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夫婦事終えし夜の雨

自由律俳句に、 ”夫婦事終えし夜の雨 済々と降る” が有りますが、 この済々と降る 雨の様子が良く判りません。 どの様に降る雨なのか 教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sophia35
  • ベストアンサー率54% (637/1163)
回答No.1

こんばんは。 「済々」とは「沢山の」または「盛んな」様子を表します。ですので、どしゃぶりの雨の事でしょう。 御参考になれば幸いです。

kunbow
質問者

お礼

早速の回答有難うございます。 夫婦事が終った後の雨は、やはり、済々が良いですね。 しとしとでもいけないし、土砂降りの雨には違いがないのですが、漢字の語感は素晴らしいとおもいます。 さいさいがMatch Better ですね。

その他の回答 (3)

  • zephyrus
  • ベストアンサー率41% (181/433)
回答No.4

No.2です。 No.3さんから、おかしいんでないの?ということなので、再回答します。 といっても、私のすることは辞書を引くことくらい。 新漢和辞典(大修館書店:昭和45年)によると(抜粋します)、 「済」1、わたる 2、わたす 3、わたし 4、すくう 5、なる 6、なす 7、すむ 8、すます とあります。 いっぽう、 「済済」1、多く盛んなさま 2、威厳のりっぱなさま 3、容姿や動作のつつしみ深くおごそかなさま 4、整いそろっていて美しいさま とあるので、失礼ながら、ご指摘とは逆ではないかと思います。 ただし、国語辞典では、「済」を引いても「済済」を引いても、たとえば広辞苑第3版にはたしかに「おごそか」の意味あいは載っていません。 このため、 >おごそかである、というニュアンスがないわけではないと思います。 と、まわりくどく書きました。 「済」は、上記漢和辞典によりますと、「すむ(清)意を表わす。原義は、よくすんだ川の意で、もと川の名。」とあるので、「済済」は「清清」に通じるかと思いましたが、ここまではさすがに控えました。 もっとも、ご質問は俳句の解釈であって、以上のことがこの俳句に妥当であるかということこそが問題とされなければならないのは勿論のことです。 そして、その私なりの回答はすでに書き終っています。

kunbow
質問者

お礼

zephyrus さんこんばんは。 小生の質問に真剣に対応して頂き、嬉しいです。 zephyrusさんは言葉を 大事にされる方だと、 推測します。小生の質問の仕方も曖昧だったのかも しれません。”済々”が相応しい表現か否かを 質問すべきだったです。 有難うございました。

  • harujyoon
  • ベストアンサー率38% (5/13)
回答No.3

すみません、横槍になってしまいますが・・・ 国文科を出ています。あまり真面目な学生ではなかったから自信は無いけど、ちょっと感じたので回答させてください。『済』一字に意味を持たせたらそうかもしれませんが、済済と言う語句として捉えると、おごそかなな意味合いは入らないと思うのですが・・・この俳句を作った方がこの意味合いをどういう腹で使ったかは知らないけれど、この場合はNo.1さんの仰るように土砂降りの方が正しい意味合いだと思います。

kunbow
質問者

お礼

harujyoon さん今晩は、小生の質問に、真剣に 回答を戴きました。 NO4(NOさん)さんの回答の後のお礼となってしまって申し訳有りません。 詩の雰囲気から云って、煙るように降る雨が、小生は好きなのですが、”済々”は 土砂降り でしょう。 有難うございました。

  • zephyrus
  • ベストアンサー率41% (181/433)
回答No.2

はっきり何かが言えるほどの造詣など、もとより持ちあわせていない者ですが、 博識なNo.1様がおっしゃっているように、「済々」は「さいさい」もしくは「せいせい」と読み、盛んなさまを表していて、それが一般的なのでしょうが、おごそかである、というニュアンスがないわけではないと思います。 沛然と降る雨ともとれるし、さっぱりとしたしめやかな雨とも取れそうです。 また、夫婦にしても、新婚か、まだ若いカップルか、年月を経た二人か、によっても、句の味わいはまるで異なってきます。 つまり、どうとも取れる、と言えると思うし、読み手のがわが自分に引き合わせて、それぞれの感慨を抱くことのできる、そういう一句ではないかと思います。 もし、英語か何かに翻訳するとしたら、翻訳者はどうしても限定したイメージとしてこの句を捉えざるをえず、多くのものが失われるでしょうね。

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