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腹ふくるるわざ、どういうアクセントで読めばいい?
兼好法師の徒然草にある「おぼしき事、言わぬは腹ふくるるわざ」からのものですが、 「腹ふくるるわざ」の標準アクセントでの読み方が今一分かりません。 腹が尾高、「ふくるる」は「ふくれる」と同じと考えて平板、「わざ」が尾高です。 「はらふくるるわざ」の「は」だけ「低」にして、「ら」以降を全部硬「高」にしていいのでしょうか? それとも、名詞+動詞+名詞に関して、アクセント法則がありましたでしょうか? 宜しくお願いします。
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「はらふくるる」の部分--尾高型+別の文節が後ろに続いたとき--のアクセントが問題ですね。平板型が続いたときはお書きのとおりで問題ありません。 前の質問の回答で、 a平板+頭高 鳥食べた 低高・高低低 b尾高+頭高 犬食べた 低高・中低低 c頭高+頭高 蜘蛛食べた 高低・中低低 と書きましたが、後ろに頭高以外の型が来たときにも、前の文節の平板型と尾高型のアクセントは違います。 いずれも2文節を続けて発音した場合の高低です。 a平板+平板 鳥もらった(んだ) 低高・高高... b尾高+平板 犬もらった(んだ) 低高・低中...など c頭高+平板 蜘蛛もらった(んだ) 高低・低中...など 「はらふくるるわざ」はbに該当します。一続きに発音すれば、低高・低中中中中中や、時に低高・低低低低低低も可能でしょう。 尾高型は助詞をつけない場合も、単語の後で下げないといけないということです。
お礼
いつも回答ありがとうございます。 >尾高型は助詞をつけない場合も、単語の後で下げないといけないということです 平板、尾高、頭高など、元々の定義を考えれば不思議はないのですが、語の後に強烈に影響が残るということですね。 a平板+平板 鳥もらった(んだ) 低高・高高... b尾高+平板 犬もらった(んだ) 低高・低中...など c頭高+平板 蜘蛛もらった(んだ) 高低・低中...など 整理していただきありがとうございます。 原則として覚え、随時参照したいと思います。