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提携ローンとキャプティブローンの違いについて
提携ローンとキャプティブローンの違いについて教えてください。 車を買う場合を例にすると、提携ローンは 銀行とディーラーが提携をし、お客のローンをディーラーが保証をして銀行から間接的にお客に融資をすることという認識であってますか? この例の場合だと、信販会社がどうかかわってくるのでしょうか?
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提携ローン;銀行が、商品・役務を提供する業者(加盟店)との間で提携契約を締結し、顧客に対して融資を行います。 キャプティブローン;商品・役務を提供する業者(加盟店)と提携を行うのは信販会社で、銀行が提携するのは信販会社です。顧客に対する融資資金は信販会社を通じて行われます。 従って、ご質問の例からすると、提携ローンでは銀行とディーラーが提携契約を結び、銀行が自ら審査を行い、直接お客に融資を実行します。信販会社は介在しません。 一方キャブティブローンでは、銀行は信販会社と提携を結び、ディーラーが車を販売しようとするお客を信販会社が審査をします。信販会社がOKなら、銀行が融資を実行します。銀行は全く審査をしません。万が一お客の支払いが滞れば、信販会社が代位弁済しますから、銀行は審査する必要がなかったのです。 審査コストを掛けずに、利鞘を稼げる、しかも回収懸念も無いのですから、融資実行後お客が反社会的勢力と判明しても放置していた、みずほ銀行はまさにこのパターンでしたね。 新聞記事によれば、みずほ銀行は2010年12月まで独自の審査をしてきませんでした。融資審査を信販会社に丸投げしていたのです。10年末以降に既存の融資について独自の調査を始めたことで初めて暴力団員への融資が発覚。12年9月時点で約230件、約2億円に上りました。信販会社と銀行の審査力の差を、反社会的勢力に突かれてしまった訳です。非常に残念な事案でした。
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