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国民年金の未納期間について
私は34歳の会社員です。 私は22歳から31歳までずっとアルバイトで生活をしていました。 国民年金を払ったのは28歳から31歳までの3年のみです。 今は蓄えがあるので未納期間も支払いたいのですが、 現在から遡って2年分しか支払えないのでしょうか? 2年前となると正社員になっているので厚生年金に切り替わっているのですが… 1.未払い期間分、一気に支払う事はもう不可能なのでしょうか? 2.「国民年金の受け取りは**年納めた人だけ」と聞いたのですが、仮に40年納めなければならないとして、20年しか納めずに定年迎えた人は払い損のまま貰えないのでしょうか? 3.私の身にふりかかる、未払いによるデメリットも知りたいです…すみません
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- simotani
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平成24年10月より特例納付がスタートしました。 納付時点で過去10年分限定ですが、免除追納と同じ料率で納付可能です。 手続きは年金事務所で行います。尚年金事務所自体は現金受け払いをしませんから、納付書を持参して銀行やコンビニ(納付書1枚当たり30万円以内の場合のみ可能)で払い込みます。銀行・郵便局の窓口で支払う場合、現金持参で一回当たり10万円以上ならば本人確認書類が必要です(通帳から払い戻して支払うなら不要)。 未納のデメリットは障害年金の受給条件に「20歳の誕生月から初診迄の期間の内2/3以上を納付済・免除・若年特例で満たしている事」があります。例外規定の「120ヶ月の納付済・免除・若年特例があり老齢年金の受給資格が完成している事」が平成25年4月に発効する事に伴い「直近1年間に保険料の未納が無い事」は廃止されます(これまで300月未満だった為障害年金を受給出来ない場合でも120月を満たせば4月より受給可能になる経過措置もあります)。
長いですがよろしければご覧ください。 >1.未払い期間分、一気に支払う事はもう不可能なのでしょうか? 通常は時効にかかった保険料は納めることができません。 ただし、現在、「3年間の時限措置」として、「10年遡って」保険料を納めることができます。 『国民年金保険料の後納制度』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=6221 >2.「国民年金の受け取りは**年納めた人だけ」と聞いたのですが、仮に40年納めなければならないとして、20年しか納めずに定年迎えた人は払い損のまま貰えないのでしょうか? はい、「受給資格期間」に満たない場合は、「老齢【基礎】年金」「老齢【厚生】年金」は受給できません。 『受給資格期間』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=140 ただし、「障害年金」「遺族年金」などは、「受給要件」が違います。 『障害年金』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3225 『年金の受給(遺族年金)』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3228 なお、平成27年からになりますが、「老齢【基礎】年金」の受給資格期間が「10年」に短縮されます。 『Q.年金の受給資格期間を25年から10年に短縮する年金機能強化法が成立したと聞きました。後納保険料の納付申込みを検討していますが、年金の受給資格期間の短縮などについて詳しく知りたいのですが、どうすればいいですか。』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/faq/detail.jsp?id=6706&faq_genre=158 >3.私の身にふりかかる、未払いによるデメリットも知りたいです… ○「老齢【基礎】年金」は、未納1年(12月)につき「40分の1」受給額が少なくなります。(デメリットといえばこれくらいでしょう。) 『老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3222 ○「老齢【厚生】年金」は、「老齢【基礎】年金」に上乗せされる年金ですから、「加入期間」「標準報酬月額」に応じて支給されます。(つまり、「老齢【基礎】年金」の受給額とは無関係です。) 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html 『第1号被保険者』(と関連リンク) http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152 『老齢厚生年金の受給要件・支給開始時期・計算方法』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3223 ○「障害年金」「遺族年金」は前述のとおり、受給要件が違います。 「2年前となると正社員になっている」とのことですから、今後の受給要件については特に影響はありません。 ----- (備考1.) 【仮に】、時効にかかっていない保険料がある場合は、(まずないとは思いますが)「強制徴収(差押え)」の可能性がゼロではありません。(第三者が「ない」と断言することはできません。) 「国民年金の保険料」の時効は2年ですが、「督促」を行うことでリセットされます。(ただし、1回のみ) 『国民年金の強制徴収とは』 http://www.hat.hi-ho.ne.jp/heart_thoughts/t/nenkin_kyousei.htm 『[PDF]平成24年5月末現在 国民年金保険料の納付率』 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002glr2-att/240731.pdf ※1頁の[(参考)強制徴収の実施状況(24年4月~5月)]を参照ください。 『年金強制徴収、15年から統合 歳入庁創設の政府案判明』 http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061101002091.html 『日本年金機構>全国の相談・手続窓口』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/index.jsp ----- (備考2.) 「後納制度」で納付した保険料も「社会保険料控除」の対象になります。 『国民年金(など)は、節税に使える!』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/merit4.html ※注意:雇い主が行うのは「確定申告」ではなく「年末調整」です。 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm 『所得税・住民税簡易計算機』 http://www.zeikin5.com/calc/ ※「収入が【給与のみ】」の場合の目安です。 ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します
- keirimas
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「後納制度」で 期限付きながら10年さかのぼって払うことができます http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=6221 40年丸々払わないと受給できないことはありません。従来、基礎年金の加入期間が25年に満たないと受給できませんでしたが、その期間が10年に短縮される見込みです。 未払いによるデメリットは受給額が少なくなるなど