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アルミ箔で作った”紙”飛行機の飛び方について

折り紙で作ったカミヒコウキは投げないで高いところから滑空させるほうが良く飛びますが、折り紙の代わりにアルミ箔を使ってみたらさらに良く飛ぶように思います。良く飛ぶというのは空中を滑るように、という意味ですが、アルミ製のグライダーも実在するのでしょうか。グライダーには木材がとして使われていたのではないかと想像しますが、アルミ箔が折り紙より折りにくいことなどとの関係も知りたいと思いました。

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  • funflier
  • ベストアンサー率80% (375/467)
回答No.2

>折り紙の代わりにアルミ箔を使ってみたらさらに良く飛ぶように思います。良く飛ぶと>いうのは空中を滑るように、という意味ですが、 「良く飛ぶ」という評価で「滑るように」という感覚的なものは解らないの ですが、単純に軽いからではないでしょうか。例えば、A4コピー用紙は この富士ゼロックスのサイトによれば「64g/m^2」だそうで、 http://www.fujixerox.co.jp/support/howto/paper/thickness.html 一方アルミ箔はこのwikiによれば市販家庭用は 0.0015~0.02mm厚、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E7%AE%94#JIS.E8.A6.8F.E6.A0.BC ということは 0.002cm*100cm*100cm=20cm^3 で比重2.7なら 54g/m^2なので、厚めの方でも同じ面積で作れば 8%ほど軽いことに なります。 ただ、飛行性能評価としては滑空性能の代表は「滑空比」ですが、以前 http://okwave.jp/qa/q8100765.html この回答で書きました様に、 これは実は面積当たりの重量(翼面荷重)には無関係です。 とはいえ、同じ高さから同距離に到達するとしても、矢のように地面に に向かうのとゆっくり沈下するのでは、感覚的には翼面荷重が軽い方が 「良く飛ぶグライダー」という印象になる筈です。 他には、紙だと折っても弾力があって折り目が戻ったりしますから、 正確に平面が出せるならアルミ箔の方が精度が出やすいのかもしれません。 (しかし普通の感覚では容易にシワが入ったり変形する気もしますが。 それが無い前提です。) >アルミ製のグライダーも実在するのでしょうか。グライダーには木材がとして >使われていたのではないかと想像しますが、 「全金属」製グライダーも実在します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/L-13_(%E6%BB%91%E7%A9%BA%E6%A9%9F) 現在はFRPといったプラスチック主流で、ここのwikiにも http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC 以前は木材・鋼管に羽布張りであったことが書かれています。 >アルミ箔が折り紙より折りにくいことなどとの関係も知りたいと思いました。 この意味が解りかねますが、アルミ箔はほぼ純アルミであり、アルミ合金と して使う実機航空機との関連を考えることは形状からも無理があると思います。 「板/面」で構成する模型飛行機では室内・屋外機でも発泡プラスチック素材 の板(EPP/EPO/デプロン等)を使うのも当たり前になっています。 これも以前はバルサ板を使う「プロフィール機」等に代わって台頭したもので、 剛性をカーボン素材で保ち、板そのものはEPPではグニャグニャしてまず壊れない といったメリットがあります。 実機でも木材→金属→プラスチックという変化は各所に見られ、ヘリコプター のローターは旧式のベル47では木製で、大型のバートル等は金属の外皮と構造 でしたが、今では繊維強化プラスチックです。ご承知の通り、旅客機もこの プラスチック多用に代わって来てB787等が実際飛び始めています。 航空機で素材の重要なことで「比強度」があり、この強度指標が高い方が 同じ強度を得るのに軽く出来ます。身近な例では自動車の鉄ホイール(リム) とアルミホイールがあり、アルミの方が同じ車重を支える目的では軽く出来て います。プラスチックはこの点にも有利で、さらに都合のいい特性を繊維方向で 持たせたり出来ますので、用途が広がっています。

noname#194289
質問者

お礼

いろいろたくさんのことを教えていただきました。厚くお礼申しあげます。同じかたちのカミヒコウキでも材料によっていろいろ違うことがあるので面白いと思っています。実機との比較も興味あります(無理な比較もしてしまっているようですが…)。

その他の回答 (2)

  • akiko1er
  • ベストアンサー率47% (8/17)
回答No.3

別の角度から申し上げます。「滑らかに飛ぶ模型飛行機」の観点から考えてみました。 1、アルミ箔を切取と粘着テープとで飛行機を作って試す。 2、発泡スチロールの薄いもので切取と粘着とで作って試す。発泡スチロールを薄く切り取る技術は立派です。0.1mm厚さのものまでが作成可能だそうです。この厚さのシートはホットカーペットの上に置くだけで「上昇気流に乗って」舞い上がるそうです。市販のシートでも薄いものがありそうです。 なお、材料の厚みと機体の寸法との比にもご注意ください。

noname#194289
質問者

お礼

いろいろな素材で作ってみたいと思います。花束を包むためのシートなどもよく飛ぶことは試してみました。コーヒーの袋などもやってみました。発泡スチロールも普通の容器用のものでは試してみました。厚いと縁のあつくなり、つぶせばよいのでしょうが、気持ちが悪いので敬遠していましたが、ご教示の薄いもので試してみたいと思います。ありがとうございました。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

 現状グライダーの材料はほとんど強化プラスティックで、金属製は無いようです。やはり重いことと、アルミは降伏点というものが無く、弾力に乏しいことが原因でしょう。

noname#194289
質問者

お礼

ご教示ありがとうございます。プラスチックのほうが優れているのですね。軟質プラスチックの包装紙で作ったカミヒコウキもグライダーのように飛びます。アルミ箔は羽根の角度などが自由に変えられることと弾力に乏しいということとは関係があるのかと思いました。