どの程度の次元(レベル)なのか解らないので正しい助言も難しいと言えるのですが、
>後半足が前に出ていきません。
というのを言葉通りに受け取れば、足を上げる筋力&持久力に問題あると思われます。
また、前半のスピードにはのれるという事であれば、
一応、脚力自体はそれなりにあるのではないかと想定できます。
世界陸上やオリンピックで外人選手と日本人選手の走りで大きく違うところは、
質問者の悩みと通じる「後半の伸び」の違いですよね。
日本人選手は前半~中盤までは良い位置を走っていますが、
後半に一気に追い抜かれて上位に入り込めません。
この後半の伸びの違いは、様々な理由も加わりますが、
日本人と外人の大きなこの違いは上半身の筋肉(力の差)がかなり大きく影響しています。
走るというのは下半身だけのパワーと考える人も居ますが、
後半伸びるのは上半身のパワーが大きく影響すると考えてください。
腕を力強く大きく振って正しいフォームで走ると、自然とその力が下半身に伝わり、
後半の伸びという形で結果に現れるものです。
学生レベルの大会でも、速い選手というのは腕の振りも力強く、
一列に並んで走る際には、腕の振りを見比べただけで、ほとんどの場合上位者が予想が付く、
と言える程、上半身のパワーは重要なものです。
もし後半の伸びに悩んでいるのであれば、今までやってきた下半身強化のトレーニングに加え、
上半身の筋力強化も検討してみてください。
短距離走というのは、下半身だけでなく全身のパワーが求められる競技として全身強化してください。