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地震時の建物下敷きの危険性と防災訓練の矛盾
- 地震時に建物の下敷きになった人にとって、手を動かすことは命に関わる危険がある。
- 消防署の職員は実演でその危険性を示し、助けることができない場合もあることを伝えた。
- しかし、別の防災訓練では自身でできることを求められ、矛盾した指導が行われている。
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なるほど。 様々な活動をなさっておられること、敬服します。 所で、耐震補強の補助金が出ることを教えて上げたり、 倒壊の可能性が高い老朽家屋のマップを作り、その 居住者に対する避難や防災等の啓もう活動を行うなど、 災害が起きる前に出来る対策もいくつも考えられますね。 いざというより、転ばぬ先の杖の方が案外と 効果は高いのかも知れませんね。 いざとなれば日頃の準備と有志のネットワークが 頼りですから、ROKABAURAさんのような方々の 地道な努力で助かる命が沢山あるのだと思います。 頑張ってください。 私も防災訓練などは出来るだけ 参加しようと思います。 最後はやっぱり、人ですものね。
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- key00001
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> とすると建物の下敷きになった人は手も出せないし助けも来ない。 ちょっと違いますね。 阪神大震災の被災者としての経験から申せば、消防署員の言葉は、ドチラも極めて正しいです。 手が出せる範囲は、いくらでも手を出せば良いし、手が出せない人は、どうしようもないと言う感じだから。 人力で手が出せる状況なら、クラッシュ症候群の心配など、余りありません。 逆にクラッシュ症候群の可能性がある様な状況だと、シロウトには「まず手は出せない」が現実です。 ぶっちゃけ、被災地は地獄です。 ハッキリ言って、手に負えるかどうかなど、見た瞬間にほぼ判るんですよ。 手が出せないところには、クビを突っ込まない方が良いと思います。 ご家族が涙ながらに、通りすがりの人などに、必死に救助を懇願するんですが・・・。 その以前には、その家族とかご近所で、命懸けで救助とかを試みてるのだから、簡単に助け出せるワケが無いんです。 ガレキに埋もれ、「恐らく助からないのでは?」と思う様な人と、会話を交わすなんてのも、気軽には出来ませんよ。 最後は「ごめんなさい。力になれません・・」と、残酷な言葉を残し立ち去ることになりますので。 消防署の方は、そんな現場にシロウトがクビを突っ込むな!って言ってるんでしょう。 私も最初の頃は、分を弁えず何度かクビを突っ込みましたが、結局は何の役にも立てず、最後は見殺しとか、逆に身の程を弁えて、クビを突っ込まなくなっても、やはり見殺しにしています。 せいぜい助けられる確率の高い人に向かう方が、よほど現実的です。 絶対に助けられる人を助けるとか、生きている人を勇気付けたり、そう言う人の役に立つのが精一杯。 助けたい気持ちなど、消防署員の人など、誰よりメチャクチャ強いと思いますよ。 しかし、助けたくても助けられないのが、大震災などで、気持ちだけではどうにもなりません。 そう言う現実も良く知っているのでしょうね。 ちなみに、ジャッキなんて用意しなくて良いですよ。 使い物にならないクルマがゴロゴロしてますので、その気になれば、いくらでも集められます。
お礼
回答ありがとうございます。 その判断もまたあると思います。 当然正しい面があるからこその消防署の指導でしょう。 ですがかの地震の時より遥かに今は備える機会が出来ました。 そして多くの面で「自力」で何とか出来る事を増やせる機会も与えられました。 現実はそうでも未来はもっと良く出来る。 そう考えることを辞める事は出来ないのです。 例えやって無駄だったり失敗したり 場合によると責められたとしても 自分が認める意義がそこにあるならやらずにあきらめることだけはしないと 私は何かに誓ったのです。 ジャッキは車についてるのじゃなくてもっと大きいのやつでしょうか。 車で思い出したので近所のガソリンスタンドや車工場に目星を付けておこうと思います。 絶対なんてない。 あきらめた時が絶対ダメになった時だと思ってます。 むろん理想論です。が 無力であろうとただ天に踏みにじられるのを是とはしません。 ・・まあ大概はどうにも出来ないでしょうけどね。 それでもです。 本質を突いた意見 重ねてお礼申し上げます。
緊急時、非常事態ではケースバイケース。 実際に阪神淡路大震災に遭遇しました。自力で這い出せる人も居れば、圧死した人も居ます。近所で焼死された方も居ます。 大規模な火災が起きた長田区では倒壊した家屋から引き出すことができずに焼死した方もたくさん居ると聞きました。 もしそのような事態に遭遇したらどうしますか? 火が接近してきたら、生きている人の手足を切断して引きずり出せるでしょうか。素人では絶対無理です。 消火できなければ「放置して逃げる」しかありません。 ではクラッシュ症候群を恐れて放置するのか? いや火が迫り「焼け死ぬ」確率が高いなら、クラッシュ症候群のリスクを負ってでも引きずり出すでしょう。 全体的に被災度合が軽い中、クラッシュ症候群の恐れがある人を素人が救出するより、消防など知識のある人の到着を待つ場合が正しいケースもあります。 要はケースバイケースです。 もちろん、知識として知っておくことは大切だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 そういう知識を一人でも多くの人が知るように指導することこそが 本当に必要な指導であると思うのです。 「要はケースバイケースだから」 その通りです。 シビアな物です。 その選択や決断をするには時に知っていることで更なる苦痛を感じるかもしれませんが でも目をそらしてはいけない。 微力なことも完璧でないことも覚悟した上での「出来るだけ」 これを推しましょう。 自分たちで。 市や消防の方は「こういうことの担当は自分たち」って言って 素人は余計なことに手も口も出すな。 教えられたことだけやればいい。 って考えなようで 自分たちが防災について提案や企画を話すととてもいやがるのが 本当に残念です。
- CC_T
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一つにはクラッシュ症候群のこと、あとは正しい止血や消毒の処置方法を知らない人が多いということ。 本人達は助けたつもりでも、すぐに医者なりの処置を受けられない状況下では、それがかえって症状を悪化させてしまう事も有るのです。 例えば手や足がモノに挟まって血管が圧迫され、新鮮な血が流れていかなくなっている事がある。その場合、1時間もたつころには血流が途絶えた部分が「腐り始める」と考えて貰えばいいです。その後、挟んでいるモノをどけて血流が再開すると、「腐ったもの」が体中を循環してしまうので、死に至ることがあるのです。 これを防ぐためには、挟まった部分より心臓に近い場所で止血なりして血流が再開しない様にしてからモノをどける、あるいは事前に投薬して症状を緩和させるといった処置が必要です。そういう止血や処置の方法、一般の人がどれくらい承知していると思います? さらに「1時間」というのも目安でしかなく。周囲の温度や被害者の状況などによっては、もっと短くも、あるいは多少長くもなる。 「自分たちで出来る事を」というのは、例えば建物などの下敷きになった人でも、出口が失われているだけで体がモノに挟まったりしていないって人は、どんどん助けて良いんです。ただし、二次災害に巻き込まれて自分が新たな被害者にならない様にするべきで、ここでも知識が求められます。 車のジャッキなんかも有効ですし、家に1本以上のバールやロープ、手袋を備えて置くと良いと言いますね。 我々も国に頼らず、『自分たちで出来る事』のレベルを上げていくべきですね。
お礼
そういう教えをすべきだと私も思います。 ジャッキやバール・ロープなどを迅速に用意できるよう 2階や屋外の物置などに用意することを地域で考えます。 回答ありがとうございます。
敗血症にならないように助けてください。ということです。 あとは、各自で調べろ。ということでしょう。
お礼
そうであればそう言って欲しいのです。 自分でみんなで考えますから。 「手を出さないで」では困ってしまいます。 今後は変わってくるのかもしれませんが。 もしかしたら。
- ina4118
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はじめまして 阪神大震災を経験しました。 たぶん訓練とは、まるっきり違う状況で、各々が判断していく場面があり、状況を訓練で想定することは、難しいと思いますが、訓練は、あくまで経験値を上げる事と考えてはどうでしょうか。 実際の状況は、道路などに建物が壊れ、道路が使えない事や、火災により道が通行できない、ガス漏れで、救出作業自体が困難など、想定外と呼ばれる事が、至る所で発生します。 その為、日頃の訓練などで、経験値を上げておけば、冷静な判断、行動が出来るように成ります。 全ての事は、守りたいのだが、出来ることしか、出来ないと言うのが現実です。しかしその中でベストを尽くす事が、出来るようになるのは、日頃の訓練などにより、救助する心、姿勢が育てられると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 それは確かなことだと思います。 でも実践の役に立たない訓練では 「ああやっておけば良かった」という後悔となります。 その時の「後悔」で失われるのは人の命です。 むろんたかが人が何様?って事もありますから そうたいしたことは出来ないのでしょうが・・・ そうですね。 やれる事を増やすことにしましょう。
- nantamann
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建物の下敷きになり手足が長時間圧迫され、圧迫が解消された途端に起こるショックで神戸淡路大震災では多くの人が命を落としたと言われています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AB%E6%BB%85%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 長時間圧迫された手足は血止めして(圧迫された部分の血液が体内に入らないようにきつく縛り、その後切断)救助するしかないようです。 大事なことは地震で倒壊しない建物に住むしかないということです。
お礼
お答えありがとうございます。 ごもっともな話だと思います。 市のホームページでも築何年等で 危険と思われる建物の図が公開されていますが その結果からは全域の3割以上が倒壊の可能性があるということです。 でも昔家を建てた年寄りが住んでいるケースが多く リフォームより今の暮らしが精一杯というのも本当の話です。 BESTでなくていいからBETTERの選択がしたい。 あきらめ手をこまねくのでなく 出来るだけの事を一人一人が出来るように。 そういう方法を求めています。
普通の木造家屋でも、倒壊した場合に 下敷きになるとまず、身動きは取れないことが 大半ではないかと思います。 建築現場で実際に持ってみると、柱も梁も 構造用合板も石膏ボードもかなりの重さがあるのです。 それが大挙して落下してくるのですから、骨は折れ 筋肉も皮膚も容易く裂けるのです。 しかも、膨大な釘やビスで出来ていますから、 その凶器性は言うに及びません。 そんな状態で身動きできずに傷口が化膿し 敗血症を起こす・・・ どうすればがれきをどかせるか、隙間を広げらけるか。 誰が何と言おうと、私はささやかな知識と機転を 動員して、助け出すための行動をとります。 ご指摘の点については止血方法を学べば 良いことだと思います。 例えば、自分の身内や友人ががれきの下敷きに なって苦しんでいる時に、例え消防署員でも信頼 できないと感じた人間が放置を命じたら、私なら 無視しますし、強制的な態度を取るなら対抗します。 少なくとも、自分で自分のことはやれ、と言ってるの ならば、強制はしないでしょう。 これは、誰の指示に従うかどうかではなく、 自分の中に少しづつでもいいからスキルや 知識を蓄積する個人個人の問題だと思っています。 戦時下と呼べる状況下では、自分に何が出来るか 何をするか、それ以外のことは多分、考えている 余裕はないでしょうから。 その消防署の方に立腹されるより、その消防署の 方達の知識やスキルの方が、私には関心があります。 時には見捨てるしかないこともあるでしょう。 それは私たちも同じです。 出来ることは本当にわずかなはずです。 だから、他力本願はイケない事だと思うのです。 火消ですら、地元の消防団ではやりますよ。 私なら、火事場で消防署の悪口を言う人は 現場からどかします。 却って活動の邪魔になると思うからです。 いざと言う時、小さくとも役に立つ人間でいたい。 そっちの方が考えるべき問題だと思います。 あなたががれきの下敷きになった時に、 来て欲しい人間にあなたがなっていれば この問いは答えを得たことになるのでは ないでしょうか? 他人、特に国家や自治体などへの過度な 依存心は、サバイバルの障害になることを 我々は知る必要があると思うのです。
お礼
お答えありがとうございます。 自分も止血法や消毒法や飲み水の作り方 心肺蘇生法や簡易的な調理の仕方などは自分で学んでいます。 この指導を聞いたときも 「では1時間以内に助けられる人を助けられるよう倒壊しやすい建物をチェックできるシステムを作ろう」 が現在の地元の自治会活動での私の方向です。 しかし問題は責任を国や消防に追わせたいのでなく 本当に出来る最低限の事から最大のことまでを視野に置かないと いざという時に後悔することは許されないと思うからなのです。 地震や自然災害の被害が多い市町村に較べ 我が町は幸いにもほとんどの被害を受けたことがなく それ故消防・役所・県・警察の連携も上からの指示待ちですし 住民を自分から動かすようにする仕掛けも 「自分たちにやっかいなことや責任の及ばない範囲」 なのが見え見えで困るのです。 「どうすれば後で後悔が少なくなるような動きがみんなで出来るだろう」 これを考えられる方法と方向が知りたいのです。
お礼
転ばぬ先の杖の先っちょでいいから 少しは役に立ててればいいなあと思っています。 何もなければその方が良い。 本当にそう思います。 でもやらないで後悔するのは良くないから やっぱりできる限りのことはやっておこうと思います。 ありがとうございます。
補足
今回多くの方々に意見を戴き考えさせられました。 様々な考え方がある中での道の模索ができたような気がします。 どなたにも感謝しておりますが 「やっぱり人」の大切さを第一と考え rasenkaidan様をBESTとさせて戴きます。 ありがとうございました。