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弱者に合わせることは
弱者に合わせることは、強者が不満を持つことになりませんか? よく「弱者にとって良い環境は、強者にとっても良い環境だ」と言われます。 しかし、必ずしもそうとはいえない面もあると思います。 自分の実力を伸ばすのに、自分と同等か能力が高い、うまい人たちに囲まれていれば成長しますが、自分より能力が低い人、下手な人たちが多ければ、せっかくの能力をつぶすことにもなりかねません。 実際、優秀な人にとっては不満になってもおかしくないでしょう。 弱者に合わせることは素晴らしいことですが、強者が不満を持たないようにすることも大事だと思います。 みなさんはどう思われますか?
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>弱者に合わせることは、強者が不満を持つことになりませんか? 「弱者に合わせること」というのは「弱者に対応した仕組みを作る」ということであって、「競争を全部否定する」ことでもなければ「常に(ここが重要!)強者にハンディキャップをつけて歩みを遅くさせる」ことでもありません。 ただし、場合によっては「強者の歩みを遅くさせて弱者に合わせる」ことが合理的で必要な場合もあります。わかりやすい例を挙げれば、学校の全校生徒で登山をしているような場合です。リーダーが先頭に立って先を急ぐだけではダメで、最後尾でついてこれなくなった生徒はいないか常に目を配る必要があります。そして集団が広がり過ぎているような場合には先頭のペースを落とさせることも必要でしょう。その時にいくら自分が先頭集団で元気だからといって、「ついて来れないものは後から勝手に来ればよい」と不満を持つのは適切ではないと考えます。 どの場合には競争に制限を加えるべきではなく、どの場合には一部制限を加えることも必要なのかという区別は難問で、すべての人が納得する模範解答はありません。ただどこで線を引くかは別としても、世の中にはその両方があるということは、社会全員が認めざるを得ないだろうと考えています。
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- blackhill
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問題を混同しています。弱者に合わせることは、競争を否定することではありません。その趣旨は、すべての人の基本的人権を保証することです。 農業を保護するためにTPP参加を止めろというのも弱者に合わせる一つの例ですが、政治家以外に賛同している人は少ないようですね。
- williumblake
- ベストアンサー率29% (379/1287)
人間を弱者と強者に分けてしまうことは、無理があるのではないでしょうか。 現代社会では今日の強者は明日の弱者になりえますし、弱者が努力して強者になることも珍しくありません。 強者と弱者をはっきり分けてしまうことは、将来の可能性や、それまで頑張ってきた人の功績などというものを一切無視して、価値のないものにしてしまい、かえって全体の利益を損ねてしまいます。 トップレベルには及ばないものの、素質のある人というのは確かに存在します。 そういう多くの人を単に弱者と切り捨てては、強者は減るばかりで、やがて一人もいなくなるでしょう。 弱者を教え導くことで、基本に立ち返って自分のやり方を見つめ直し、改善するポイントを見つける、ということもアスリートなどの間では重要なことです。 うまい人に囲まれていなければ良い結果を出せない、という人に、本当に実力があるのでしょうか? 本当にうまい人というのは、文句を言わず、自分の与えられた立場や持ち駒の中でなんとかやりくりして、結果を出すことができる人間なのではないでしょうか。 社会全体の構造の問題として考えるなら、強いか弱いかではなく、ちゃんとしてるかどうかを判断するのが良いのではないでしょうか。 たとえ強者といわれるような、体力や知力や財力に恵まれた人でも、他人に迷惑をかけたり、犯罪行為に手を染めたりする輩はいます。 そういう悪い輩は積極的に排除すべきです。 逆に、貧しく、病弱で、賢くもないけれど、決まりを守り、家族のため、世のため人のため、ひたむきに真面目に生きているような人は、何らかの形で報われるべきだと考えます。 生活保護は弱者救済の手段とされていますが、それを不正に受給している世帯が数多く存在している昨今、この「ちゃんとしているかどうか」という基準こそが、あらゆる分野において、重んじられるべきと思います。
- maiko0318
- ベストアンサー率21% (1483/6969)
弱者に合わせるのが政治なのです。強者から税金を取り、弱者に配分する。 強者は強者、弱者は弱者では格差が拡大します。
- ppyama
- ベストアンサー率12% (48/399)
ごもっとも あなたは「強者」なのですか? それとも、もすこしで「強者」の仲間入り? 今「弱者」で何とか抜け出したい?
お礼
みなさん、ありがとうございました。