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錠剤によって、なぜ、様々な味なのですか?
錠剤の味についてお聞きします。 錠剤を口に含んだら、味がします、その味は、無味が多いようですが、甘かっり、苦かったりすることもあります。 今時の技術であれば、錠剤のコーティングに、いかような味(無味も含め)でも容易に付けることができる、と思っています。 なぜ、錠剤によって味が異なるのですか? 成約メーカーが任意に味を付けるのですか? あるいは、このような薬効にはある味が必要である、ということがあるのですか? 幼児が吐き出すように、苦くする、などのこともあるのですか?
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妻が医療関係者です。 錠剤や粉薬は、でんぷんなど医薬品とは違う成分が多く、それをベースにして薬を少量まぜています。 耳かき1杯以下でも効果のある薬品は、錠剤でも粉薬でも少量過ぎて飲みにくいからです。 糖衣(比較的甘いか、またはほとんど無味)の錠剤は、日持ちがしやすく保管しやすい、大きくしやすく飲みやすい、といった利点があります。 種類によっては、胃ですぐに溶かすと胃の粘膜に悪い為に、時間をかけて溶かす事で腸まで達するのを目的としているものもあります。 苦い薬は、なるべく早く溶ける事を目的としていたり、幼児の誤飲を防ぐ目的であったりと、匂いによる苦手や悪心を防ぐなど、こちらも目的は様々です。 吸湿のしやすさを目的としたものは、ほぼそのままに近い漢方をはじめ、でんぷん(コーンスターチ等)で固めたり、糖衣でも薄くなっていて、ほとんど無味な程度のものが多いです。
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- yuklamho
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『成約メーカーが任意に味を付けるのですか?』 はい、小児用シロップなどは子供が飲みやすいように甘味や果物の味がついていることは良くありますね。 『このような薬効にはある味が必要である、ということがあるのですか?』 漢方薬でそういうのありますよね。
お礼
回答ありがとうございました。 1.飲みやすいような味付けもあるのですね。 2.漢方薬などでは、薬効のためある味が必要なこともあるのですね。、
3です。苦い薬の悪心を防ぐのは糖衣の目的です。お詫びして訂正します。 補足です。大きくして飲みやすくするについて、大きいと飲みにくいのではないかと思われるかと思いますが、小さいと水を使わずそのまま飲んでしまうので大きくしている、との事です。(妻談)
お礼
再度の貴重な回答ありがとうございました。 今まで、薬剤師様に「この薬は水で飲んで下さい」などと言われても、気に留めることなく、飲めるものなら、言葉を無視して、そのまま飲んでいました。しかし、わざわざ薬が大きくつくって、飲み難く作ることもあるのですね。 その指示は、忠実に守らなければならなかった、のですね。反省します。
- pepe-4ever
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幼児の誤飲を防ぐ、もあるでしょう。 目の不自由な人が舌であるいは鼻で判断する、もあると思います。 テレビからの安売りです。 そもそも錠剤は身体に影響のないものを混ぜて、わざと大きくしてあるそうです。 大きさに差を持たせている理由は分かりませんが。 錠剤が味付けされているのに、顆粒(粉薬)では苦い薬にしか出会ったことがありませんね。
お礼
早急な回答ありがとうございました。 <目の不自由な人> に役立つこともあるのですね。 顆粒は、粉っぽく(当然ですが)て飲みずらく、かつ苦いですね。それらを救済するためにも、錠剤があるのですね、大きさも含めて。
錠剤には有効成分以外にも、錠剤の形を成すためだったり 飲みやすさだったり、溶けるとか、型から外れるとか 様々なほかの理由でもいろいろな成分、助剤からなっていますので それが何が使われているかでも味が変わってくると思います。 有効成分の性質や、使い方、どう溶けて吸収されてほしいかとかで その材質は違ってくると思いますし 薬効を妨げないような成分なので、薬によって違ってくるでしょう。 飲みにくいものは糖衣などコーティングされますが コーティングは、コストや生産能率的な面でデメリットがあります。 なんでもかんでもコーティングでおいしくするだけのメリットがない場合は コーティングしないと思いますよ。 同じ有効成分の錠剤でも、ジェネリック薬品などは助剤などが違っていることもあり 人によってはジェネリックに変えたときに必ずしも同じように効果が得られない場合もあるようです。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 錠剤は、薬本体、と必要に応じ助剤とコーティングとで構成されているのですね。 たとえば、吸収をどうする、とかによって、前記の3項が組み合わされるのですね。 そこで、単に味だけを考えるわけにはいかないのですね。
お礼
早急な回答ありがとうございました。 近くにいらっしゃる奥さまによろしくお伝え下さい。 さすが専門家の知識には、眼を開かせられます。 助剤や衣(コーティング)には、少量対策、日持ち対策、吸収時間の調整などがあるのですね。 この質問の発端は、何故苦い薬があるのか、という疑問でした。今時の技術では、変えられるはずだ、と思っていました。しかし <匂いによる苦手や悪心を防ぐ> という大切な役目があるのですね。