まぁ惑星の場合は適当と言えば適当ですが(笑)
衛星の場合は、月と同様、自転周期と公転周期が一致して、ロックされている状態に移行している場合がほとんどです。その為、惑星に対して常に在る面を向けています。この惑星の直下点を、例えば火星ならSubMarsPointと言いますが、これが基準点になっています。惑星の場合は、赤道付近に位置する目立った地形を経度の基準点としています。この辺を決定する権限は、国際天文学会(IAU)にあります。ちなみに天体の命名や地形に関する命名権もIAUが持っています。で、惑星ごとにどういうシリーズで名前を付けるかなどが決まっています。例えば火星だと、山には各国語で”山”という意味の単語が当てられます。谷には同様各国語で”谷”という意味の単語が当てられます。(すなわち火星には、”yama"と言う名前の山や"tani"と言う名前の谷もあります)
、、、と、話がそれましたが、基準はそう言う基準です。あと、実は経度の付け方が地球とは逆になっています<そのほかの惑星地球は東回りに東経が刻まれていきますが、他の天体は西回りに刻んでいって居ます。これはもともと、天体望遠鏡で見ていたから、その方がわかりやすかったという理由です。
ちなみに惑星でも衛星でもない小天体の場合はどうか?と言う話になりますと、だいたいは3軸不当楕円体に近似して、自転軸と垂直な2軸のうち短い方の片方を、経度の起点としています。自転軸が大きく傾いていたら?等という場合もありますが、まぁまだそれほど沢山の小天体の形がわかっているわけではないので、これからまた試行錯誤が続くんだと思いますけどね。
お礼
なるほど わかりまいした! 有難う御座います。