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特別支援コーディネーター
特別支援コーディネーターの職掌は、支援級の担任をサポートするよりも、むしろ通常級にいる障害児への支援を担任などにサポートしたり、外部との連携を図るのが主だと聞きました。本当でしょうか。 またそれがわかる文書などがあれば教えてください。よろしくお願いします。
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こんにちは。現代教育現場において特別支援を要する子どもの数の増加は、そのまま特別支援教育が担う重要性を物語っています。それは即ち、特別支援コーディネーターが果たす役割も大きいと言うことですね。 という、現状がありまして…。質問者さんの「むしろ通常級にいる障害児への支援を担任などにサポートしたり、外部との連携を図るのが主だと聞きました」は大筋では合っています。もう少し詳しく書かせてもらいますと、その学校(勤務校)に特別支援学級が設置されている場合は自校の通常学級にいる支援児童の保護者とのパイプ役になります。もし、自校に支援学級が無い場合は、近隣の設置されている学校との連絡調整が必要となってきます。 また、地域によって差はありますが学校へ巡回してくれるカウンセラーや通級学級への手配や連絡といった細々とした(でも重要な)仕事や、就学指導委員会での所見を語ってもらうなどの重要な役割があります。 さて、パイプ役、といっても連絡だけしていればいいというのではなく、支援児童ともそうですがその保護者とも積極的に関わっていくことが求められています。それは通常学級にいる支援児童の保護者にありがちな「うちの子は支援学級にやりたくない」という意識を持つ方が多いからです。そういう親御さん達に支援学級の良さや必要性を理解してもらうには信頼関係がないと難しいからです。逆に言えば、信頼関係が構築されたなら就学指導がスムーズに行くことも多いのです。(全てとはいきませんが…) もちろん就学指導はコーディネーターだけではなく、校長以下多くの職員のみなさんの力を持ってあたるわけですが中心になってくるのはコーディネーターです。特別支援指導の体制として「コーディネーターに任せきりというのは良くないとは思いますが、コーディネーターがそれなりの見識と責任感と実行力を持った方でないと学校としても学級担任としても、とても困ってしまうのです。 ですので、もしあなたがそのようなお立場になられるようなら、ぜひとも現場第一主義で仕事をなさっていただけたら幸いです。信頼されるコーディネーターさんになられますように。
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- sarahbeeze
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市町村によって少しずつ内容が異なると思います。支援担任へのサポートを行うところもあれば、学校全体の支援教育の計画を立てるというところもあります。
お礼
市町村によって違うのですか。支援級担任のサポートを行うこともあながち除外するものではないのですね。勉強になりました。どうもありがとうございました。
お礼
詳しい説明をどうもありがとうございます。 ただし、私のことではありません。知人が資格も経験も見識もあるのにその任に就けず、他の素人の新任情緒級担任が兼務を命じられたことについての嘆きの中で、この問題が出て来たのです。昨年も同じ経緯で、多くの子どもが犠牲になったそうです。