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「法楽」の正しい読み方を教えてください。
過日、ある文章中の「目の法楽」という言葉を「めのほうらく」と読んだところ、「『法楽』は仏教の言葉なので、『ホウライ』と読む」と指摘されました。 その後、仏教用語辞典等でいろいろ調べたのですが、「ホイライ」は「蓬莱」でしかありませんし、「法楽」は「ほうらく」としかありません。 仏教(用語)にお詳しい方、「法楽」の正しい読みをご教示ください。お願いします。
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私も、手許の仏教関係の辞書三種類を見ましたが、いずれも「ほうらく」としか載っていませんでした。 「法楽」という語は、「自受法楽」という熟語でよく見聞きする語ですが、これは「じじゅほうらく」と読み、それ以外の読み方を聞いたことはありません。 その他、大学の仏教学関係の講義等で、他の用例としても「法楽」を「ほうらい」と読むなどと習った記憶はありません。 ただ、仏教では宗派によっては特別な読み方をさせる場合があるので、「《ほうらい》という読みは絶対にない!」と断言することはできません。 その指摘をされた方に、「どちらのご宗派の読み方ですか」と聞いてみては如何でしょうか(嫌みと取られるかな(^-^;))。 仮に「ほうらい」という読みがあったにせよ、この読みは仏教界においても、やはり全くもって一般的な読み方ではない特殊な読み方だと思われます。 それを「知らないのか」と言われても困惑するばかりです。 ちなみに「楽」の字は、仏教では「ぎょう」と読むことがあります(先の回答にもある「呉音」というやつです)。 ですから無理矢理、仏教っぽい読み方をさせれば「ほうぎょう」になるのでしょうけれど、この読みも見聞きしたことはないので、たぶんこういう読みもないと思われます……。
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- tanuki4u
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http://ja.wiktionary.org/wiki/%E6%A5%BD 仏教系の場合呉音を使う場合が多いが、呉音にも らい はないようですね。
お礼
ありがとうございました。参考になりました。
お礼
詳しいご説明、ありがとうございました。もやもやしていたことがかなりすっきりしました。お教えいただいたことをもとに、話し合ってみたいと思います。