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3人の人質に対するバッシングについて
ここのサイトもそうですが、ネット上、あるいは三流マスコミによる3人の人質とその家族に対する激しいバッシングを眺めていると、うんざりした気分になります。 ところで イラクでの人質とその家族に対するバッシングを行っているのは、日本だけなのでしょうか。
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>ここのサイトもそうですが、ネット上、あるいは三流マスコミによる3人の人質とその家族に対する激しいバッシングを眺めていると、うんざりした気分になります。 私も同様で、今の日本人の本性を見た気がして、暗澹とした気分になります。 せめて、『世の中は、目明き千人、xxx千人。』という日本の古い諺を想い出しながら、国民の半分はマトモなんだから・・・と考えて気を取り直しています。 ちなみに、私を暗い気分にするのは、人々の、自衛隊派遣に賛成とか反対とかの諍いではなく、当たり前のように人命をカネに換算するその下品さです。武士道も地に落ちたとしか言いようのない・・・つくづく情けなくなります。 >イラクでの人質とその家族に対するバッシングを行っているのは、日本だけなのでしょうか。 十分な『事実確認』ができるわけないので、もともと適正な回答にはなり得ませんが、報道されている事実としては、アメリカのパウエル国務長官は、『彼ら(人質になった日本人)や、危険を承知でイラクに派遣された兵士がいることを、日本の人々は誇りに思うべきだ。』『誰も危険を冒さなければ、私たちは前進しない。』と話しています。 また、フランスの新聞ルモンドは、その評論欄の1ページを割いて、今回の邦人3人の人質事件に関する好意的な論評を掲載しましたが、その一部で、『・・・事件は、外国まで人助けに行こうという世代が日本に育っていることを世界に示した・・・』『・・・ネクタイ・スーツ姿と夜遊びギャルの間に、激変する社会に積極的に関わろうする者がいることだけは分った。彼らは自分なりに世界を変えたいと考えている・・・』と3人の行動に理解を示しています。 少なくとも、政府のえら~い人たちが、死線を脱して祖国へ帰った人質とその家族に対して声高に救出費用を請求する国の風土とは、根本的な部分に決定的な違いがありますね。
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- taroimo_hasami
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何故そのような事態になったのかについて「週刊現代五月一日号に詳しい記事が掲載されています。正直言って、この記事を読んで政府と与党に激しい怒りを感じました。 前々から、私は自衛隊派遣賛成派による組織戦が展開されたのではないかと見ていましたが、(誤解なきように言っておきますが、記事にはこのような趣旨の部分はありませんので)この記事を読んでいるとやはりそういう事が行われていたのではないかという疑惑が浮かんできます。 三人の名誉の為に言っておきますが、彼らは共産党や日教組とは全く繋がりがないそうです。つまり、ネット上で展開された誹謗中傷の類や偽情報(共産党、日教組、今井さんが掲示板に残したされる書き込み)などは全てでたらめ、やはり、被害者家族が政治活動とかかわりがあると思わせる事によって彼らに対するあまり良くない感情を植え付ける事により、彼らの言動を封じる政治的目的があったものと思われます。三人や家族達に政治的意図があるなどとネットでは言われていましたが、恐らく事実はそれを言っていた側に政治的意図があったと言う事なのでしょう。全くもって汚らわしい限りです。 週刊現代が暴露記事を出したわけですが、野党、つまり、民主党はきちんとこの記事について政府を問い詰めるかどうかが鍵だと思います。このような卑劣な犯罪(=三人や家族に対する誹謗中傷の類)を再び起こす事のなきよう、きちんと徹底検証すべきだと思います。 また、人質事件の決着がついた途端に、週刊現代に暴露記事が出た途端に、いきなりネット上の動きが静かになった事が、何が起きていたのかを示していると思います。本当に三人や家族の言動に対して怒りを覚えている人達が多数存在したならば、これほど急速に静まるのは不自然だからです。 ※というわけで、私の回答は、日本だけというものになります。そもそも、三人や家族に対するバッシングは明らかに政治的意図を持った、特定勢力によって仕掛けられたものと見て間違いないでしょう。 もう一つ。私が何故そう感じていたかというと、私も掲示板をウォッチしていたのですが、 (1)リンクとして貼り付けられる記事はほとんどが出所がサ○ケイ新聞であったこと (2)投稿者達が、【三人の内、誰が最初に焼き殺されるか】というような、人質事件を真摯に受け止めていない、人の生命についてきちんと考える事の出来ない倫理的に問題のある人間ばかりであった事 →これは思想活動に従事している人間の特徴で、彼らは確信犯といって、自己の思想のためであれば敵対する勢力の人間を殺しても悪としません、よって、こういう人の命をなんとも思わない言動を取る事ができるわけです →見る人間が見れば、投稿者の性質など分かるものです (3)特定の政治家と全く同じ発言が書き込まれたり、朝日・左翼叩きをする投稿が幾度となく繰り返された事→(2)同様、投稿者の性質を見分ける上でとても重要なことです 更に付け加えると、政治家が三人と家族についてある発言をしたのですが、それとほぼ同じ内容の発言が、テレビで放映される以前に投稿されていました。これがどういう事を示しているのか、真相は定かではありませんが、事実を考える上で重要な意味を持つ事は間違いありません。 なお、フランスでは三人の行動を褒め称える新聞記事が出たと他の質問の回答にありました。 まあ、悪意なく、純粋に三人や家族に対して疑問や反感を感じている人もいるでしょうから、全てが作為とはいいませんが、この件に関してはネット上の意見を鵜呑みにしない事が得策と思われます。
お礼
とても詳しい情報ありがとうございます。 非常に参考になりました。
- GratefulDead
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日本だけです。 バッシング現象は、日本人特有の「ムラ意識」が原因ではないかと思っています。 自分たちの社会の安寧を図る為、自分たちと違う行動をとる「変わり者」に対し集団で攻撃・排斥を行なうのは「ムラ意識」の特徴です。 ここで安寧を図ろうとする社会は国内社会に過ぎないことから、国際社会の一員としての意識(国際意識)が低い、といった特徴も同時に言えることができます。 さらに、このバッシング現象には、命を賭して他人の為のボランティア活動を行なう人を「変わり者」として捉えてしまう「ボランティア意識の低さ」といった日本人の特徴も垣間見ることが出来ます。
お礼
「ムラ意識」と聞いてピンと来るものがありました。 ご回答ありがとうございます。
- Mangotea
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人質の家族やその支援者が「要求を飲まない政府が悪い」というデモを起しているのも日本だけだそうですよ。 イタリアでも誘拐が起きた後、市民活動はあるそうですが、誘拐犯に対して「解放しろ」というデモだそうです。 ここまでそっぽを向かれてしまったのは家族の言動に大きな原因があったと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
- bazarakm
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#1氏#2氏に追加して・・・・ 本来「あんな危険な処行ってまずいなー」 「助かると好いけどなー」こんな会話ですむとこでした 何故、複雑に人々の思惑が、絡み合ってバッシングにまで発展してしまったのかと思い巡らせます それは事件の発生は被害者の家族も一般の視聴者もほぼ同時に同程度に理解したが温度差が違ったことに有るでしょう 家族と、他の視聴者と気遣う度合いが違うという短絡的な事ではなく、政府方針に反感をもていた被害者家族が、 自衛隊を撤退しろという脅迫的なテロリストの要求に対し、被害者家族は政府関係者に怒鳴り上げるような物言いで、居丈高に撤退要求を突き付けた。 この頃、共産党と社会党が直ぐに反応して旭川で自衛隊撤退要求デモ、東京では首相官邸にやはり同じ主旨のデモを行っている 人質の安否を気遣うのではなく、単純に政府の足を引っ張る材料にしたい思惑だけが一人歩きしている上、 準備が整った上での事件の勃発、即抗議行動等のタイミング良さが、新たな疑問を発生させる こんなことが多くの市民が複雑で様々な感情と疑問を持つことになったのである ひとつは国会で議論し特別措置法を作り米国との安全保障法の範囲で実施されるイラク支援を簡単に無視しろという感覚に対して今、世界で最も危険な地域に、元も危険なタイミングで入り込もうとしたこと、すでに十数回以上外務省の危険勧告、退避勧告が出されているのに全く無視して渡航している 今連合国の兵が撤退するとイラク国内は収拾不可能な権力闘争がはじまり、外国からのアルカイダのようなテロ集団は新しい拠点をイラクの地に設営するでしょう このように様々なイラク情勢を考えるとき今度の事件は いささか事件被害者側の態度や、煽る一部政党、それにメディアが意図的に編集し、事件者に肩入れした報道姿勢が節操に欠けたために発生した副作用であったと考えます 国によって話題にはなってもバッシングまでに至る所は無いでしょう ボランティア先進国では危険な地域に入るときは本人が家族のコンセンサスをきちんと得ており万が一の場合には家族はどう態度をとるか気持ちの上で明確にしているということです
お礼
要するに・・・日本だけ。ということですね。 回答ありがとうございます。
- kennys
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#1さんに補足します。 >自衛隊の海外派兵に異論を唱える人なら尚更、今回の出来事で、人質となった5人の言動をこころよく思っていないのかもしれませんね。 全くそのとおりです。 私は自衛隊の派遣に対して反対の立場を取っていますが、今回の人質(特に三人)の言動には苦々しい思いで見ています。 その理由は、下記のとおりです。 1. 人道支援に対してバッシングをしているのではない。人道支援という高邁な精神に対して非難するつもりは全くない。 2. 人道支援という目的に対して「退避勧告が出されている国に入国する」という手段が不適切であった。 手段が不適切であったために、バッシングを受けているわけです。 仮に、「目的が正しければ、手段を選んでいられない。」と言うのであれば、自衛隊の派遣すら「人道支援という正しい目的のために」正当化されてしまいます。 自衛隊の派遣目的が単なる人道支援でない事は、この際議論の対象外にしてください。何故なら、それを言い出した瞬間に議論の本質から外れてしまうからです。この事まで議論の対象とすると「結果としてイラク(サマワ)の人の役に立つ活動をしているんだから、正しいのだ」という事になります。 よって、目的を達成するための手段も正しいものにする必要があります。そうしなければ、自衛隊の派遣を反対できないからです。 ただ、ネット上(とある特定のサイト)でのバッシングは必ずしも、上記のことまでを踏まえた批判とは必ずしも思えませんが。 また、バッシングを受けているのは日本だけと思います。他国では人質になった人が政治的な意図を持っていたにせよ、それを踏まえた上で死を賭してまで自国の軍隊の撤退を説いているからです(今回は違いますがフリー・ジャーナリストではキャパがそうですね)。今回の人質の家族にはそのような姿勢が全く見えません。それなら、そもそも退避勧告が出されているイラクへの入国を止めさせるべきであったと考えます。と言うことで、日本だけでバッシングされていると考えてよいと思います。
お礼
要するに・・・日本だけ。ということですね。 回答ありがとうございます。
- skbler
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事実を伝えることがジャーナリストの使命であるのであれば、バッシングの現状を伝えなければなりません。論評も自ずからバッシングに為らざるを得ないといったところでしょう。 海を越えた国で起きていることにまで首を突っ込まなくても…。自衛隊の海外派兵に異論を唱える人なら尚更、今回の出来事で、人質となった5人の言動をこころよく思っていないのかもしれませんね。
お礼
要するに・・・他国のことなど知る必要はない。ということですね。 回答ありがとうございます。
お礼
心に響くものがありました。 ほっとしました。 ご回答ありがとうございます。