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二酸化炭素排出量 単位 t-co2 t
地球温暖化について調べていると、二酸化炭素排出量の単位が「t」と書かれているときと「t-co2」と書かれているときがあります。このtとt-co2の違いは何なのでしょうか? 例えば二酸化炭素排出量が20tと20t-co2だったら両者の重さは同じと考えて良いんでしょうか?
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「二酸化炭素」の排出量であれば、20tと20t-CO2 は同じです。(COは大文字、2は下付) しかし、純粋な炭素量で表わす場合も多いので、間違いが無いように内容を付けています。 なお、日本では t(トン)を多用しますが、国際的には Gg(ギガグラム)が標準。 UNFCCCへのNational Greenhouse Gas Inventory Report で求められている温室効果ガスの 単位は、Gg-CH4、Gg-N2O、Gg-CO2eq などと書きます。(数字は下付)、 Gg-CO2eq は「二酸化炭素換算」です。
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- Tann3
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「t-CO2」は、二酸化炭素としての重量か、そのうちの炭素分の重量か、を区別するために、「二酸化炭素」の重量であることを明示的に示すための表記方法だと思います。単に「トン」の場合は、「二酸化炭素トン」と同じと考えてよいのではないでしょうか。 (参考)炭素トンと二酸化炭素トンの違い: http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srk/co2/q-2.htm ちなみに、1トンの二酸化炭素の常温(20℃)での容積はどのぐらいかご存知ですか? 計算してみると、1立法メートル(1m3)あたり約2kgです。 ということは、50mプールの水の量(50m×20m×1.5m=1,500m3)ではなんと3トン! 1トンとは、50mプールの底に50cmほどたまっている程度の二酸化炭素の重さなのですね。 二酸化炭素って、結構重いものなのです。 ちなみに、普通の空気は二酸化炭素の約半分の重さです。ということは、50mプールの水の量と同じ容積だと約1.5トン。これも結構重いですね。 半径10m程度の熱気球で、人間3人程度(約200kg)を持ち上げる程度の浮力が働くわけですから、空気にはその程度の重さはあるわけですが、「空気の重さ」って実感できませんね。温室効果ガスの議論が、なかなか直感的に理解できないのは、そういった「定量化」の仕方にあるようにも思います。 科学者の議論が一般庶民にピンと来ないのは、そんなところにも要因があるのかもしれません。
お礼
詳しい説明ありがとうございます!色々知ることが出来てとても為になりました!
お礼
かいとうありがとうございます!助かりました