問題として、こんなに夜遅くまでこき使われているーーみたいな、家に帰ってもまだ働かされている気分がとれなければ、これまた言えなくもないのだと思います。 言語とは数学とは違う面もありますので、Everyone works until late at night.ーーと仮に言ってもみんながみんな夜遅くまで働くわけではないですよね。 以上、ご参考になれば思います。
お礼
ありがとうございます。
お礼
マーク・ピーターセン氏の著書をご紹介されたので、書店で「表現のためのロイヤル英文法」を立ち読みしてきました。ご説明頂いた趣旨のことが書かれていただけでなく、現在完了進行形は、動作が継続している用法があるだけでなく、「動作が直前に完了した」という用法が書かれてありました。このような用法があることは知りませんでした。この「直前に動作が完了した」という用法は、ご説明の「余韻」というイメージに通じるところがある感じがします。たとえば、動作は終わっていても、汗だくで息が上がっているというイメージが浮かびます。おかげさまで完了進行形の理解が深まりました。