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日銀の国債買取について
黒田日銀総裁の国債買取について初歩的な質問ですが、箇条書きしましたのでご教授お願いします。 1.これはいわゆる「買いオペ」のことですか? 2.今回、国債市場で日銀が国債を買う行為は、国債を持っている銀行が国債を売りたくなるような価格を提示するということですか? 3.2のとおりだとすると、今回国債を売る銀行は利益が生じるということですか? 4..国債を売るかどうかは銀行の自由ですか?
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補足:日本政府が発行する国債の種類は 3ヶ月・6ヶ月・1年(財務省証券・割引) 2年・5年(中期国債・利付) 10年(長期国債・利付) 20年・30年・40年(超長期国債・利付) 3年・5年(個人向け国債・固定利付) 10年(個人向け国債・変動利付) 15年(物価連動国債・固定利付<元本連動>) 15年(変動利付国債) からなっています。 この内財務省証券と物価連動国債・15年変動利付国債は個人保有禁止・額面1億円単位、個人向け国債は個人のみ保有可能・額面1万円単位、その他が誰でも保有可能・額面5万円単位です。 この他利付国債のクーポンを切り離した「ストリップス債」(切離すには財務省の承認と源泉課税が必要、利札も国債だから5万円単位になる必要あり、個人保有禁止)もあります。 これらの国債は東京市場(東証)で売買されており、1本100万円単位(通常は1億円単位)で取引可能です(個人向け国債は法人保有禁止だから取引所売買出来ず私設市場か相対取引、政府買い戻しによるしか処分出来ません)。 100万円未満の単位は全て市場価格により証券会社が買い取る上場仕切取引(相対取引)となります。
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- simotani
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基本的には買いオペです。 競争入札になります。従って売りたい値段を入札します。が、安い(利回りが高い)方から購入決定する為、希望通りになるかは微妙です。ただ、落札無しになると、今後の国債引受に支障が出る為、ある程度の妥協はします。 入札対象が複数の場合価格較差(イールドカーブからの価格差)での入札となります。 基本的に損失が出る値段での入札には応じません。例えば残存3年の国債の場合ですと、5年以上の年限でしか政府は売り出さない為5年債を手元で温めたものになります。5年債も最近はクーポン0.2%に下がりましたが、以前は0.5程度でしたので売却に際して利益が確定します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れて申し訳ありません。 すみませんが、以下の部分をもう少し解説してください。 「例えば残存3年の国債の場合ですと、5年以上の年限でしか政府は売り出さない為5年債を手元で温めたものになります。」
お礼
ご回答ありがとうございます。 自分でも国債について勉強してみます。