現場の人間が特性を知らない。多いですね、よく耳にします。そしてトラブルも。
『育児』は子どもが親を育てるのだ、とも言われます。子どもによって、親が『親らしく』されていくのだと思うのです。これと同じで、教諭も『先生』と呼ばれ・生徒や保護者から慕われて、初めて『先生らしく』なるのだと思います。担任は選べませんからね。どんな人が来たって、親が『先生を育てる』くらいのつもりで、上手に操作していく必要があるかと。
先生が特性を知らない・理解ゼロ・・なので、親が学校側に説明会を開く・・くらいのことをやっています。障害と言っても、個体差も大きいです。専門書にある、そのままの特性を持つ子だとは限りません。うちの子の場合はこの部分は強く出ています。ですがここの部分はあまりありません。などと、手取り足取り説明、です。
そして、教師向け(クラス運営)の障害児教育の専門書などを個人で購入し、それを毎年、先生に貸し出ししています。これ、いつかうちの子で先生が困ったときに、きっと役に立ちますから、トイレにでも、枕元にでも、置いておいてください。暇なときで結構ですから、パラパラと見ていただけたら。と言って、強制貸し出しをしてます。学期ごとに、あの本を一度戻してください。今度はこちらを置いておいてください・・これもいい本ですので・・と、また強制的に本をお取替え。
テレビ放送や講演会での録画・資料・文章なども保存しておき、先生に伝えやすいものはコピーしてお渡しします。良かったら見てください。わかりやすいと思います、って。
読むか・読まないか・見るか・見ないか・・は先生次第です。でも、やはり教師たるもの、つまづいたら、見ることもあると思います。そのとき、きっとハッとすると思います。
ポイントは教師の鼻を折らないことです。『親でさえ、放り出したくなるような大変な子です。きっと先生なら、他のお子さんも一緒に見ながら勉強も教えているわけだし、本当に大変な思いをされていると思います。ですから、これらが少しでも先生のお役に立てたら・・と思っています』。というスタンスで。決して『こうしてやってよね』という『注文』をしているのではなく、『こうやるとスムーズなんです』と『提案』している・・という姿勢をとるのがポイントだと思います。
本当に先生って大変だと思います、特別支援の勉強もしないまま、現場を持たされるなんて、まるで、『フツーの主婦がフランス料理の厨房に放り込まれシェフにされた』ようなものかと。
こういう場合、教諭歴は関係ないと断言できます。たとえ何十年主婦をやって御飯を毎日作っていたって、フランス料理のシェフはできないのと同じです。プライドを壊さず、イチから教えるしかないと思います。
お礼
親はあきらめられないので努力します。ご回答ありがとうございました。
補足
お願いということで、お手紙も書いてみたのですが全くのスルーでお返事もいただけず、お母さん変です。ともかえらず、困っています。 経験者ということで伺います。 そういう先生のときどのように対処されてこられましたか?