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HIDのケルビン数の制御方法
HIDでは色々なケルビン数のものがありますが、このケルビン数を制御しているのは、バラストとバーナー(バルブ)のどちらなのでしょうか? ご存知の方、ご回答よろしくお願いします。
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PIAAのものは、あくまでもHIDの電源を制御することによって、必然的にケルビンが変化することを明示しただけです。制御方法は分かっていませんが、通常の気中放電ですから、印加電圧を操作することで変えていると読めます。電気では、学生のときにやった真空放電で、どの領域を使うかです(グロー放電・アーク放電 等)。(HIDは封入ガスがエアとは違いますが) この特性は、バルブの固体差によっても異なると思うので、○ケルビン と明示してありません。また、電源を操作しているので、寿命も変わる様に、ちゃんと記載されています。 まあ、(言い方が悪いですが) 何も知らない人が、目新しさで飛びつく様なものですね。
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- rgm79quel
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ありがとうございます。 拝見しましたところ 「ケルビンが『いくつ』になります」 とは表現されていないところがぎりぎりの表現なのかな、と思います。 http://www.piaa.co.jp/piaa_news/information/car/hid/200901231710.html には 『純正の35Wモードから45Wの明るいハイパワーモードへ切替できる。さらに、25Wのドレスアップモードにすると、照射光の蒼さが高まる特性を持つ調光機能を備える。』 とありますので、こちらは比較的誤解を与えにくい書き方がしてあるのかな、と思います。 これでも誤解させたいような意図が見え隠れしますが。 原理や仕組みの話しではなく 表現の問題なので これより先は メーカー広報部や広告機構、或いは消費者庁等へご意見やご質問をぶつけられるのがよいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。確かに微妙な表現が多いという点では全く同感です。 アドバイスいただいた通りPIAAに直接聞いて見ます。どこまで具体的に教えて くれるかは甚だ疑問ですが。回答については補足の方で情報共有させていただきます。
補足
先ほどPIAAに直接聞いてみました。やはりバラストの出力電圧・電流を変化させてケルビン数を変えているそうです。原理については詳しくは教えてくれませんでしたが、私が想像するに付加電圧を変化させることでバーナー内の数種類の物質(金属、ガス)の発光する物質を変化させて色目を変えているのではないでしょうか。 これから先は応用物理か電子工学の世界になりそうなので、これで打ち止めとしたいと思います。 ご回答いただいた皆様ありがとうございました。
- rgm79quel
- ベストアンサー率17% (1578/9190)
答えは単純明快。 ケルビンを決定するのは『バーナー』です。 >ケルビン数を制御 ケルビンは制御されません。 お話しの Three Stage バラストセット ですが これは バラスト側で明るさを3段階に切り替えるモノです。 同じケルビンのバーナーでも 明るさが 暗め~普通~明るい目 と替わる結果、 見た目の色の『濃さが変化』しているだけです。 製品の説明にも 決して、ケルビンが変化するとは書いてありません。 抜粋しますと 『25Wのドレスアップモードにすると、照射光の蒼さが高まる特性を持つ』 等と記載されているだけで 「暗くなるから青みが増して見えますよ」 と言う趣旨の説明しか成されていません。 当然 45Wモードでは、より明るくなる結果、青みが消え、真っ白になりますよ。 と言う意味です。 また、これらの結果は バーナーが持つ色特性に支配されています。
補足
ご回答ありがとうございます。 しかしながらPIAAのサイトで製品情報として下記のように記述されていますよ。 「純正バラストを本製品に組み替え、別売りThree Stage専用スイッチを併用することで、運転席から45W⇔35W⇔25Wの3段階切替機能を持つ新世代バラストです。走行シーンに合わせて明るさとケルビンを調光する事ができます。 45W ハイパワーモード 純正H.I.D.を圧倒する明るさとケルビン低下で見やすい光。 35W ベストバランスモード 純正H.I.D.と同等の明るさ。通常ケルビンで照射 25W ドレスアップモード 純正H.I.D.より明るさ低下。ケルビン高まり美しい光。」 http://www.piaa.co.jp/products/car/hid/index.html の「Three Stage バラストセット」をクリックすると上記説明が表示されます。特に「ケルビンを調光する事ができます」という記述はご回答の「製品の説明にも 決して、ケルビンが変化するとは書いてありません。」とは相容れない内容だと思うのですが。差し支えなければご回答のソースをお教えいただけませんでしょうか? よろしくお願いします。
http://minkara.carview.co.jp/userid/426874/car/339976/2232589/parts.aspx どうやって制御しているのかは解らないけど・・・ three stage hidシステム で検索すると、ミンカラなどでは装着済みの人がいるようですね。 ちょっと上に飛びすぎて迷惑っぽい人もいますが・・・ 制御するのはバラストになると思います。 バーナーは、電圧か何かでその色温度を発するだけだと思います。 バーナーには「制御する機能」は無いと思いますので。 電気の流れとしては、インバーター(直流を交流にする変換器)からイグナイター(12/24vを2万ボルトにする昇圧器)へ行き、バラスト(高電圧を制御する安定器)を経てバーナーに行きます。 これらをまとめてバラストとも呼ぶわけです。 制御するのは、この中の安定器からの電圧制御で変化させるのかな。と思います。 http://www.fnf.jp/hpinv.htm 2万ボルトが必要なのは最初の放電の時だけで、以降は85v±17vだそうです。 ならば、以降の電圧変化で制御できるのかな。と思います。 想像なだけで、知識はそこまで無いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにバーナーには制御機能はないですよね(恥。 ただ、いわゆる純正交換用バーナーというものもありますよね。たとえば純正が4000K前後のモノを6000Kとか8000Kとかにするという。これらはバーナー単体で売られていますからバラストは純正のままで付加電圧・電流は変わらない。よってバーナー自体の内部の組成成分を変更することによってケルビン数も変えられるということになりませんか? となるとやはりバラストの付加電圧/電流とバーナー内部の組成成分の両方でケルビン数は変えられるという結論になると思いますが、みなさんいかがでしょうか?
- bonboy
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私の変な書き込みによっておかしくなってしまいましたね。 申し訳ないです。 NO.9さん、ありがとうございました。
- ImprezaSTi
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HPですが、「光のスペクトル分布が変わる」(=スペクトル毎の強度が変化する)と書いてあり、何も「波長が変わる」とは書いてありません。 スペクトル分布を調べると分かりますが、元々、その素子発光しているのですが、このHPで考えられているLEDは、単色光ではなく、蛍光塗料を塗って多成分(波長)の光が含まれています。各波長分布が変わる訳です。まあ、見かけ上は、色合いが変化するのですが、LED素子の発光色そのものが赤色が青色に変化する訳ではありません。そんなことが出来るのであれば、青色LEDなんて、ずいぶん間に出来ても良かったのですが。 まあ、基本、LEDは単色(赤色・橙色・黄色・緑色等)ですが、白色は単色の組み合わせ・蛍光塗料によるものです。 通常使いやすいのが単色LEDで、赤色LEDですと、定格電圧以下にすると励起電圧に達しないので発光しなくなり(要するに、ONかOFF)、中間輝度が得られないので、PMWを使って人の見た目での中間輝度を作っているのです。 LED(半導体)の物性を勉強されたら、分かると思う内容です。
- bonboy
- ベストアンサー率30% (150/494)
>>no.7 http://www.kairo-nyumon.com/led_circuit1.html ここに書かれているLEDの電流を変化させると色が変わると書いている事はどうゆう事?
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
(消去されるかもしれませんが、覚悟で書きます) LEDとHIDでは、原理が違いますので、LEDで幾ら電流を流しても、色は変化しません。電流で発光色が変えられるのでしたら、青色LEDの発明で特許は取れませんし、青色LED特許で中村修二氏が日亜化学工業と揉めたりしていません。LEDで電流を変えると、発光量そのものが変化するだけで、余り多くすると焼るだけです。LEDの発光色は、半導体材料(元素)が持つバンドギャップより決まっています。 HIDは、気中放電です。極端には、(少し違いますが)蛍光灯と同じ基本原理です。正確にはメタルハライドランプですね。水銀が使われている場合が多いようです。
- bonboy
- ベストアンサー率30% (150/494)
LEDとかも、電流を可変させると発色が変わって来ますから それと同じ原理なんでしょうね
- ImprezaSTi
- ベストアンサー率26% (534/1995)
詳細な原理を言うと、HIDの内部ガスに対して、外部からの電圧(エネルギー)を印加することで、中の原子の励起状態を変えて、そこから基底状態に変移するときに、特定波長の光を出すのです。 →原子を励起状態にするときに、スポット条件(=特定電圧)があるのでは無くある程度の範囲があるので、そこの領域を使って波長を変える=色合いが変化するのです。 但し、変化させる=高効率や長寿命を外す ことになるので、電気屋から見たら市販品としては余り使いたくないものです。但し、販売面から見ると、他と違ったことを売りにしたいのも分かります。 PIAAなので、ある程度マージンが取ってあって、数日で壊れないと思いますが、明日壊れても文句は言えません。通常ですと数年持つものが、遊ぶことによって数ヶ月になっても、それは利用者が認識したことになっているので、文句は言えないのです。よって、私は、余り使いたくないのです。 (それに踊らされて飛びつくのは、○○な消費者ですが)
お礼
では私もその○○な消費者ということになるのでしょうね(私に言わせれば自分の価値観だけで他人を○○扱いする方がよっぽど○○だと思いますけど。ひょっとしてライバル会社の市○工業とか○糸製作所の社員さんですか?)。まぁモノ自体4万円程度ですし、壊れると言ってもバーナー替えれば済む話なので購入の方向で進みたいと思います。ありがとうございました。
補足
実はこの商品を知ったきっかけは、実際に装着されている方に昨日お会いして見せてもらったことです。クルマはエスティマハイブリッドで純正のバーナーのままで、PIAAの装置を付けてから2年になるそうですがバーナー交換したことはないそうです。
- bonboy
- ベストアンサー率30% (150/494)
ケルビン数を決めているのは、バルブです。 バラストは、定電圧回路です。 バラストは、電流、電圧を一定に保つ為の物です。 バラストの無いハロゲンバルブのケルビンもすべてバルブで変わりますよね。
補足
私もそのように理解していたのですが、下のような製品を発見してしまい、バラストからの出力電圧・電流で制御も可なのかと思うようになり、質問させていただいた次第です。 <http://www.piaa.co.jp/products/car/hid/> この中の「Three Stage バラストセット」というものです。 また、回答3のご意見もご参照ください。 もし追加のご回答が可能でしたらよろしくお願いします。
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補足
ご回答ありがとうございました。ここまでのお三方のご回答を総合すると、バラストの電源制御とバーナーの交換の両方でケルビン数は変えられるということでよろしいのでしょうか? 街中では照明があるので明るいから見た目重視で6000K、山奥等の暗い場所や降雨時には視認性を高めるためW数も高い4500K(確かにPIAAではケルビン数は明示されていないのであくまで想定ですが)に切替える、という使い方に魅力を感じるのは私だけなんですかねぇ(笑