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ディープサイクルバッテリーで節電は可能でしょうか?
独立型太陽光発電でディープサイクルバッテリーへ充電して使っています。 具体的には、テレビ、照明、ノートパソコン等に使っています。 冬場の太陽光発電が期待できない時に、深夜電力でバッテリーを充電して昼間、夕方使おうと考えています。 ディープサイクルバッテリーを充電する時のロス、ディープサイクルバッテリーからインバーターにて100Vへ変換する際のロスがあると思います。 深夜電力を使ったら、ロスよりも恩恵の方が高いのでしょうか? 電気に詳しい方教えてください。
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先ず逆に質問です。 本当にディープサイクルバッテリーをお使いですか? 元々ディープサイクルバッテリーは商業用電池なので、補水型の2Vの単セル鉛蓄電池ですよ。 一般的にはそれを直列で複数繋いで使用するのです。 小型の単セルでも3万円はします。 12Vでお使いなら6本必要になります。 自動車用バッテリーなどのように内部に複数のセルがあり、1個で12Vとかの出力電圧を持つディープサイクルバッテリーなど存在しませんからね。 お使いの独立型太陽光発電はパネルの常時最大発電容量はいくらありますか? 最大出力電力がディープサイクルバッテリーの内部容量を上回らなければ充電できません。 質問者さんの言うディープサイクルバッテリーが一般的な一番小型のタイプであったとして、放電限界である70%の容量を放電した後の充電時には相当の電力を必要とすると思います。 一般的に家屋の屋根に設置する太陽光発電装置の場合、平均して一日の総発電量は設置容量の4~5倍です。 例えば設置容量5KWとしても、一日の総発電量は25KW/h程度となります。 天候による日照時間や設置条件による発電効率で多少の差はあるでしょうが、そんなものなのです。 バッテリーの充電時間はそのバッテリーの放電状況で変化しますが、例えばディープサイクルバッテリーを半分の状態から満充電するなら見合った電流量でも4~5時間はかかります。 それを考えると1KW程度のソーラーパネルでも出力不足でディープサイクルバッテリーの充電は不可能だと思います。 工業用のシールド電池か自動車用の小型バッテリーなら可能でしょう。 深夜電力を充電して使用するという事ですが、そもそもエネルギーの変換時には必ず損失というものが生じます。 ACからDCに変換する際よりもDCからACに変換する時の方が損失は大きく、充電時は基よりバッテリーが一番損失が大きいのです。 一時的にバッテリーに蓄えたとしても、その際に使用したエネルギー量と同容量のエネルギーを取り出せる事はありません。 質問者さんがやろうと考えている事を仮に高性能で低損失な高額な装置で実現したとしても、損失分を考慮するとたとえ安価な深夜電力が元でも使える電力は2倍以上の単価になるでしょう。 そこにプラスでその設備の導入にかけた経費と保守管理費が計上されたら、いったいいくらの電力になるのかという事です。 実際そのように安価な深夜電力で充電し蓄えて、日中にそこから電力を補うというための装置が多数の電機メーカーから販売されています。 安価なもので200万円程、高額なものは1千万円を越えます。 安価なものはそれ専用の出力回路のみ、高額なものはパワコンを駆動して屋内配線で使用できます。 高額な装置は太陽光発電装置との併用が前提であり、使用するディープサイクルバッテリーは寿命が5年程度と言われ、交換費用は200万円程度。 そのような装置を導入する目的は電力料金を安くしたいからとかではなく、何らかの事態で電力会社の商用電源が喪失する事が許されない環境にあるところだからです。 何事も考えて実行する事は立派ですが、それが経費の削減のためというのであれば本末転倒な事です。 経費を無視しても趣味でやるというだけなら楽しいと思いますよ。 500Wくらいの小型風力発電機を併用したらどうですか?
お礼
書き込みありがとうございます。 まず、質問に答えさせていただきます。 ディープサイクルバッテリーですが、韓国アトラス社のDC31MFを3つ並列接続しています。http://www.create-fk.net/?pid=30948416 チャージコントローラーは未来舎のPV-1230D1ABが2つです。 http://www.etech-japan.com/product/dokuritu/controller_pv-1230.html ソーラーパネルは、18V5.6A100Wが5枚と6枚の計11枚が並列接続されてます。 バッテリーが空になる前に11.4Vでインバーターのスイッチが切れるようにチャージコントローラーで設定しています。 晴れている日なら数時間で満タンになります。 http://ameblo.jp/miyashu0412/entry-11520840107.html 深夜電力でバッテリーへ充電して昼間の電力会社から買う電気より安いのか?というのが今回の本題の質問なのですが、コレは設備投資代を含むつもりはありません。趣味ですからね。単に、ディープサイクルバッテリーへ充電に使った電気代と昼間の電力会社から買う電気代とではどちらが安いのか?だけです。 現在も楽しく節電について考えています。おかげで、売電可能な太陽光発電7.2kWも設置しているのですが、買った電気が4500円で済みました。売電は4万円。 本題から外れましたが、風力発電も考えてます。楽天でも検索して購入者の評価を見たら、良くない評価ばかりで、二の足を踏んでおります。騒音、実際にスペック通りの発電が得られない等あるみたいです。微弱な風でも動く、動作音の静かな200W~300W程度の発電を得られる風力発電が見つかれば試してみたいと思います。 今回、親身になって相談にのっていただき、ありがとうございました。