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薬効データの改ざんは、命に関わりませんか?

製薬会社ノバルティスファーマ(東京)が販売する降圧剤ディオバン(一般名バルサルタン)、臨床データ改ざん。改ざん内容【脳卒中や狭心症の発症が抑えられる効果】。 http://matome.naver.jp/odai/2137524165663153201 ホテルの食材偽装は命に関わりませんが、降圧剤の場合、間接的殺人になる可能性があり、極めて悪質だと思うのですが?「直ちに健康に被害はない。」とでも言うのでしょうか?

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  • rokutaro36
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回答No.1

(Q)降圧剤の場合、間接的殺人になる可能性があり、極めて悪質だと思うのですが?「直ちに健康に被害はない。」とでも言うのでしょうか? (A)「直ちに健康に被害はない」というのは、その通りです。 間接的殺人になる可能性はゼロでしょう。 極めて悪質だというのは、同感ですが、 それは、データを改ざんして、「狭心症や脳卒中」が減る効果が 従来の薬よりも高いと見せかけた…… という点についてであって、薬効である血圧を下げる効果はあります。 狭心症や脳卒中を減らす効果もあります。 これが、血圧を下げる効果がゼロだった場合には、 質問者様がおっしゃる通りの、間接的殺人という表現も、 あながち、間違いとは言えませんが、血圧を下げる効果は、 実際にあるので、そうとは言えないでしょう。 どうして、こんな問題が起きるのか? それは、薬事行政の問題点を理解しなければなりません。 欧米と日本の薬事行政の大きな違いは、薬の値段を 誰が決めるか、ということです。 欧米は、製薬メーカーが決めます。 日本は、政府が決めます。 さて、政府が薬の値段を決める時、よほど、画期的な薬でない限り、 対象薬と言うものがあります。 例えば、Aという新薬の値段を決める時には、Bという対象薬を 参考にするということが行われます。 Bに比べて、効き目が良い、副作用が少ない…… というメリットがないと、高い薬価は付きません。 それどころか、同じぐらいの効き目だと、わざわざ発売する メリットがないということになって、承認が降りないという 危険すらあります。 なので、対象薬よりも、少しでも良く見せようという力が働きます。 今回の問題は、血圧を下げるという本来の効き目の面では、 従来の薬と同等ということなので、 「脳卒中や狭心症」が少ないという別のメリットを 前面に出したのです。 実際には、他の薬と変わらないのに、効果があるように 改ざんされていた、という問題なのです。 なので、「直ちに健康に被害はない」ということであり、 間接的殺人にはならない……ということです。 しかし、従来の薬よりも効果があるということで、 売り上げを伸ばした薬です。 なので、ロブスターを伊勢海老と偽って出した…… ということと同じです。 どちらも、おいしいですし、食材として問題があるわけではない、 しかし、ロブスターはロブスターであって、伊勢海老ではない ということ。 つまり、高いお金を払う価値はない。 なので、間接的殺人というより、偽の効果をうたって、 高い薬価を付けて、より高い利益を得ようとした…… つまり、騙したことになり、詐欺の方が近いです。

noname#194660
質問者

お礼

有難うございます。 ノバルティスと、この詐欺に関与した医者は謝罪会見ですね。 アメリカは認可する段階でFDAと製薬会社が癒着しているし、 薬に関しては、詐欺行為の証明が難しいし、問題が多いですね。

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