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サンタの煙突について

低温火災対策について教えて下さい。 私の薪ストーブ用の煙突は、サンタでおなじみの角形煙突です。それは木造(軸)で角形を形成していますが、内側にケイカル板をびっしり張っています。その中心に外径200ミリの二重断熱煙突を貫通しています。内壁のケイカル板と煙突の表面までの距離は150ミリあります。 その150ミリの空間は、多分、最高で200℃近くまで上昇していると思われます。そこで低温火災の心配もありますので、150ミリの空間に、岩綿断熱材をびっしり充填しようと考えていますが、効果はあるものでしょうか。角形煙突の内側には、これ以上、難燃材等を張りたくはありません。断熱効果があれば暖房時期が終わったら、上からちぎった岩綿を充填しようと思います。充填深さ(低温火災が心配な長さ)は約3メートルあります。以上よろしくお願いいたします。

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  • oobo
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回答No.2

>その150ミリの空間は、多分、最高で200℃近くまで上昇していると思われます。 シミュレーション計算をされた結果ですか? 一般的な状況から考えると、密閉空間でない限り二重断熱煙突の周囲が200℃になることは考えられません。 密閉空間だとすると、断熱材を充填することは有効です。 #1さんの回答は誤解を招きやすいので補足しておくと。熱伝導がほとんど無視できるほど距離を開けられる場合は空間距離が有効です。 しかし150mm程度は空間で熱伝導が生じますので、空間距離は断熱に有効ではありません。 この程度の空間距離ではロックウールの断熱能力の1/10程度ですから200℃の煙突から発する熱を遮断する効果は不足します。 断熱材は内部の空間が細部に分断されて始めて熱伝導を遮断できます。 空気そのものは熱伝導体です! 先日も安易に空間距離で断熱が十分だと誤解していた薪ストーブユーザーのお宅で火事が発生しました。 間違った知識を信じた場合に災害が発生しても、信じた本人の責任になりますのでくれぐれも慎重に情報は収集してください。 輻射板とは熱を発する際に使用する素材ですから断熱の場合は該当しませんし、反射板は局所集熱を招く恐れがありますので危険です。 今回の場合は岩綿(ロックウール)を予定通りに充填することをお勧めします。 専門の技術者ではありますが職務としていませんので経験者としました。

bonzin
質問者

お礼

「多分、最高で200℃近くまで上昇していると思われます」と書きましたのは、完全な手の平を触れた感触からの推定です。この冬に、相当な高温で焚いた際、一部露出している二重煙突部分の温度から推定したものです。 この内容を参考にして、シーズンオフになったら岩綿を効果的に充填しようと思います。それと同時に、空間部分の温度が監視できるように、温度計の1本も常設して置こうと思います。家が灰になる前に。ご丁寧な説明をありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

断熱材の構造ってご存知ですよね? 内部に空気を蓄えるようになっていて、それが断熱層を形成するんです。 従って、断熱材を隙間無くぎっちり詰め込んだら、それは、断熱材ではなく、伝熱材に変わってしまうんですよ。 空間的距離に勝る断熱は、建材では、無かったと思いますよ。 空間的距離に勝る方法を採るとすれば、熱を反射させるための、輻射版や反射板を設置しなければなりませんが、これらは、反射率を維持する為に、常に清浄にしておかなければなりませんので、煙突には不向きですね。 ロックウールもグラスウールも、断熱効果を発揮する根本は、空気の層だと言う事を、ご理解頂ければ宜しいかと思います。 ちなみに、ケイカル板の表面にアルミを張るのは、止めた方が良いですよ。 詳しいメカニズムは判りませんが、集熱効果を引き起こす事があります。

bonzin
質問者

補足

煙突屋さんの話しを曲解していたようです。「びっしり」とは、空気層を潰さない程度に、ふんわりと詰め込むことであったようです。それでも、空間的距離には叶わないので、入れない方が良いという意味でしょうか。よろしくお願いいたします。

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