電気調理器とガス調理

質問

この頃、オール電化の住宅が増えてきていますが、疑問があります。料理の味は同じなのでしょうか。色々考えてみましたが、大きな違いは、ガスは、フライパン全体を包み込む高温の空気が対流しているのに対し、電気は、周囲を
加熱しません。これは、豚肉をとんかつにした方が旨みが逃げないのと同じような気がしました。それと、温められた空気と周囲との気圧差は影響ないのでしょうか。
化学的に、証明する方法がありますか。メーカーは電磁波は人体に影響ないと言っていますが、味の事はあまり聞いた事がないので、よろしくお願い致します。

回答No.3

easylife · ベストアンサー

no.1さんのご回答、なるほどと思いました。
料理の経験がほとんどない私としては、とても勉強になります。

さて…、
どうなるか実験してみないと分かりませんが、味が異なる可能性は確かにあると思います（確信はできません）。
でもno.1さんのおっしゃるとおり、致命的な違いではないかもしれません。

科学的な証明ですが、科学における証明の方法には「演繹法（えんえきほう）」と「帰納法（きのうほう）」があります。
前者は簡単な（＝基本になる）法則から、いろいろ論理や計算を進めていって、答えに到達するという方法。
後者は、経験的に得られた幾つかの事実から、それらをまとめて法則化するものです。
ご指摘の電気コンロの性能を調査するような場合は（主に）後者でしょう。
一言で言うと、実験してみないと何ともいえません。
具体的な実験方法としては、モニターと呼ばれる実験協力者を5人くらい用意して、2つの味を食べ比べてもらい、味の違いを感じるかどうか質問するという方法が考えられると思います。
この方法は、臭い袋を用いた臭気の判定法として実際に使われているものです。
温度、料理の材料、時間等、いろいろ条件を変えながらテストするとよいでしょう。

コンロでフライパンを加熱するときみたいに開放系（密閉系の反対）では、空気は温めても圧は変化しないと考えていいです。
圧力ではなくて体積が変化します（体積が増えると、同時に密度が小さくなって浮力が生じ、上昇気流となります）。
気圧は主として、地面からの高度によって変化しますが、その変化が問題になるのは何百メートルも高さが変化するときだと思います。

～電磁波について～
世の中では電磁波、電磁波とよく言ってますが、より簡単な言葉で表現するなら「電磁波＝光」であり、「可視光」もその中に含まれます。
電磁波は、「電波」のようなものなら全然恐ろしくはないし、「γ線」（放射線の一種）のような超強力なものはとても危険です。
しかし、身の回りにあふれている電化製品、電線等から発せられている電磁波はほとんどが電波です。
電波は、厳密な意味では、人体に全く影響がないかどうかは分かっていませんが、大きな影響はないはずです。
それに、身の回りにあまりに電波があふれすぎていて、今さら電化製品を1つ2つ減らしたところで大した差はないような気もします。

マイクロ波、赤外線、紫外線を発生する機械も一部にはありますが、そういうものには、必ずそれら電磁波を使用している旨が説明書などに書いてあるはずです。
赤外線は熱に気を付ければ安全といっていいでしょう。
紫外線は、あまり体によくありませんが、弱いものだったらそれほど気にする必要はありません（特殊な病気の人を除く）。
太陽の光にもいっぱい含まれています。
マイクロ波は、水という物質を加熱する性質があるので使用法には多少気を付けなければなりませんが、そのことを除けば、特に危険ということはありません。
ちなみに同じ食材をフライパンと電子レンジで加熱したときの味の違いは、かなりあるだろうと思います。
フライパンだと食材の外から加熱するのに対し、電子レンジは中から加熱します。
食材の中に含まれている水が加熱されるからです。

回答No.2

0shiete

＞豚肉をとんかつにした方が旨みが逃げないのと同じような気がしました。

これは衣があるからではないですか？高温の空気が包み込むことは関係していないと思います。

回答No.1

o24hi

おはようございます。

　我が家はオール電化です。付ける前は火力が気になっていましたが，以前使っていたガスに比べて全然見劣りしないです。揚げ物も，普通に揚がりますよ。
　ただ，唯一の欠点は，フライパンを使う料理で「あおり」が出来ない事ぐらいですね。（ヒーターからフライパンを離すと加熱が一時的に止まりますから，こればかりはしょうがないですね。）

＞ガスは、フライパン全体を包み込む

　ガスもよほど小さい鍋やフライパンでないと，全体は包み込めないです。それに，揚げ物の場合，周りを炎が包み込むほど火力を上げると危険だと思います。ですから，条件は同じだと思いますが……