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倒置の意図とは?
- 倒置とは、文の主語と述語の位置を逆にする言語現象です。
- 倒置には、強調や否定、文型の整えなどの意図があります。
- しかし、上記の例文はこれらの意図には該当しないと思われます。
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2番目の回答者です。 新情報・重要情報(=強調したい内容?)は、 文尾に置くものなのでしょうか? →その通りです。 Out of the manhole came a little boy. →これは、マンホールから出て来たのはーー小さな子供だった!という意味で、新情報・相手に伝えたい情報はa little boyです。 マンホールにtheがついているところに注意して下さい。theは情報が共有されているという意味です。話してと聞き手が、どのマンホールか了解していることを表しています。ということは、これは旧情報です。そして、a little boyは、aがついていますね。 これは、お互いに了解していないことです。ということで、これが新情報ということです。 以上、ご参考になればと思います。
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- Oubli
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1)と2)はSVCをCVSに変えているわけで倒置ではありません。本来の倒置はVSですね。Vがbe動詞の場合、CVSになっても文法上問題はありません。普通はthere構文を使いますから古風な感じになりますけど。 3)はmadeの目的語が長いので補語のknownの後ろにまわしたわけで、これも倒置ではありません。
- Him-hymn
- ベストアンサー率66% (3489/5257)
英文にはそれぞれ文脈というのがあります。そこが倒置と大いに関係します。 Yesterday, I visited his house and he showed me his laboratory. I saw hundreds of books as is often the case. But that was not all. Preserved in his laboratory were more than a thousand notebooks. こういう文脈で倒置が起るわけです。本だけでなく、そこには千冊以上のノートがーー つまり、a thousand notebooksが新情報・重要情報なので、相手に伝えたいこの情報を最後に後に持ってくるのが倒置の役目です。 More than a thousand notebooks were preserved in his laboratory.では、preserved in his laboratoryの方に重点がいってしまいます。 The ceiling is high up with a huge colorful picture painted on it. In the middle of the wall at the back of the room is a large window. これも、天井から、部屋の奥の壁の真中に視点を移動しますね。そして、そこにあるものーー新情報ーーは、つまりa large windowは後に持ってきます。この文脈は倒置がぴったりですね。 1. I made known my intentions to my parents. 2. I made my intentions known to my parents. 1はmy intentions to my parentsが新情報。 2は、known to my parentsに力点がある。 1つの文だけで判断してはいけません。 「強調」「否定」「長い主語を避ける(文型を整える)」ーーというのは1文だけしか見ていない考え方です。 以上、ご参考になればと思います。
お礼
ありがとうございます。 直前の文例も示していただき、 文脈の中での倒置の作用を確認することが出来ました。 なお、1点おしえてください。 新情報・重要情報(=強調したい内容?)は、 文尾に置くものなのでしょうか? 倒置では、強調=文頭に持ってくる、と思っていたのですが。 A little boy came out of the manhole. ⇒Out of the manhole came a little boy. マンホールから小さな子が出てきた。 ※”マンホールから!”を強調 よろしくお願いします。
- bakansky
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何を言いたいのか、何を示したいのか、それを明確にしたいという意図を持って書かれた文のように見えます。ただし、3番目の文は普通の使役の文に思えます。 また、倒置とはいっても、1番目の文も2番目の文も S + V + C で、 A is/are B. という、中学で習うような基本的な文の構造をしています。 初めの文は What is preserved in his laboratory is ... という文の冒頭の What is が (なくても分かるので) 省略された文として見ることも出来るので、必ずしも倒置の文として特別視する必要もない気がします。2番目の文も同様なことが言えます。 強調というより主語を明確に示している、というふうにも見えますから、その文を含む文章の流れも関係しているのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 強調は文頭、 新情報は文尾(旧情報は文頭)、 と聞いて、 どのようなケースで倒置を使い分けるのか混乱しそうでしたが、 以下のサイトを参考にして頭を整理することが出来ました。 http://www.ravco.jp/cat/view.php?cat_id=5428&PHPSESSID= キッカケをいただきありがとうございました。