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無線LANの複数のAP設置の方法について
教室のような形で30台位のPCを無線LANで接続しようと思っています。負荷を分散したいのでAPを2台設置しようと思うのですが、一カ所で2つのAPを設置した事が無いのでお聞きします。こういった場合、SSIDを同じにしてローミングできる様にしておいたほうがいいのか、別SSIDにしたほうがいいのかおしえて頂ければ助かります。また、片方に集中しては意味が無いのですがネットで調べてみたら、高機能機にはロードバランス機能で台数制限ができるようですが、安いのには無いようなのでMACアドレス制限で台数制限をする手があるとありました。部屋の大きさにもよるのでしょうが部屋は小さい事を前提でいい手があったらよろしくお願いします。
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- chie65536(@chie65535)
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APは1台でも2台でも変わりません。 何故なら「同時に使える無線のチャンネル数は変わらない」からです。 「APが2台だとチャンネルの奪い合いが起きて、1台よりも速度が落ちる」ので、1台の方がマシです。 やるなら IEEE 802.11aのAPを1台と、11aの最大チャネル数である8台分の11aのPCを用意 IEEE 802.11g/nのAPを1台と、11g/nの最大チャネル数である3台分の11g/nのPCを用意 のように「周波数が重ならないように工夫」すれば、同一空間で11台分(11aで8台、11g/nで3台)の同時通信が出来ます。 もし、同じ周波数、同じ方式を使うAPが2台以上あると、2台のAPが「チャネルの奪い合い」をして、スループットが著しく低下します。 なので、上記のように「aとg/nの周波数を同時使用する場合」には、APは「11aのみ使用」とか「11g/nのみ使用」とか、使う周波数帯を1つに限定する機能が付いたAPを購入しないといけません。 じゃないと、2台のAPで「電波の取り合い」が起きます。 「機器を増やしても電波は増えない」と言うのをお忘れなく。
負荷を分散する為・・・ ネットワークが1回線ならば、まず何台APを用意してもそこがボトルネックになるので、30台なら最低でも光100Mbpsは必要でしょう。何に使うかによりますが。 次に負荷がかかるのはAPです。AP1台あたりPC8~10台が限界かな?15台でも接続はできると思いますが、頻繁にネットアクセスするならAP3台は欲しいところですね。様子みながら増設という方法でもいいかもしれません。 APに使うルーターは、それなりの製品を使いましょう。NECのATERMとか家電屋で1万円程度が最低ラインです。10台ほどのPCの処理を行うので2千円みたいなヤツは負荷がかかった際にパフォーマンスが低下したり最悪フリーズする可能性が高くなります。 仮に3台APを用意して、1APあたり10台のPCと限定するならば、MACアドレスフィルタリングで端末を10台分登録しましょう。 周波数ごとに、プライマリとセカンダリが用意できるので、通常ならば1APに4つSSIDが設定できます。管理と登録が多少面倒ですが、あまり増減しないのであれば最初にちょっと頑張って1SSIDに3台から4台ずつMACアドレス登録するのがベストです。 ただ、違うSSIDでも同じAPに入ってくるわけで、苦労して振り分けた割にはあまり体感できる効果はないかも。 MACアドレスフィルタリングするなら、3台のAPをあえて同じSSIDにする必要はありません。変えておいたほうが見分けやすいでしょう。ただAPのチャンネルは固定にして分けておいたほうがいいですね。これは電波の干渉を防ぐためですが、混在させると端末-AP間の速度が落ちるので、これはやっておくべき設定だと思います。 まとめると APは3台。各APのSSIDは2つから4つに分ける。 各SSIDの使用チャンネルは固定で、1,5,9,13チャンネルのように干渉を防ぐ MACアドレスフィルタリングで、各SSIDごとに3台から5台程度分けて登録する。 こんな感じでしょうか。 ご参考まで。
補足
ありがとうございます。ネット回線のスピードは覚悟の上です。APがフリーズするのが一番の心配事ですので大変参考になりました。周波数毎にプライマリとセカンダリとありますが、いつもバッファローのパーソナル向け製品を使っていますがそういった設定を見たことがありません。あまり効果はないかもとの事ですのでとりあえず、2台で別SSIDにしてチャンネルを固定で分け、MACアドレスフィルタリングで2台のAPを分けようかと思いました。やっぱりATERMのほうがお勧めですか?
お礼
ありがとうございました。とりあえす、スループットの低下は大きな問題では無く、負荷によるAPのフリーズを心配しています。