ハイブリッドセラミック

質問

小臼歯なのですが、現在、銀歯です。

それを白い歯にしようと思って、いろいろ調べています。

材料は、
硬質レジン（プラスティック）、セラミック、そしてその中間にハイブリッドセラミックがある、
という位置付けだという理解でよろしいでしょうか。

ポーセレンとはセラミックのことでしょうか。

グラディア、エステニア、アートグラスというのはいずれもハイブリッドセラミックの一種でしょうか。（商品名のようなもの？）
他にはどんなものがあるのでしょうか。

このグラディア、エステニア、アートグラス・・・などはどう違うのでしょうか。
それとも、どれでもほとんど同じで、拘るほどの違いはないでしょうか。

それから、後一つ、「セラミック」と「セラミックス」（最後に「ス」が付く）は同じでしょうか。

回答No.2

ooi820 · ベストアンサー

歯医者の端くれです。保険外の治療をされるということでよろしいでしょうか？保険内と保険外では金額に大きな開きがありますから。どういう銀歯かわからないからお話しにくいのですけど、歯をすべて覆っている冠でかみ合わせの面まで白い冠を入れると言う前提でお話させてくださいね。

セラミックは（われわれはポーセレンと呼んでいます）・・・一番美しい仕上がりで美しさが長持ちします。が割れやすく高価ですし、あまりに硬いのでかみ合わせの相手の歯が磨り減ってしまうことが多いです。前歯には適してるのですが臼歯にいれるにはあんまり勧めたくないです。（一応説得して説明してそれでいいと言われるなら入れますけど）もしいれたら間違ってもそこの場所で氷を咬んだりしないほうが良いです。

ハイブリッドレジンですがセラミックほどの美しさはないですし時間が経つと艶がなくなります。が比較的割れなくて咬み合せになる相手の歯にも優しいです。多分グラディア、エステニア、と取り揃えている歯科医院はないでしょうからどれか選ぶと言うことは出来ないでしょう。それらに微妙な違いはありますがマニアックな違いと言う程度です。個人的にはグラディアが好きですが。

硬質レジンですが、擦り減りがはやいのでかみ合わせの面まで白い歯にしたかったらこれは選択肢には入れるべきではないと思います。

いずれにしろ、大事なことは金属でないから割れる可能性があるということです。

補足

質問してから何日もたってからご回答いただくことはあまりないので、もう回答はないかと思っていました。ありがとうございます。

>歯をすべて覆っている冠でかみ合わせの面まで白い冠を入れると言う前提で

實物をお見せできないで言葉で説明するのもうまく伝わるかどうかわからないですが、ま、おっしゃるとおりでいいと思います。
今日（４月２４日）その銀歯を外してきました。何しろそこの元々の歯（天然の歯）は根元のほうまでなくって、ねじがささっていました（土台のために？）。神経は既にありません。それで土台があって、その上に銀歯があったようです。ですから、「歯をすべて覆っている冠」という表現でいいんだと思います。

ちなみに銀歯の内側には虫歯がありました。今日はねじも外してその虫歯を除去して、消毒をして、土台の型をとりました。（假の歯を入れました。）

>セラミックは（われわれはポーセレンと呼んでいます）
＜中略＞
>前歯には適してるのですが臼歯にいれるにはあんまり勧めたくないです。

そうですか。ありがとうございます。色々サイトで調べてみると、脆いという記述が多いようです。まったくご回答のとおりですね。

>ハイブリッドレジンですが
＜中略＞
>多分グラディア、エステニア、と取り揃えている歯科医院はないでしょうからどれか選ぶと言うことは出来ないでしょう。それらに微妙な違いはありますがマニアックな違いと言う程度です。

そうですか。あまり細かいことに拘るのはやめておきます。
ちなみに私の行った歯科医は、エステニアを扱っているようです。それでいいと思っています。

保險外（エステニア）で白い歯を入れると、５万円くらいかかるそうです。私は表向き「えっ、５万円もかかるんですか？」と言ったのですが、心の中では「それほど高くもないなあ」と思いました。なにせ（詰め物（インレー）ではなくて）「冠」ですからね。

回答No.1

chiezou-yon

技工士です。

強度の順に、硬質レジン→ハイブリッドレジン→ハイブリッドセラミック→セラミック、という解釈でいいと思います。

セラミック、セラミックス、ポーセレン、陶材、全て同じ意味で使っています。

グラディア、エステニア、アートグラスはハイブリッドレジンになります。他にも種類はありますが、大体この3つが主流ですので、他の名前忘れました（すんません）。

違いはレジンというのは固める時に大体が光重合になりますが、セラミックというのは高温で焼成します。ハイブリッドセラミックも焼成します。

ハイブリッドセラミックにはベルグラスというものがよく使われています。

グラディア、エステニア、アートグラスはそれぞれメーカーが違いますし、成分も若干違います。製品名と解釈されてよろしいかと思います。どう使い分けてるかというのは、どれが技工士にとって操作性が良くて使いやすいかとか、色が出しやすいかとか好みによりますし、先生にとっても好みの問題かと思いますよ。

更に付け加えて言うなら、セラミックにも色々種類があり、焼成温度や色の種類、使いやすさや用途に応じて色々と使い分けています。

補足

ありがとうございます。

ハイブリッドレジンというものがよく分かっていませんでした。
「ハイブリッド」って付いているから、無意識のうちに「ハイブリッドセラミック」みたいなものかなあ、と思っていたのだと思います。