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日本の長期国債は本当に世界一安全なのでしょうか?
世界の趨勢がリスクオフの傾向になると理由の如何を問わず、大抵”安全資産である円が買われ”円高になります。マスメディアなどで、円が安全資産である根拠が分り易く示されることはなく、ただマスコミは鸚鵡返しのように”安全資産である円が買われ・・・”と報道します。 円が安全である直接の根拠は中々示されませんが、結果としての金利の安さを上げて、円が安全と思われている証拠だという説明をします。然し金利は安全度の指標とばかりは言い切れず、例えば昨今米国で金利が上昇しているのは、QEの縮小に伴って需給が引き締まることを先読みして上がっているのであって、米国の安全性が落ちてきたからではありません。 日本国債の安全神話は、何かかつての原発の安全神話を彷彿とさせます。”神話”だのバブルだのは破綻して初めて気が付く性質のもので、今信じきっている人に聞いても満足な答えが返ってこないのは仕方ないですが、もし日本国債が安全だと考えられている、本当のところを知っている人が居たら教えて頂きたいと思います。 (日本がバブル崩壊後自信を失って、そのことの当否を判断したり、抵抗したりすることなく、永らく言われるままにそう唱えてきたため、ヘッジファンドなどが都合よくそのことを利用するようになり、リスクオフになれば皆で円を買う、そうすれば円高になって買った側も儲かるというだけの話なら、わざわざ回答はいりません。)
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- hbafe88
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個人金融資産が国債を支えています。 今は安全て事です。 国全体では資産はゼロとなります。 10年国債て普通6%です。 日本国債が暴落すると他の先進国の国債も暴落して大恐慌となりそうです。
格付け機関の評価を正しいと思うしかないでしょう。マスコミが日本を煽ってどうする? 国債のデホルト阻止をしようにも日本では利権だらけで手に負えないから TPP参加+消費税up で荒療治をやるように圧力がかかっていると思いますよ 税金の無駄使いすら自国だけでは どうにもできないのですよ。
JGBは日本の銀行が大半を所有して国民の資金が原資になっているから、とりあえず売り逃げ がないので安全なだけで、 リスクオフの一時預かり所になるのは当然です
- simotani
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JGBが安全なんて有り得ません。 そもそも各国の国債はそれぞれの国内では最も安全です(例えギリシア国債でもギリシア国内では最も安全です。何故ならその気になれば銀行の資産を併呑して公的年金を廃止するとの決定をする余地があるからです<現実には不可能とも思いますが>)。 後は各国のこれまでの信用と債券のクーポンです。JGBはクーポンが年1%ありません(10年債では。40年債でさえ2%切るクーポンを提示してます)。つまりは「そんな低金利でも借金出来る程には」安全と海外から信じられているのです。因みに米国のUSTNは1年程度なら0.25%前後の利回りですが10年だと流石に1%超えます。これは1段だけ金融引締め状態での放置だから(「ゼロ金利」では無い)です。
補足
JCBの利回りが極端に低いことは既に上で述べていますが、それはあくまで結果を示しているのであって、リスクオフになるとヘッジファンドがそうまでして高額なJCBを買ってくる本当の理由を知りたいというのが質問の主旨です。 円が安全資産だというのはいろいろ後付けで説明がされたりしていますが、実際の所は何の根拠もなく、ただ長年の”実績”でそういうふうにしておけば、リスクオフの際には皆が円を買って円高になる結果、買った方が儲かるようになっているという、ヘッジファンドにとって願っても無い暗黙のルールが出来てしまっているだけのことではないですか。 世界中が金融緩和してジャブジャブになったマネーが弱い環を狙って様々な手段を講じています。円が本当に安全資産なのだという理由が示せないのであれば、日本も新興国同様にヘッジファンドの餌食になっているに過ぎないということにもっと早く気付くべきです。少なくともマスコミ等の関係者は「安全資産である円が買われ」というバカげた表現を禁止する位の自覚が必要で、ヘッジファンドの言い方を鸚鵡返しにするのではなく、彼らの足並みを霍乱するような表現を考えて報道していかないと、市場の正常な機能は失われてしまいます。
このurlはシビアな論調なのかなあ われわれ国民が借金を許してきたし 変えようともしなかった結果なんでしょう 飼い慣らされてきたため 改革なんてもう無理です 利権だらけの国家を大手術できるのは、またもや 米国かも。
やはり国の安全性 といえば、国債で評価されますよね 国が破綻しにくいという意味での 安全性でしょう。 ( いざとなれば 日銀が紙幣を発行して 国債を買いとる構造 ) まあ、国債保有者の9割以上が 日本人だってのもあるようです ただ。。。 仰せの通りだと思います 本当に 日本国債が安全であり続けられるのか。。。ですよね 世界には、日本国債の暴落(金利の急上昇)を予期する方もいます これだけの財政赤字を抱える日本です 少子高齢化による税収減も深刻化するでしょうし。。。 国内資金で買い支えられなくなって、海外資金を増やす必要に せまられ。。。そうなると いわゆる日本売ヘッジファンドの餌食ですね ( 売り逃げによる破綻だって ないとも言えません ) 黒田総裁の国債大量購入が、長期金利の急上昇を招くんじゃないか なんて懸念を 世界は持っているようですよ
補足
国債には米国会社の付ける格付けというのがあります。日本が本当に世界一破綻しにくい国なら、格付けが今のように低いのは説明が付きません。仰るように国内の国債所有者は高齢化して手放しつつあると言われています。この先何時日本売りが始まるかも分らないという恐れがあるのだとすれば、ヘッジファンドがわざわざ高額を出して日本国債を買うでしょうか。 常識的に考えれば、日本円より米ドルの方が安全だとは誰でもそう思うでしょう。然し何かと言うと円が買われるのは、実際に円が安全だからではなく、マスコミを含めた日本の金融関係者が何の意味も分らず「安全資産である円が買われ」と言いつづける無責任さがヘッジファンドなどに利用され、共同行動を誘い、いわば市場が操り人形のようになってしまっているのが実態なのではないでしょうか。
補足
ということは、米国債には売り逃げされる不安があるということになりますが、国債の格付けというのは一体何を表していることになるのでしょうか。