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アルカリ土類の酸化物はアルカリ性より酸性の水溶液に

アルカリ土類の酸化物はアルカリ性より酸性の水溶液に溶けやすいと思いますが、これは何故でしょうか?

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  • NiPdPt
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回答No.2

要するに酸化物の溶解度が低いという事実のためにアルカリ性では溶けにくいってことです。 それに加えて、アルカリ土類金属の酸化物は塩基性酸化物なので、酸があれば中和反応を起こします。すなわち、酸化物ではなくなって、それぞれの塩になるってことです。物質が違えば溶解度が異なるのは当然です。 ちなみに、安直に酸性とおっしゃいますが、上述のように塩になるのであれば、その塩の溶解度も問題になります。たとえば硫酸酸性であれば硫酸塩が生じることになりますが、硫酸バリウムや硫酸カルシウムの溶解度は低いので、その場合であれば溶けやすくなるとは言えません。塩酸や硝酸であれば溶けやすくなるでしょうが、それはアルカリ土類金属の塩酸塩や硝酸塩の溶解度が高いことによるものです。

  • htms42
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回答No.1

アルカリ土類という言葉はどういう意味でしょう。 砂や土の成分として含まれていて水に溶けるとアルカリ性を示す化合物を作ることの多い金属元素という意味ですね。周期表の第2列の元素です(Mgがアルカリ土類から省かれているのはこの性質が弱いからです)。 水溶液がアルカリ性を示すような物質であれば酸とは反応するだろうと考えることができますね。 CaOを水に溶かすとアルカリ性を示します。Ca(OH)2が溶けているのと同じ状態になります。でもそれほど溶解度が大きいわけではありません。濃い石灰水は白く濁っています。塩酸を加えれば濁っている石灰水も溶けてしまいます。