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日本女子代表は過渡期にあるのですか?
昨日のアルガルベ杯、なでしこジャパンは、ノルウェーに負けてしまいました。 ノルウェーも強豪国のようですが、やはり、負けたらくやしいです。 しかし、今回のなでしこジャパンの先発メンバー、名前を知られた実力者は、岩清水梓と川澄奈穂美の2人だけでした(なでしこに詳しい方は、もちろん、全員ご存知なのでしょうが)。 佐々木監督は、国際大会で若手に経験を積ませることを、一番の目的にしておられるのでしょうか? なでしこジャパンは、いま、過渡期にあるのでしょうか?
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サッカー好きです。 >佐々木監督は、国際大会で若手に経験を積ませることを、一番の目的にしておられるのでしょうか? その通りです。 女子に限らず男子もそうですが、サッカーの代表はワールドカップ本大会を中心に強化スケジュールを立てられます。 特に女子の場合はワールドカップもそうですが、オリンピックのプライオリティが非常に高い(って、言うかワールドカップ以上)のです。 それはオリンピックの代表が女子はフル代表、男子は年代別(U-23)だからです。 で、アルガルベカップですが昨年はフル代表で参戦しましたが、それはオリンピックの直前という事で「若手に経験を積ます」「新戦力の発掘」という事ではなく、純粋に「強化」「最後の仕上げ」的な位置づけで参加したからです。 で、結果は準優勝。 ドイツ相手に敗れはしましたが、病み上がりの澤の調整具合を見たり、本大会で優勝するには避けて通れないアメリカやドイツとガチンコで戦った事で露呈した課題を修正、準優勝という結果で得た自信を基にオリンピック本大会では銀メダルを獲得できました。 しかし今年はオリンピックの次年、ワールドカップまで2年というところですので「試す」という事になったのです。 現実的に日本は地理的な要因もあって、中々欧州や南米の強豪国とテストマッチが組めません。 逆に言えば、それだけ厳しい条件の元で世界一を狙える位置(FIFAランキング3位)にいること自体、サッカー界の常識で言えば驚愕に値します。 このような状況から、今大会は貴重な「新戦力の発掘」「若手に経験を積ます」貴重な大会なので参加する選手は選考からおのずとその目的に沿ったメンバーになったという事です。 >なでしこジャパンは、いま、過渡期にあるのでしょうか? と、言うよりは常に新陳代謝を繰り返していくことが正常な強化です。 明日はいよいよランキング2位の強豪ドイツ戦。 どのようなメンバーになるかは分かりませんが、いずれにせよ目的意識を持って戦ってもらいたいものですね。 それで得るものがあれば、結果は問わなくていいと思います。私個人としては。
お礼
とてもわかりやすい解説をいただき、有難うございます。 昨日のノルウェー戦は、序盤、何も出来ないまま、簡単に右サイドを崩されて、やられてしまった感じでした。 実況中継の中でもありましたが、せめて前半のうちに、1点でも返しておけば、試合展開は、わからなかったのですが。 実際、前半のうちに2枚交代して、鮫島彩が高い位置から、良いクロスを入れたりしたのですが、前で収まらず、決められなかった。 「れば」「たら」は、なしにして、次の試合、頑張って欲しいです。 仰るように、ドイツ戦のスタメンはわかりませんが、ひょっとしたら、若い、代表キャリアの浅い選手が、ドイツ相手に大化けして、ニューヒロイン誕生、となるかも知れませんし。 ご回答どうも有難うございました。