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日銀の政策について
今、日銀は、銀行から国債を買って銀行にマネーを流入してますよね。今、ファイナンシャルプランナーの勉強をしているのですが、市場が潤って、金利が下がる(買いオペレーション)と習いました。しかし、今、住宅ローン金利が上がるのではないかとも言われています。あべこべの気がするのですが・・・。円安はガソリンが高くなり外国にお金が出ていき足りなくなり金利が上昇するともならいました。買いオペレーションをしているのに金利が上がり、しかも円安ってさっぱり意味がわからなくなりました。どう理解したらいいのでしょうか。誰かわかりやすく教えて貰えませんか?宜しくお願い致します。
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- fujic-1990
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門外漢ですので、ファイナンシャルプランナーを勉強している方に経済を語るのはいかがかという気もしますが、推測を。 資本主義国の価格は、基本的に需要と供給で決まりますので、欲しがるライバルが多くなれば競争になって上がります。だから、金利があがるということは借金競争が激化している(あるいは激化すると予想される)ということだろうと、推測できます。 ナニとの競争が激化しそうなのだろうかと考えると・・・ 。 買いオペを実施すると、市場に「円」が大量に流入することになりますので金利は下がります、というのが教科書的説明です。 しかし、新聞などマスコミの説明によると、「日本の銀行が国債を買っていたのは"円"資金が不足だったからではなく(不足なら国債も買えない)、投資先がないからだ」と説明してきました。 銀行が金庫の中に円を山積みしていても、利息はつきません。が、預金者には雀の涙程度でも、利息をつけなければならないから、利息が付くものに投資する必要があったのです。 そして、投資した元金が返ってこないようでは困るので、返済が確実なものでなければならなかったのです。 そうすると国債が一番だから国債が買われていた、それだけです(マスコミの説明を信じると)。 そんな中で、唯一と言ってよい投資先が住宅ローンだったのですねぇ。 住宅ローン利用者には住宅ローン減税など優遇政策も採られており、ほかの業種よりも返済してくれそうでした。 事業用資産はその事業を営む特殊な人にしか売れませんが、住宅なら誰にでも売れますから、担保にも取りやすいですし。 で、金利を安くしてでも、極力住宅ローンを借りてもらう(金利を払ってもらう)必要があったのです。 ところが、アベノミクスで資金需要がふえそうなのです。企業から高い金利が取れそうなのです、返済も確かなものになりそうなのです。賃金が上がって、だまっていても住宅ローンの申し込みは増えそうなのです。 という状況下で、質問者さんが銀行の経営者なら、安い金利で住宅ローンを貸し続ける必要を感じますか?、という話になりますよね。 > 円安はガソリンが高くなり外国にお金が出ていき足りなくなり金利が上昇 円安になっても、ガソリンは円で買われているわけではないので、円が外に出て行くということはありません。 したがって、「ガソリンが高くなり外国にお金(円)が出ていき(円)が足りなくな」るということはないのです。 住宅ローンの金利上昇を考えるとき、円安は忘れた方がいいのではないでしょうか。
お礼
実態経済と勉強とは分けて考えるようにします。あくまでも、勉強は試験の合格に向けて頑張ります。有り難う御座いました。でも、なんか腑に落ちない部分もありますよね。試験頑張ります!