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川上哲治監督の戦術とは?
川上哲治監督の野球戦術とはどんなものだったのでしょうか? (1) 主に誰の影響を受けて培った戦術なのでしょうか? (2) 後のNPB界において川上さんの戦術を継承された第一人者は誰でしょうか? (3) 指揮官、川上哲治監督の戦術に見られる長所と短所とは?
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- okkiy
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「ドジャース戦法」ってよく言いますよね。当時のドジャースにはドライスデールとコーファックスていう、3点取れば8割がた勝てるピッチャーが二人いたんです。それならバント・エンドランなんかを多用して、9イニング回していけば3点ぐらい入るだろう・・・。これが「ドジャース戦法」です。それを元にした「川上式ドジャース戦法」はバント・エンドランを多用し、1アウト2塁の形で王・長島に回そう、あとは二人がなんとかしてくれるわい・・・。 王・長島がいたから、バントばかりしていた土井さんが名プレイヤーでいられたんで、他チームでは土井さんはレギュラーになれなかったかもしれません。森さんだってリードは一流でも、打撃はあまり期待できない捕手でした。野球の作戦はベンチにいるメンバーで変わるものなんです。(川上さんから長島さんに監督が変わった年、巨人は球団史上唯一の最下位でした。長島抜きのドシャース戦法は成立しないんです。そこで巨人は張本さんを獲得して優勝しました。)
- tatata-0000
- ベストアンサー率52% (101/191)
1 よく「ドジャースの戦法」という言葉が使われますが、実際、当時の大リーグの一部で、現代野球であたりまえになっている格戦術の萌芽のようなものがあり、それを作戦コーチであった牧野茂が巨人にあうように体系化して取り入れたという面があると思います。 「誰」という具体的な人をあげるとするとドジャースのコーチのアル・キャンパニス(「ドジャースの戦法」の著者)ですが、ただ打って走ってというのではない、確率に基づく管理野球は、少なくとも大リーグではどのチームも考えて行っていたので、ドジャースをそのまままねしたというわけではないです。 2 まあ、広岡→森の西武はまさにそのものという感じでかなり近いところがありましたね。両者とも川上とは個人的には仲が良かったとは言えませんが、そのことと戦術の継承は別です。現在の野球界では川上が始めたとされる確率に基づく管理野球はあたりまえのこととなっており、どの球団の首脳陣も影響は受けてます。 長嶋はカンピュータ野球とかいわれて川上の真逆をやったようにいわれていますが、彼の時代には確率野球を完全に離れて采配をふるうことはもはや不可能となっており、とくに巨人のように戦力が十分にあるチームに適している川上式野球は、長嶋時代の巨人でもおおいに採用されていたと評価されると言えます。 3 いまとなってはあたりまえの戦術なのであえて長所とかいうようなものはありませんが、とにかくどうすれば勝ちやすいかということを第一に戦ったということでしょうか。短所は、「一見つまらない」ということでしょう。 よくいわれる「一回裏ノーアウト一塁に柴田、土井が送りバント」が典型ですが、ノーアウト一塁という局面があったとき、一番点が入りやすいのは「80%の成功率があるバントで送って、あとの二者が30%の確率で出るヒットを打つこと」で、これが、「せいぜい50%の成功率である盗塁」や「空振りやフライを回避して最低でも進塁以上の結果を得るエンドラン」をどこかに混ぜたり、「ダブルプレーを回避しながら後続5人のうち2人がヒットを打つこと」に期待するより確率が高いことはほぼ動かないです。これを確実にやるから勝つというのがまさに長所ですが、連打でチャンスを広げビッグイニングを作ったり、ホームランでドカンとに大量点を取ったりに期待するファンには、つまらないというか短所と感じられるのではないかと思います。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
(1)現役時代、あれだけの大打者、大スターだったのですから、おそらく、誰からも影響されていない。戦術は、優秀な参謀任せであったはずです。 (2)たぶん、長嶋。 (3)良くも悪くも放任主義。チーム内に長嶋がいては、何を言ってもだめだったはず。長嶋は、プロ野球の「神」だったのですからね。「打撃の神様」も「野球の神様」には敵いません。
お礼
回答ありがとうございます (1) 全くの自我流という説ですね (2) やはり、ミスターですか (3) 既に指揮官を大きく左右する天才が存在していたのですね
お礼
回答ありがとうございます (1) 誰、彼ではなく大リーグのベースボール姿勢に見習ったものが大部分を占める説ですね やはり、三原脩監督や水原茂監督などの采配も同様だったのでしょうかね (2) 広岡達朗監督、森祇晶監督(森昌彦)の後の采配は、V9時代の渦中にいながらにしても 自分達の野球を外からの視点に置き換え見て、徹底的に研究された証なのでしょうかね (3) 》短所は、「一見つまらない」 落合博満監督の采配を想像してしまいました(笑)