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卒業論文について
大学の卒論って誰が最終的に見るんですか? 言えば返してもらえるのでしょうか? ネットに掲載された話を聞いたのですがそんな事は有りえるのでしょうか?
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No.1の先生も回答していらっしゃるとおり、一般的には指導教員が閲します。そして口頭試問では専攻課程の全教員が居並ぶ中で、指導教員が卒論の内容に対して質問し、別の教員が別角度から質問をする場合も多々あります。 日本文学で近代文学を対象としたならば、別の教員(外国文学の教員)が質問をすることも珍しくありません。それは日本の近代文学が大なり小なり少なからず外国文学の影響を受けていることにも起因します。芥川ならば『侏儒の言葉』を覧てもお分かりのように、少なからず近代批評および近代西欧作家や思索家ニーチェをモデルと位置付けている感もあるとの理解の仕方もあるからです。こうした場合には独文科や哲学科の教員が質問の主導権をとる場合がえてして多い。従って「卒論の提出期限」から「口頭試問」までの間にはタイムラグを設けてもいます(指導教員が内容を読み込む時間も必要ですから)。 卒論自体をそのまま学生に返却するケースも余り見られません。何となれば、それは後学にとっての「見本」として欲しい材料にもなるからです。適切な課題設定に対し適切な材料とアプローチ方法を用い、一先ずの論文としての体裁を持っているかどうかとの規範を具体的に示す材料です。 とはいえ、前出の回答者様が仰る「物理的キャパシティ」もありますので、僕はそこでデジタル化の手法を採用しています。現在では卒論も手書きでなくワープロ使用が広く認められていますので、それを逆手に取りPDFとして保存します。それをCDなりDVDのメディアに保存すればキャパシティの問題もクリアできます。以前はそうしたデジタル化との発想が教員側になかったこともあり、保存にも苦慮していました。便利な世の中になったものです。 ※仮に卒論が手書きであっても、それを画像として処理することで保存も可能です、但しスキャニングの手間と時間、そしてOCR処理後と処理以前で整合性状態をチェックする手間暇もかかりますが。
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- statecollege
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>卒業論文について 大学の卒論って誰が最終的に見るんですか? 大学あるいは同じ大学でも学部によるでしょう!私の知ってる大学では、指導教員(ゼミの先生)が採点し、成績を付けています。 >言えば返してもらえるのでしょうか? ゼミの先生は採点が終わると学生に返却するか、ゼミ室に保管するか教員にまかされているようです。大部分の先生は学生に返却しているようです。ゼミ室に保管しても、貯まるだけで、処分に困るだけですから。この大学でも昔はすべての卒論は図書館に保管していたようですが、だんだんスペースがなくなって、対応は指導教員にまかせるようになったのです。博士論文は別として学術的に価値のない学部生の卒論を保管する意味がありませんから。要するに、期末試験と同じ扱いなんですね。 >ネットに掲載された話を聞いたのですがそんな事は有りえるのでしょうか 知りません。
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ありがとうございました 参考になりました。
>大学の卒論って誰が最終的に見るんですか? そりゃあ,成績がつく以上,指導教員が読んで点数をつけますよ 爆。厳しくやる場合は,指導教員のほかに「副査」をたてて複数名で評価します(うちは3名でやります)。 >言えば返してもらえるのでしょうか? 返却しません。成績証明書や大学卒業証書の「根拠」となるものですから,保存が義務づけられています。大学・学部・学科によっては,保存期間後も図書館,教員研究室などに保管します。業績のひとつであると同時に,後輩の見本としてです。 ただし,だいぶ前ですが,30年をすぎた卒論を同窓会名簿で住所をさがして返却したことがあります。図書室が満杯になり,どうにもならなくなったためです。 もし卒論が記念として手元にほしいなら,いまはワープロで書きますから,もう1部自分用にプリントアウトすればいいです。 >ネットに掲載された話を聞いたのですがそんな事は有りえるのでしょうか? ここ(OKWave)でそんな質疑応答が以前にありました。著者(卒論を書いた学生)の承諾なしには,掲載することはできません。しかし,そこがいいかげんな大学・学部・学科・研究室もあるようです。
お礼
ありがとうございました 参考になりました。
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ありがとうございました。 参考になりました