他の方に賛成です。
僕はいわゆる大手にいましたがぬるま湯体制とはほど遠いですし、ベンチャーだからと言って=風通しが良いわけでもないと言う事は友人等の話を聞いて重々承知しています。
大手だと意外と偏重過ぎて「若手の活用」を真面目に議論します。マイナスも多いですけど割と社会正義を話せる土壌、暇があって良いのではないかとおもいます。
ベンチャーは利益や自身のポジションを確保するのに必死でしょうもない社内政治があったり、ややこしい仕事を下請けや若手に投げたりしています。
例えば友人はそれなりに名の通ったITベンチャーですが、収益の数割はアダルトコンテンツです。理由は簡単で利益を得られるからです。もちろんそんな事は説明会では一言も触れません。
友人は「今だけ」と言う言葉を信じて清濁併せ呑む気持ちで過ごしてます。しかしこれが恒常化したり社外に大きく出るとすれば「健全なベンチャー」と目されてるその会社はすぐにアダルト関連企業と見られるでしょう。
そういう事例は結構あります。
ベンチャーを目指す人と大手の人では考え方が全然違うからそこでの考え方は違うと思います。
僕の周囲で見る限り、どっちにも明らかに優秀層はいますね。
(有名)ベンチャーの人は優秀だなあとかんじることは多いです。少なくとも基礎能力とそれを限界まで使い倒す覚悟みたいなのは感じます。
それで成功できるのはごく一部でしょうけど。
それと大手→ベンチャーは有るけどベンチャー→大手はほとんど無いのは事実です。
だからもしキャリアパスとかにこだわってるなら最初からベンチャーに行ったらダメだと思いますよ。
大体ベンチャーで成功してる人って2,3年で起業してるか、
20代の早い段階で画期的なサービスを作って社外にFAしてるケースがほとんどです。
実際にはベンチャーは1学年で数百人採用してるわけで「こぼれてる」人は相当いると認識して走る必要はありますよね。
ベンチャーだと利益確保のためにどうしても「ニッチ」や「腐れ仕事」が多くなります。グーグルみたいに格好よくはいかないものです。だからその辺を耐えられる個人のやりがいの持ち方が大事になると思います。
これは海外でも言える様でappleやamazonやsalesforce.comの離職率も半端ないですよ。近年その辺の潜入ドキュメンタリーがバレてきて本国でも批判されつつあります。結構エグいですよ。
要するにまるで人間をパソコンのスペックのように数字上で定点観測して数値をクリア出来なければ廃棄すると言うことです。数値は常に上積みされますし、1労働者に法外な給与や待遇は得られない以上、使い捨て感は強くなります。
システム自体は明確で論理的なんですけど、人間の方がついてけない事が多いですね。ならイラクで民間軍事会社に勤めるのとナニが違うんだ?給与面で言えばイラクの方がずっといいだろ、と言う事になります。IT初期のように他者にITスキルが無いわけでもなく容易に卓越は出来ないし「○○に勤めてた」こと自体は大した売りにもなりません。
日本の場合は就職を大学生と言う4年間の時間とお金の成果、将来への「保障」として選択する人が多い以上、ベンチャーが根付くことはないと思います。
今までの起業家同様に凄い覚悟があって向上心がある大学生なら別だけど、そんな奴そうそういないと思います。
補足
そのバカにしていたゼミ生は大手企業に内定が決まっていて、 優秀な人ではあるので与えられた業務はそつなくこなしそうですが、 新しく何かを創り上げるということはしなさそうです...。 万人が新しく何かを創り上げることに携わらなければいけないとも思いませんし、 大手企業での比較的多い余暇時間(業態・職種によるとは思いますが)を 家族サービスにフィードバックする生き方もありだとは思います。 しかし、確かに同じ社会人になる身としては そのゼミ生に物足りなさというかさもしさを覚えます...。 ボク自身も物事の大小に関わらず、 仕事で何かを新しく創るということは成し遂げたいとは考えていますので。 (それほど才能に自信はないので、大風呂敷は広げられませんが。)