庭の排水計画 ポンプアップ
庭を30cmほど掘ると水が湧いてきます。大きな木の生育および建物基礎付近の湿度を下げる目的で、地表から約50cmほどの部分の水分を無くしたいと考えており、暗渠およびポンプアップ(集水枡を設けて)という庭の排水計画を考えています。本来は暗渠埋設のみで対応したいのですが、最終枡へのレベルの関係上、深い暗渠を設けることは出来なく(30cmくらいしか埋設不可)、ポンプアップという手段が必要と判断しました。30cm以下の水は、我が家がひな壇途中にあるため、隣地の地下砂層を通じて流れ込んでいる可能性が高く、現在は、深さ1m、直径40cmほどの穴を掘り、そこに借りてきたポンプを突っ込んで、一定以上の水位(地表面より約70cm)になると排水を繰り返すよう実験していますが、雨のあと、少なくとも4日間ほどは継続的に流入しているようです。(だいたい30~45分に1回でポンプが作動し、止まったところは見たことありません)。このような状況で、ポンプアップするのは、「地表から50cmほどの部分の水分を無くしたい」という目的に合致し、実現可能なアプローチなのか不安になり、アドバイス(もっといい方法があれば or 否定的なご意見も)を頂きたいと思います。また、「排水のためポンプアップ」という手段をとるときに気をつけることなどはありますか、気になっているのは、故障を加味した台数設置やランニングコスト、および、常に水を排出しているわけではないので、冬季における集水枡での凍結などです。
補足
ご回答ありがとうございます。不同沈下の件ですが、当住宅を建てた設計士および上長や本社の設計部との相談の結果、「地盤調査結果は良好(固く)で、水が原因の不同沈下が起きる可能性はまず考えられない。」と言われています。知り合いの一級建築士に現場および地盤調査結果を見ていただいても、家がどうこうなることは考えなくても良いだろうといわれています。また、両者共通して話していたのが、基礎下の防湿コンクリート(たしか6cm厚)に将来的に生じるであろうクラックからの湿気→シロアリ→耐久性悪が、強いて挙げる項目でした。水分を排水することに関して、「雨が降れば、ゆっくりであるけれど、いずれ地下に浸透していく。その排水スピードを速めてあげるだけなので、家に対してデメリットとなることは考えられなく、それが原因で不同沈下も起こらないだろう」、と言っていました。個人的にも、庭の下30cmにて水が出てくるのが気持ち悪いので何とかしたいと思っていました。