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世界のインターネットの支配者は誰(どの国)ですか?
- 近頃アメリカNSAによる通信傍受、盗聴、データのハッキングなどが話題になっていますが、私は昔から疑問を持っていました。
- インターネットのシステムを作ったのはアメリカ(人)ですよね?世界中にインターネットが広まりましたが、アメリカがシステムの大元である以上、各国、個人のインターネット情報を管理、操作するのは簡単なことなのではないですか?
- 言い換えるならば、「アメリカがインターネット世界に置いて絶対的な権力を持ち、思うがままに操れる」と思うのですが、実際のところどうなんでしょうか?素人の素朴な疑問ですが、このような事を考えてたことのある方は多いような気がします。
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> 例えば世界中の通信データがある所に集まっていて、重要なキーワードを含む情報を自動解析し、アメリカの各機関に送られている、とか。先進国の首相の電話が何年も盗聴され記録されていたなんて誰も想像しなかった事が起きていますから十分にあり得ると思います。 誤解があるといけないのですが 前者のビックデータ解析については、特別な技術が必要な訳でもないですし 違法すれすれの行為という訳でもありません。 すでに多くの企業が市場調査として、インターネット上のデータ収集や解析はやっていることですし、 個人でも、調べたいとこがあれば、googleなど検索してみるでしょうけど、 これも、そのようにして収集・解析したデータを利用しているだけです。 後者の電話やネットの盗聴に関しては、アメリカだけができるという問題ではないので、 「アメリカがインターネット世界に置いて絶対的な権力をもつ」 ことが可能かという本論の裏付けにはならないと、言えるでしょう。 > アメリカが有利に働くようあらかじめ仕込んでいても不思議ではない これも誤解があるといけないのですが、 インターネット上で使われている技術全てが、アメリカ政府の発明ではありません。 確かに通信インフラ部分は、もともとアメリカの軍事目的で開発されたものです。 しかし、WoldWideWeb(WWW)は、アメリカではなく欧州原子核研究機構(CERN)の発明ですし Linuxやapacheなど、サーバー上で使われているソフトウェアの ソースコードは、ほとんどが公開されており 、だれでも閲覧可能になってます。 また、インターネットの技術は、オープンなものですから、 発明元(というか仕様を標準化する団体)は単に仕様書を提供するだけで、 その仕様にそって機器やソフトウェアを開発・製造・販売するのは、沢山あるメーカ各社なので、 発明元がどこであろうと、「あらかじめこっそり仕込んでおく」ということは出来ません。 例えば、発電機を発明したとき、あらかじめ仕込んでおいた隠し機能(ある日爆発するとか)が 小学生が夏休みの宿題でコイルと磁石で作った発電機で、 その機能が発生するのかという話です。 ただし、ご指摘の通り、 インターネット上のサービスを盲目的に信用しないで 疑ってみるというのは、大事な視点だと思います。 例えば ・あるサービスからの個人情報データの転用や転売 ・データの保持方法やセキュリティーの不備よるクラッキング被害 ・フィッシング詐欺サイト ・違法ダウンロード ・無料で引きつけておいてから、射幸心を煽って課金させるオンラインゲーム ・メールやダウンロードによるウィルス感染 等々がないかを判断してから利用するだけのリテラシーは、利用者に必要だと思います。 逆説的にいうと、 インターネットがオープンな仕組みで動いているからこそ、これらは起きている問題で、 アメリカが全てネット上の情報をコントロール出来てしているなら、発生しないでしょう。 (CIAのデータが漏洩するなんてこともありえないことになりますので)
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- superside0
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もしインターネットが、 一箇所のサーバーに対して、全クライアントからアクセスするシステムであったり 一昔前の大型コンピュータのように 1つのホストに復数の端末がスター型に接続されるシステムだったなら、 仰るとおり、そのサーバーを所有している人や、通信インフラを所有している人が、 絶対的な権限を持つことになります。 しかし、インターネットは、分散システムです。 各サービスを提供しデータを保存するサーバーは国内外に大量に存在しておりますので、 日本国内に設置されたサーバーに対して、日本のインフラを使って日本国内からアクセスする場合に アメリカ国の所有するインフラを使ってその通信データを傍受することは不可能です。 ただし、もし傍受に協力するプロバイダや通信インフラ会社やサービス提供会社がいたり、 不正にクラッキングして 通信データを盗聴するという ことがあればこの限りではありません。 たとえば、インターネットは分散システムではありますが、facebookやtwitterやgoogleやamazonなど 大量のデータが集まるサービスの場合、そのサービス会社が政府と協力体制にあったり、 そこの通信インフラを盗聴されていたりすると、影響は少なくはないと思います。 現に、 中国では、国外への通信データは傍受しされておりますし、 中国国内のサービスも政府と協力関係にあって、都合の悪い記事は即刻削除されています。 つまり、 > 各国、個人のインターネット情報を管理、操作するのは簡単なことなのではないですか? > 「アメリカがインターネット世界に置いて絶対的な権力を持ち、思うがままに操れる」 ということに関しては、アメリカの権限だけでは無理で 他国の政府や民間企業の協力、または決して発覚しない高度なクラッキング技術と 恣意的な情報操作を行ってもばれないような情報リテラシーの低い国民が 必要 ということになります。
補足
判りやすく仕組みを説明していただき、ありがとうございます。あなたのような方を待っていました。変な質問だったのか馬鹿にされる方もいらっしゃいますが、アメリカは良くも悪くも利益に対して手段を選ばず徹底していますので、今後世界が激変するであろうインターネットを普及するにあたり、軍事、政治、民間企業あらゆる面において、アメリカが有利に働くようあらかじめ仕込んでいても不思議ではないと思っていました。現にちゃんとした仕組みの説明が出来た人はsuperside0さんしかいなかったわけですから、実際もっと複雑な仕組みなのかもしれませんね。例えば世界中の通信データがある所に集まっていて、重要なキーワードを含む情報を自動解析し、アメリカの各機関に送られている、とか。先進国の首相の電話が何年も盗聴され記録されていたなんて誰も想像しなかった事が起きていますから十分にあり得ると思います。
- sora1515
- ベストアンサー率58% (54/92)
質問者の回答1の補足理論からいうと、最初にスプーン使い出した人が全ての食の支配者!! エジソンは空の支配者!! 初めて死んだ人が魔界の支配者!! 楽しくなってきた
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
>個人のインターネット情報を管理、操作するのは 「個人のインターネット情報」というのは具体的に何のことですか? 「AさんとBさんの通信内容を、第三者のCさん(アメリカ政府?)が、AさんBさんに気づかれずに書き換える」ということなら、かなり限定された条件の範囲内では可能ですが、「実質的には不可能」と思った方が正しいです。
- kamikazek
- ベストアンサー率11% (284/2372)
つっこみどころ満載ですが 1つだけ答えます。 インターネットとは、 通信手段のわずかごく1部に過ぎません。 だからといって けーたいとか すまほとか もーるすとか むせんとか・・ そんな数え切れるものではございませんよ。 すこし考えてください。 全部電気ないとだめでしょ。 エネルギー必要なしの さらに 量産の利く 盗聴をみんなほしがりませんか? それは永久盗聴ですから。 多くの人がネットしているのは「手軽」だからですよ。 facebookは 50億人ネットユーザー計画してますが。 それを勉強したほうがよほど役に立ちますよ。 論文も可能ですよ。
補足
なるほど。インターネットは通信の一部でしかないという認識が不足していました。しかしながら、世界中の人、企業がネット回線を通じてメールなりHPなり企業間での取引なりをしていますよね。要するにインターネットを使用している限り、全てアメリカの管理下にあるのではないのかな?という事です。
お礼
インターネット開発に携わった国、又その種類、具体的な事例を様々上げて解りやすく説明してくださったsuperside0さん、ありがとうございます。「そうに違いない」という私の思い込みにも似た疑問を、馬鹿にせず可能性も示唆しながら丁寧にご回答いただけたことに感謝しています。どのような方かは存じ上げませんが、今後益々ご活躍ください。本当にスッキリしました。