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オウムやインコは何語でも真似できるの?
口内の作りがヒトに似てるんだそうですが、 アラビア語の喉頭音とか、 アフリカ奥地で使われる吸着音や入破音とかも真似できるんでしょうか?
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● > 口内の作りがヒトに似てるんだそうですが、 まず蛇足で 恐縮ながら、m(_ _)m インコ・オウム類には、確かに ヒトの舌を思わせる立派な舌があり、口腔内の構造が似ているとは思います。ですが、鳥の発声は、気管支のところにある 「鳴管」 (下記引用1) と呼ばれる器官で行われますので、鳥の人 (の声) 真似には、機能・構造的には、この鳴管の構造や発達具合の方が より効いているように考えます (下記引用2・3)。 実際、他の真似をする鳥 (九官鳥 など) では、口腔内の構造は、インコ・オウム類とは かなり異なります。英語を話すオウム (ヨウムでした) でも、「R」 と 「L」 の発音は、舌の使い方で発音し分けているわけでは無いようです。 1) 5.野鳥はなぜ鳴くの (野鳥質問箱) ↑ 「鳴管」 については、ページ下部をご覧下さい。 http://www.ne.jp/asahi/ichihara/shizen/ikimono/qabird/frame-qabird.htm 2) なぜ人の言葉をマネできる?オウムやインコの不思議な力 (web R25) http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20081204-90005749-r25 3) インコはなぜしゃべれる? (朝日新聞) http://www.asahi.com/shimbun/nie/tamate/kiji/20120116.html また、真似をする鳥には、身体の構造的な面以外にも、その音声 (言葉だけでなく、音楽・擬音 なども含む) を真似たい (自らの歌のレパートリーに取り込むことで メスへのアピールを有利にさせる、音声を真似ることで 飼い主の関心を引く・飼い主とより良いコミュニケーションを取る など) という知性・意欲に富む という面もあります。 ● > アラビア語の喉頭音とか、 > アフリカ奥地で使われる吸着音や入破音とかも真似できるんでしょうか? 本題のこちらについては、残念ながら 推測でしか申し上げられませんが、m(_ _)m 前述のようにインコ・オウム類の真似が、元々、ヒトの発声法とは一致しない方法で行われている訳ですから、ご指摘の「アラビア語の喉頭音」 「アフリカ奥地で使われる吸着音や入破音」 も、「それらしき音」 には肉薄できるのではないか と、希望的観測込みで 推測致します。 最後に、おまけで、コトドリ という驚異的に物真似上手の鳥の動画を 下記に貼らせて頂きます。野生の鳥ですが、ワライカワセミの声やら、カメラのシャッター音・チェーンソーの稼働音やら、もう何でもアリです。^ ^; 4) Amazing! Bird sounds from the lyre bird - David Attenborough - BBC wildlife (YouTube) ↑ 解説は英語ですが、分かりやすいと思います。 http://www.youtube.com/watch?v=VjE0Kdfos4Y 今回引用のサイト・動画は、全てよそさまのサイト・動画です。ありがとうございます。m(_ _)m
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- mizukiyuli
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できるんじゃないですか? 電話の呼び出し音とかも真似できますし。
お礼
人間が出せるような音は余裕なのかも知れません
出来るがな、 生まれて1ヶ月位の日本人の赤ちゃんをアフリカ奥地の原住民に育てらすと何語で喋るかな。
補足
舌がない奇形だと厳しいかも。。
お礼
大変分かりやすい説明に感謝します 動画を見て少し感動しました まるでラジカセのようです。 これならば、人間に出せるような音は 全部返してきそうな気がします