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経理処理 費用の翌期への繰り越し方法を教えてくださ
補助金を受けることになりました。 補助金の対象となる物は資産と費用(消耗品費、人件費、小額の研究費など)の両方があります。 実際に支払が発生するのは8月頃ですが、補助金の交付決定通知は来年3月、入金はその後になります。 その間の9月に、自社の決算があります。 資産については、翌期に圧縮処理をする予定です。 費用部分について、翌期に費用計上して、補助金による収益額=圧縮損+費用額となるようにしたいです。 そうでないと、翌期に利益が出て納税額が無駄に上がってしまいますよね? 国税局の相談センターに聞いたら「費用を積立処理すればいい」と言われたのですが、具体的にどの科目を使えばいいのかわかりません。 前払費用?前払金?繰延資産? 何となく、科目の定義からするとどれもピンとこないのですが。 どなたか教えてください。
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ご質問の件をまとめますと、 1.来期補助金を受ける(資産+費用) 2.補助金対象の当期発生費用は翌期に相殺したい 3.当期発生費用の繰延はどうするか ということでよろしいでしょうか。 上記を前提としてお話します。 まず、費用の繰延ですが、これは前払費用か前払金でOKです。 費用処理しておいて、税務調整で前払費用計上漏れ(加算・留保)処理をしても大丈夫です。 ただ、当期の費用にすれば当期の税金が安くなりますので、 別に翌期へ繰り越す必要はないのではないかとも思います。 正確に言いますと、当期の税金が安くなるということは、 その分の金利が浮きますので(税金分を借入しなくて済むため)、 当期に費用処理をした方が得になります。 来期はその分の税金を支払うかもしれませんが、 当期のマイナスと合わせてチャラですので、 結果として金利部分のみが浮く計算になります。 もちろん、借り入れを行っていない場合は金利見合いがありませんので、 損も得もないことになります。 とりあえず、繰り越したいのであれば、前払費用か前払金で繰り越しましょう。
お礼
ありがとうございます。 まとめていただいた前提の通りです。 前払費用か前払金でいいのですね。 収益と費用を対応させたいという経営者の希望があり 何か方法がないか調べていました。 税金に関しての考え方も教えていただいてありがとうございます。 合わせてお礼申し上げます。