- ベストアンサー
年金について
ある70代の元個人事業主の方から聞きましたが、もらえる年金が少なくて 「会社にしておけば良かった」と言われたそうです。 僕も現在、個人事業主ですが、一人でも株式会社にした方が得なのでしょうか? 今は1円から株式会社に出来るので、簡単にできそうですが、48歳の今からでも そうした方が、年金をもらえる年齢になったらもらえる金額が多いのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
国民年金第1号被保険者として480月分の保険料を納めた者に対する老齢給付は『老齢基礎年金』(平成25年度の満額は約79万円[年額])です。 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3222 一方、厚生年金に加入した場合には、「国民年金保険料を納めた月数+厚生年金の被保険者であった月数」が480月になれば『老齢基礎年金(満額)』が支給される上に、厚生年金に加入していた期間に納付実績に応じた『老齢厚生年金』が支給されます。 現在の国民年金保険料は月額15,040円ですよね。 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3763 厚生年金の保険料金額は↓の表で確認してもらうとして http://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/h25h/1/20130218-193335.pdf 厚生年金保険料の最低額をみると本人負担額は約8,389円[標準報酬月額98千円]です。 ⇒会社の負担額と併せて月額の保険料は16,777円 実際には将来受給する老齢厚生年金の金額は算出できませんが、48歳以降(60歳到達まで)の各月の標準報酬月額が98千円だったとした上で法律で決まっている計算式に無理やり当て嵌めると、現在価値で約81,000円の老齢厚生年金がもらえると推測されます。 年金額=標準報酬月額98千円×(60歳-48歳)×12ヶ月×年齢に応じた乗率×物価スライド =98千円×144箇月×5.769/1000×物価スライド =98×144×5.769×物価スライド ≒81千円×物価スライド つまり、144ヶ月間に渡って国民年金保険料より月額1,737円多く(実質個人経営だから、会社負担分も本人の財布から出て行く保険料と見た場合)支払った結果、受取年金額が81千円増えます。 多く支払った保険料の総額は 1,737円×144≒251千円 となりますから、 251千円÷81千円≒3.1年 ⇒ 3年2ヶ月分を年金受給すれば、元が取れる(こういうときの約束事で、金利は無視)。 【注意】 今回は、厚生年金保険料を最低額に設定した上に、ご質問者様が加入する期間を国民年金と同じく60歳までとしましたが、厚生年金の保険料(標準報酬月額)を多くすればそれだけ老齢厚生年金は増えますし、標準報酬月額が同じだとしても65歳まで加入(法律では70歳まで加入可能)すれば、やはり老齢厚生年金は増えます。 次に、別の方が指摘なされている『厚生年金に加入すると健康保険にも加入しなければならない』という注意点ですが、現在加入している国民健康保険の保険料よりも健康保険の保険料のほうが安くなる可能性が高いです。 ・一寸いい加減な事を書くと、国民健康保険は「本人」「配偶者」「子供」「両親」の各人の『所得』と、世帯に対して保険料計算が為される。 ・健康保険は加入者の内、「被保険者」の「標準報酬月額」を基準にして保険料が計算されるから、「配偶者」「子供」「両親」を被扶養者として加入させる事ができる場合には、その分タダになる。
その他の回答 (1)
- logitakakuma
- ベストアンサー率56% (62/110)
こんにちは 会社にして、厚生年金を掛ければ年金額は多くなります。 ですが、当然毎月の保険料は多くなります。 現在国民年金は月約1万5千円を40年納めれば、年金と して年間80万円受け取れます。 厚生年金は、給与額に比例して保険料と年金額が決まります。 ※ 会社にして年金を増やすのも良いですが、併せて健康保 険も加入することになります。それも含めてご検討下さい。
お礼
logitakakumaさん ご丁寧にありがとうございました(^-^)。
お礼
srafpさん ご丁寧にありがとうございました(^-^)。