- 締切済み
アボガドロ数と物質量について
アボガドロ数と物質量の所が テストに出るので勉強していたの ですが、 例えば、「酸素原子O 1mol」は、Oが6.02×10^23個の集団であるが、「酸素分子O2 1mol」は、O2が6.02×10^23個の集団である。(つまり、酸素原子Oは2倍の12.04×10^23個)。 この文の意味が分かりません。 特にカッコの中は酸素原子Oは 3.04×10^23個になると思ってたんで なぜ2倍されるか分かりません。 教えてください。 お願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
いまだに、誤った物質量やモルの定義が学校で教えられているために混乱してしまうのです。 モルの定義は、 【引用】____________ここから モルは、0.012キログラム(12グラム)の炭素12の中に存在する原子の数と等しい構成要素を含む系の物質量である。 モルを用いるとき、要素粒子を指定する必要があるが、それは原子、分子、イオン、電子その他の粒子、またはこれらの粒子の集合体であって良い。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[モル - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AB )]より どこにも6.02×10²³個とは書いてありません。現在(2011年1月)測定されている値は、 6.022 140 78(18) x 10²³ ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9C%E3%82%AC%E3%83%89%E3%83%AD%E5%AE%9A%E6%95%B0 ) であって、この数値は、 アボガドロ定数 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^と呼ばれています。(1971年にモルがISで標準単位になったときから【定数】になっています。 とっても重要なモルの定義と、アボガドロ定数ですから確実に理解しておきましょう。 ★「酸素原子O 1mol」は、Oが6.02×10^23個の集団であるが、「酸素分子O2 1mol」は、O2が6.02×10^23個の集団である。 はモルの定義の後半 『モルを用いるとき、要素粒子を指定する必要があるが、それは原子、分子、イオン、電子その他の粒子、またはこれらの粒子の集合体であって良い。』 と密接に関わってきます。 どの粒子について数えているかを指定することによって、モル数が変わるのです。 ・1個の水分子には、2個の水素原子と1個の酸素原子があります。 この水分子が「12gの¹²Cに存在する炭素原子の数」倍すると・・・・ ・1モルの水分子には、2モルの水素原子と1モルの酸素原子が含まれています。 常に1molと言うときは、「どの粒子について語っているか」が明記されているはずです。酸素分子(O₂)は二個の酸素原子Oから成り立っているために、酸素原子が1molのときは兎も角、酸素分子が1molのときは酸素原子の数は2倍になるのです。 なお、本来は、1molの酸素分子にはアボガドロ定数個の酸素分子、(アボガドロ定数個×2)個の酸素原子があるとなります。 12個を一ダースと言うのと、1ダース、数えてみたら約12本だったは意味が全く異なります。正確に測ってみたら12.005本かもしれない。意味が違うの分かりますよね。 高校の一部の教科書、物質量やモルの定義が決まって半世紀近く立つのに、いまだに誤った記載が残ってます。
- pupPeTeer119
- ベストアンサー率30% (633/2077)
酸素“分子”『O2』は、酸素“原子”である『O』2個からできています。 ここに酸素分子が1molあるとします。 1molという単位は、その物質がアボガドロ数個(6.02×10^23個)あることを示しています。 従って、ここに酸素は“分子”として、6.02×10^23個 存在している訳です。 例えばここで、何等かの方法で酸素“分子”を酸素“原子”に分解するとします。 そうすると、酸素“分子”は酸素“原子”2個からできているので、 必然的に酸素“原子”の数は 6.02×10^23個×2 = 12.04×10^23個 生じることになります。 恐らく質問者さんはこんがらがってしまい、これと逆の事を考えてしまっているのではありませんか? そして、書きたかった数は 3.01×10^23個 だったのではありませんか? 酸素“原子”1molがあって、これが余すことなく酸素“分子”に合成された場合、酸素“分子”は0.5mol、即ち 3.01×10^23個 できることになります。
- choco_jiji
- ベストアンサー率31% (528/1701)
1molはどんな物質でも6.02×10^23個です。 OでもO2でもH2Oでも。 Oが1mol…「O原子」が6.02×略 O2が1mol…「O2分子」が6.02×略 H2Oが1molなら…「H原子」が12.04×略 と「O原子」が6.02×略の集まりです。