とても良く誤解されているのですが、テフロン加工は炒め料理や(目玉焼きやステーキといった)焼き物には使えないのですよ。テフロンは約260℃が限界です。これらの料理では局所的にこの温度を越えるから、数年以内でだめになるのです。
メーカーサイド(私は厨房用品も販売している)にすれば、これほど回転率の良い商品はありませんからね。
ただ、文字通りフライ(油で揚げる)やホワイトソースを作ったりする料理にはベストです。ですからテフロンはフライパンではなく通常の鍋に適している表面加工です。シチューやカレーを作るとその効果が実感できるでしょう。(ただし、空焚きをしたらオシマイ)
ルールやホウロウのフライパンは寿命は長いのですが、熱伝導が悪く焦げやすくなります。フライパンとしては、相当重いのが難点でしょう。
やはり、定番とすれば鉄のフライパンでしょう。私が学生時代から使っている小ぶりなフライパンはもう40年を越えましたが現役ですね。業務用のフライパンなんて鉄以外は少ないでしょう。フレンチでは銅、イタリアンではアルミですが・・。
鉄のフライパンでしたら、15cm,18cm,20cm,22cm,24cm,26cmと各サイズ揃えられる金額です。
鉄のフライパンでしたら、炒め物どころか炒ったりも平気でこなせますし、焦げ付くこともないでしょう。
ただし、油の使用を制限されている方には、やはりアルミにテフロン加工は良いです。
お礼
炒め物にテフロンは適していない事実があるとは! 目からうろこです。揚げ物、煮物がいいなんて・・ やはり最終的には鉄のフライパンですね。 鉄もきちんとお手入れをして、長く使えるように しなくては長持ちしませんね。 ありがとうございます。