こんばんは。
高校で非常勤講師をしています。
私が先生になったのは、
自分が先生に教わったことで、
その道に進もうと進路なり未来を考えるきっかけができた事が大きかったです。
書道の先生でした。
私は書道教室に通ってたのですが、
最初はイヤイヤ行ってたのに、上達していくことが嬉しくて楽しくて。
続けて行くことで得意な物ができて、それが自信になったことで
自分にも自信がもてるようになりました。
私も、私が先生とであったことで道が開けたように、
今度は、自分と出会ったことで、
そのコたちが将来の道や夢を見つけるきっかけになれたらいいな…と思うようになりました。
それは、べつに自分と同じ書道じゃなくても良くて、
例えば、たまたま話したことでそのコが何かを見つけられれば…。
自分が伝えたことが少しでもそのコたちの役に立てれば…と思っています^u^
100人中1人でもいいんです。
それができたら、自分の存在理由にもなるので。
いろいろ経験して、大人になったからこそわかる物事はたくさんあって、
自分が学生の時にこういうことを教わってたら、知ってたらよかったなぁ…と思ったことを
できるだけたくさん伝えたいという思いがあり、そこに重きをおいています。
だから、あいさつとか、マナーを守るとかっていう、
人として大事な事柄の方に力を入れちゃっているかもしれません^^;
(もちろん、書道もちゃんと教えてますよwww)
また、
私は学校の先生というよりは、
教室の先生を目指しているので方向性がことなるかもしれませんが、
他の方もおっしゃっているように、
教える側になることで、自分も学ぶ場だとも考えています。
先生って、どの生徒に対しても平等に接するのが基本中の基本だと思います。
たとえそれが、自分の苦手なタイプであっても。
どんなに見ても理解しがたいタイプであっても。です。
今まで、自分が接したことのない(避けて来た)コでも、
そんな私情は関係なく、とにかく真正面からぶつからないとどうにもならなくなります。
そこを避けてる先生は、生徒から認めて貰えず、
いくらこちら側が要求しても、生徒は応えてくれません。
(当たり前だと思いますが。)
だから、まずは、とにかく割り切ってでも
そうやって生徒と接する勇気と根性と覚悟で挑まなければなりません。
そこに行くだけでもかなりしんどいですから^^;
私は今年で9年目になりますけど、
今でも、毎回そうやって喝を入れてやってますから。。。
結果的に、
安定とか収入とかで、なんの覚悟もなく先生になってもその心は態度に出て、
そして生徒はそれを敏感に感じ取りますので、
まったく相手にされない先生になるだけだと思います。
どの職業にも言えることですが、
対人関係が上手く行かないのが一番キツいです。
学校の先生は、対人(生徒・先生・保護者)がた~くさん。。。
その大半が生徒ですからねぇ…。
ま、教育実習とかでまずは現場を体験してみるのがいいでしょうね。
そこで、まず半分以上の人が目指さなくなります(苦笑)
子供も、親も、そして教員免許を軽い気持ちでとる学生も、
みんな、そういう思いで仕事している先生を舐めてる節があるのが残念ですね…。
私は、教員になろうとは思っていません。
教員の先生方のマジメさ、正義感、優しさ、苦労、仕事量など
いろんな意味での過酷さを間近でみているので、自分には無理だと思うからです。
そんな根性も覚悟もないんだと思います。
非常勤講師だから続けていけてるんだろうなと思っています。
だから先生達を尊敬しています。
もちろん、残念ながら、中にはヒドい先生もいますけどね…。
少しでもご参考になれば幸いです。