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下水のポンプアップについて質問します。
- 購入を考えている土地は勾配がきつく、排水ができない構造のため、下水のポンプアップが必要です。
- 5メートルものポンプアップの費用やメンテナンス期間、交換時期についてご意見をいただきたいです。
- 専門家の方には、5メートルのポンプアップが可能かどうか及びそのリスクについて教えていただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
下水のポンプアップというのは、一般家庭では珍しいですが、マンションや大きな建物では、かなり一般的に行われています。物理的には可能ですよ。 排水槽(汚水槽)という排水を貯めておくプールがあって、たいていの場合排水ポンプを2個で1組にして設置します。 ポンプは「排水設備」の範疇ですので、ポンプそのもののほかに、排水槽そのものや配管もメンテしなければなりません。 設備の更新は7~8年と言われますが、問題なければ10年以上使ってもいいと思います。 月に一度くらい、フロート(浮き子)を上げ下げして起動するかどうかチェックしたほうがいいですね。 ちなみに5mというのは、高低差が5mという意味なのか、配管の総延長が5mなのかどちらでしょうか? 仮にどちらの意味であってもそれくらいの能力のポンプは普通にありますから大丈夫ですよ。 設置の環境によっては騒音や振動も気を付けないといけませんが、夜間はタイマーでオフにすることも可能です。 電気で動くポンプですから、停電になれば動けません。水を使えば、排水は貯まる一方です。 排水槽の容量を大きく確保すれば、停電復旧まで稼ぐ時間が増えます。 あくまで個人的な考えですが、私ならそのような物件は遠慮しますね。
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- inon
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NO.4で回答しました。 間違った解説をされている方がいるので訂正させてもらいます。 人工地盤って土で埋めて作ることではありません。(それはただの盛り土) RCなり、鉄骨で地盤を作る、或いは建物の構造自体を勾配に合わせて作ることです。 このプランは結構されている設計やさんいますよ。 ご参考に。
お礼
度々ありがとうございます。 盛土ではやはり厳しいですよね。 ただ、RCや鉄筋で行った場合の予算や交換時メンテナンス時の手間などは どの位になるのでしょうか?
- hana-netebakari
- ベストアンサー率39% (33/84)
設備屋です。 現状が目に浮かびます。よくわかります。 排水勾配がとれないのですよね。 客土にて盛土したら、勾配のるよ とおっしゃる方もおられますが、非現実的です。 大型ダンプで数十台ですみっこありません。 あと、地上げの擁壁、表面転圧の問題もありますし、埋めりゃあいいってもんじゃないです。 土工事は甘く見てはいけません。 ポンプアップに頼らざるを得ないでしょう。 この十年間で2件だけやったことがあります。 1件は城下町の長屋の住宅で、間口が8mくらいしかないのに、奥行60mの住宅。 もう一軒は広大な敷地のスポーツジム。 共に汚水槽を設け、汚水ポンプ2台設置し、制御盤をつけ交互運転としました。 問題は、ポンプの寿命です。 なにせ 汚水原水に浸かりっきりの機械になりますので、寿命が短い短い! 腐敗ガスにやられての金属腐食ですね。 早いもので2~3年でアウトになります。 修理不可能、新品交換になります、1台数十万円します。 スポーツジムで1台故障したときは、このことで、もめにもめました。 このへんが、ポンプアップのリスクですかねえ。 汚水、雑俳はどうにかなるとして、あと雨水排水先は大丈夫なのでしょうか? 雨水は自然浸透桝を使えば 降雨量10mmくらいまでなら さばけます。
お礼
お答頂きありがとうございます。 ご経験からのお答えですので参考に致します。 >早いもので2~3年でアウトになります。 とありますがメンテナンスをしてもその位でダメになってしまうものでしょうか? また、ポンプメーカーさんの保証期間などはないのでしょうか? また新品交換した場合の数十万円は施工費も含めた金額なのでしょうか?
- inon
- ベストアンサー率20% (773/3794)
5Mの高低差がある土地で道路が高い側にあると言うことですね。 こういう場合は、敷地を人工地盤で上の道路にあわせて水回りを上に持っていくのです。 居室を下に持っていけばポンプアップなどのメンテナンスのかかる設備は必要なくなります。 メンテナンスにかかるお金はなるべく避けるプランをするのが住宅設計の基本です。
お礼
お答え頂きありがとうございます。 なるほど、住宅設計の基本をお教え頂きありがとうございます。 もしも土地を購入する事が決定しましたら地盤調査を行ったり 設計士の方との密な打合せを行いたく存じます。
- yukai4779
- ベストアンサー率32% (193/592)
こんばんは 高低差が5mということは、ポンプの能力(揚程)が最低でも5m必要ということになりますが、実際はもっと能力が必要でしょうね。 まずはイニシャルコストですが、先に回答がありますとおり2基設置することになります。これは交互運転することによる非常時の危機回避となります。1件だけの排水ですので、ポンプの連続の長時間運転はないでしょうけど、片方が何らかにより運転停止したときの保険的な意味合いが大きいです。 次にランニングコストですが、当然ながら電気料金が嵩むことになります。これは、ポンプの運転時間に左右されますので、毎月の水道量(新築すると使用水量は増えます)をお調べになって、それをポンプの仕様書等に照らし電気料金を計算するしかないと思います。 それと、若干話が変わりますが合併浄化槽を使用されている方が、ご自宅の浄化槽の蓋を開けて中を確認する方が居るでしょうか?浄化槽自体は法律により管理しなければならないので、管理会社に委託されているケースがほとんどでしょう。 何を言いたいかと申しますと、定期的にポンプを設置したポンプ槽(マンホールポンプ的なもの)の蓋を開けてその中の状況を確認できるのかということです。法に縛られた施設でもありませんので、維持管理的なことでポンプ槽の中を確認なんてしないはずです。しかし、家庭雑排水は髪の毛、油脂類、いわゆる下水に流してはいけない類のもの含めて、それがポンプやフロートに纏わりつき本来の仕事ができなくなることもあるのです。その結果、溢れてしまうという結果につながります。 マイナス要素ばかり掲げましたが、管理ができれば問題はありません。よく検討されてください。
お礼
お答え頂きありがとうございます。 アドバイス頂いたコストを考えて進めて行くのか否か検討致します。 もし、今後進めて行く場合、しっかりとした管理が必要と言う事ですね。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
地下などの場合は水中ポンプを使って排水できますが、 雨水をというのは現実としてはどうかと思います。 最大雨量を想定して相当大きなポンプが必要です。
お礼
お答え頂きありがとうございます。 >最大雨量を想定して相当大きなポンプが必要です。 そうですね。そこの所はあまり深く考えていませんでした。 その辺りも相談しながら購入を考えてみたく思います。
お礼
お答え頂きありがとうございます。 >ちなみに5mというのは、高低差が5mという意味なのか、配管の総延長が5mなのかどちらでしょうか? 高低差も総延長も5m以上ありそうです。 beatschool様が個人的に遠慮する土地と言うのはメンテナンス等に多大な費用が掛ると言うことでしょうか? 騒音や振動の問題までは考えていませんでした。 悪臭の問題もありますでしょうか? 何だか、また質問攻めになってしまってすみませんm(__)m 物理的には可能との事ですが、その他の問題と比較しながら考えた方がよさそうですね。