具体的な借入可能額を知りたい

質問

住宅購入を検討していて、最近ネットで物件情報を見ているとことですが、
自分がいくら借りられるのかがイマイチわからず、探すにもどのくらいの価格を検討するか迷っています。
大体年収の５倍くらいまでみたいですが、実際はその人の属性によっても違うようですので、
もっと具体的に知って購入物件を検討したいと思っています。

ネット銀行で仮審査を受けられるようですが、この結果はほぼ妥当と判断して良いのでしょうか。
調べてるとネット銀行の事前審査はあてにならない、等の書き込みも見ました。

直接銀行に行って、相談するのが一番良いのでしょう。
銀行にはお金を預ける、引き出すくらいしか行ったことも無いので、正直不安です。

やたらに事前審査をすると実際に審査を受ける際に不利になることはあるのでしょうか。

よろしくお願いします。

回答No.1

86tarou

借りられる金額というのは、収入と年齢によって決まってきます。年収の５倍借りても、定年間際では返済出来ないことは簡単に理解出来るかと思います。金融機関によって当然違いますが、収入の30％までの返済で定年＋α（10年前後）程度が限界でしょうか（変動金利）。あとは不動産の担保価値によっても制限が掛かります。新築なら100％まで借りられる可能性がありますが、中古だとそこまでは難しいかもしれません。

ただ、これは借入可能額であり無理なく払えるローンとは大きな開きがあります。なので、限度額まで借りるのはお勧め出来ません。借りられれば完済出来るなんて保証はなく、あくまで完済出来てのローンです。無理なローンで返済出来なくなり、破綻して家を失い借金だけが残るようでは本末転倒になりかねませんので。
具体的には収入の20～25％を返済に充て、定年までの全期間固定金利で借りられる金額にしておきます。これでも繰上返済は必須であり、10年程度は短縮して完済後は老後資金の貯蓄に充てたいところです（年金だけでは生活出来ない可能性高し）。変動金利を選択するにしても全期間固定金利でも無理のない試算にしておき、その上で差額は貯蓄して将来の金利上昇に備えないと安心出来ないでしょう。
収入から返済額を決めましたが、現在の家賃からの考察も必要です。家賃より数万円少ない返済額にしておくと、今と同じ家計状態になります。これは今まで掛からなかった固定資産税（年10万円～）や修繕費用（10～20年毎に100万円単位、マンションの場合は修繕積立金や管理費等）が掛かるようになるからです。毎月掛からない費用は、毎月積み立てるように計上しておくと安心です。
購入諸費用（物件価格の５～10％程度）は厳禁が必要ですが、頭金も用意しないといけません。物件価格の20～30％以上は欲しく、ローン残高＞物件価格にならないようにしておきます。こうしておくことによっていつでも売却して清算出来、いざという時に困ることがありません。これが逆だと返済に困った時、差額を現金で用意しないと売ることすら出来ません。頭金がないなら、先ずはそれを貯めることから始めます。家の購入は一朝一夕では出来ず、５年先10年先に目標を定めその間に不動産やローンのことについて勉強しましょう。不動産屋にローンまで任せたりせず、出来るだけ多くの金融機関に相談して金利の低い（総支払額の少ない）所を自分で判断出来るようにしておきます。
http://www.hownes.com/loan/sim/

人生を左右する借金をするのですから、この程度のリスクヘッジは必要だと思いますよ。闇雲に年収の５倍とか35年ローンは避け、無理のないローンにしておきましょう。変動金利で今は払えるとか少し無理すればというのもお勧め出来ません。無理のないローンで外食や旅行も出来る方が良いですよね？