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夢のような話ですが、内容的に信じられますか?
シベリアにある、世界で4番目に大きい隕石クレーターには、世界の市場に今後3000年間にわたってダイヤモンドを供給できるほどの大量の「衝突ダイヤモンド」が存在している。 との記事を見ましたが、品質、埋蔵量どこまで信ぴょう性が有ると思いますか? 世界のダイヤモンドの稀少価値が下がり、市場相場が下がるのでしょうか? 宝石としての美しさや大きさや輝き等は、他の天然ダイヤモンドと同じだろうか? http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130220/wir13022013010003-n1.htm
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「今後3000年間に渡って」というのは、主に工業用のダイヤモンドの話でしょう。現在の工業用ダイヤモンドの使用量からすれば、3000年分ぐらいの供給量がある、ということです。 工業用としては、一粒が砂粒ほどの大きさであれば十分に大きいので、もっと微細な粒でもダイヤモンドカッターなどに利用できるのです。こういうダイヤモンドがたくさん取れるということでしょう。 宝飾品としてのダイヤモンドの値段に影響がでるとは思えません。宝飾品のダイヤモンドは、工業品に比べて、明らかに一粒が大きい必要がありますし、色・形・透明度のほかに職人によって作られるカットの加工技術によっても価格が違ってくるからです。 これらは単に結晶としてのものではなく、原石を加工した工芸品としての価値も含まれているのです。 ですから、工業用としての市場価格は変化があるかもしれませんが、宝飾品の相場が変化するとはいえないと思います。
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- SPROCKETER
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隕石の衝突で生成したダイヤモンドは粒径が小さく(1~2mm)、透明なものが少なく、品質が悪くて宝飾用には向かず、工業用ダイヤモンドとしての利用しか考えにくいようです。(以下リンク参照。) それでも、3000年間に渡って工業用ダイヤモンド市場に供給出来る量があるというのは、ロシアにとっては貴重な財産でしょう。 シベリアという地域は、もともと資源が豊富で、工業原料の産地として有名な場所ですから、今後も注目されるでしょうね。 ロシアにはシベリア以外にもダイヤモンドの産地が豊富に存在します。むしろ、ダイヤモンドがダブついて価格の暴落が起こらないように輸入規制などの市場操作がおこなわれているのが実態ではないでしょうか。
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ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 なるほど、アイやモンドは炭素の高温高圧で生成された純結晶のような物ですから・・・ その生成のメカニズムや小ささ、宝飾品としての価値や工業製品での利用について良く分かりました。 京セラの人工ダイヤモンドとは異なりますが、関連性や類似点等も含めて、大変、参考になりました。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 分かり易い解説とご考察にてお教え願い、大変、参考になりました。 心より感謝とお礼を申し上げます。