- 締切済み
端面深溝入れバイトの製作について
- 銅の加工で端面の深溝加工に苦戦しており、バイトの使用に時間がかかるため、溝入れバイトを作ろうとしている。
- SUS製の溝入れバイトは効果が限定的であり、より硬い材料で作ることを考えているが、ホルダーの強度が心配。
- 熱処理したホルダーにロウ付けを行うことで強度が変化する可能性があり、素材や熱処理の方法を知りたい。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
タングステン系のハイスで作ればよいでしょうが 非常に高いものになります つまり高温で焼き戻ししても強度 硬度を失わない材料 若しくは ロウ付け温度で空冷で焼きの入る材料ということになります DKD61で作ったこともありますが 私のところでは 空冷鋼 旧JIS SKC24 で作っています SNCM447 とか630に近い材料です
バイトの剛性を増すのが良いと思います。 材質はSK材が良いと思いますがS45C・SUS304・316でも問題は無いと思います。 バイトの顎の部分はφ52.8×φ63.5のパイプの円周を1/3~1/2位に切断し超硬チップをロウ付すれば良いと思います、シャンクとの接合はロウ付け又は溶接で問題は有りません(ロウ付けの時は接合面を広めに)。
端面に障碍があるとは。。。お手上げしそうな難加工ですね。。。 超硬のロウ付けですが、銀ロウでも約750℃まで昇温する必要があり、台ガネに焼入れ鋼を使っても耐えられるのはハイスだけ、しかもごく短時間です。 それと焼入れは強度を増しますが、ビビリには効果がありません。結果、生材と差が無く、鋼なら何を使ってもいいはずです。 1さんのように、ハイスの方が良いかナと思います。掬い角を付けて研ぎ上げる。先の幅を細くした勝手違いで交互に攻めていく。。。でも自信有りません。
スロアウエイバイトですがミルコーナに色々な形状の物があると思います http://www.fuji-bc.com/kougu/mircona/index.html 材質で対策するのも良いですが形状でも対策は出来ますよ バイト形状ですが刃先より下は前から見るとRになってると思いますが 上も付けてください 俄然強度が上がります 当然ですが切粉はけの為に逆転でエアーブローしながら
バイトのロウ付けはよく知らないんですが、使うのは銀ロウですか? 銀ロウだと、融点がだいたい800℃くらいだったと思います. このくらいの温度なら、手際良くやれば、完全に鈍りはしないでしょうが、 とは言え、影響はゼロではないでしょうね. ハイスでも、とくにコバルトハイスなら、800℃くらいでもあまり影響はないと思いますが、 そもそもの被削材が銅という事なので、超硬チップを付けなくても ハイス(高速度鋼)のバイトでそこそこ削れてしまうハズです. 超硬よりは研ぐのが楽ですし、厳しい状況でも欠け難いです. 304の様なステンレス鋼の加工では、超硬ではどうにもならない事が少なくない様で、 ハイスを使わないと往生する加工もあると聞きます. 今回の件も、端面の超深溝という事で、どうしても切り屑の排出が悪いでしょうから、 超硬よりも強靭なハイスを使うメリットはあると思います. SUS440CやSK材も、焼き入れしたら超硬を貼り付けなくても銅は削れちゃいますね. ハイスほどは耐磨耗性が無いでしょうが、ハイスよりは折れ難いと思います.
お礼
貴重なご意見有難うございます。 次回製作時には参考にさせていただきます。 チップをロウ付けとしたのはバイトの研磨を簡単にするためにしました。 現在ホルダーは外径φ62 内径φ52 のパイプ状に旋盤で加工して その部品の1/4の部分だけを残して先端にチップをロウ付けしている 状況です。超硬チップの幅が6mmなのでその部分だけ逃げをとれば いいような状態です。 刃先まで一体型のホルダーも考えたのですが加工や研磨の大変さ、磨耗してきたらまた最初からの作り直しを考えたらロウ付けのほうがいいかと思いましたのでこのやり方で作ってみたのです(バイトを研ぐのはハイスで完成バイトで作っていたときとは比べ物にならない位楽でした)。