溝入れで溝底がビビる。
大型立旋盤のオペレーターです。ここ最近外径がФ3000~Ф4000、内径がФ2500程度の物件を幾つか抱えています。
図がなくて申し訳ないのですが、
?内径に幅50?~80?、奥行き約20?の溝を掘り、
?更にその溝のに幅約10?、深さ約6?の溝を掘る
という工程があります。
立旋盤(ターニング)の向きで言うと
?内径のX方向に溝を掘る。(横に溝を掘る。)
??で掘った溝の中にZ方向に溝を掘る。(縦に溝を掘る。)、
表現が下手ですがこの書き方でお解りいただけるでしょうか?
問題は?の縦の溝入れの仕上げで例外なく溝底がビビります。幅が50?~80?の溝の中に縦の溝入れをするので、ある程度工具が限られます。
バイトと刃先が一体になったハイスで仕上げていた時期もありましたが、ハイスでは溝底が綺麗に仕上がってました。
しかし内径がФ2500クラスとなると回転が1~2回転と、遅い回転でしか削れず、溝も5~6段あるので溝の仕上げだけでかなり時間がかかります。
そこでスローアウェイの超硬の溝入れチップを使うようにしました。超硬ならそこそこ周速も出せて早く削れますが、溝底がビビります。
超硬の溝入れチップは幅4?、G96S60、F0,1、仕上げ代0,1?という条件で削ってます。問題は溝底だけなんですが、いい方法ないでしょうか?